Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

通販購入者用郵便振込みスタート

2008年08月30日 | お客様へ
9月1日より弊社商品の通販の入金が
「郵便振込み」でも可能になりました


 日頃弊社商品をお求めいただき、誠にありがとうございます。通販で弊社商品をお求めいただいている皆様にお知らせ致します。
 これまで弊社商品を通販でお求めいただいている皆様には、「銀行振込み」「現金書留」のいずれかでご入金いただいておりましたが、新たにゆうちょ銀行の口座を設けましたので、2008年9月1日より「郵便振込み」でのご入金が可能になりました事をお知らせ致します。
 今後、弊社商品をお求めいただく場合、以下の3通りの中からお客様のご都合に合わせて入金方法を選んでいただき、電話でのお申し込みの際にお伝えいただきますようお願い致します。
 なお、いずれの場合も商品申し込みの際は、お手数をおかけ致しますが、必ず事前に弊社までお電話していただき、在庫確認と予約をお願い致します。

■郵便振込みでのご入金
 記号10090 番号13066541
 加入者名 ユ)クリエイティブデザインハザワグミ

 ゆうちょ銀行の口座をお持ちのお客様は、カードご利用で郵便局のATMからの振込み手数料は無料となります。(他のATMでは手数料がかかる場合があります)
 郵便局窓口にて通帳ご利用でのお振込みの際は、140円の手数料がかかります(電信振替)。
 ゆうちょ銀行の口座をお持ちでないお客様が、窓口にて現金で払込まれる場合は、525円(電信払込み)の手数料がかかります。

■銀行振込みでのご入金
 三井住友銀行 小石川支店(店番号813) 普通3635003
 口座名義 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

 銀行振込みでのご入金の方は、これまでと同様に上記口座にお願い致します。
 振込み手数料はお客様の負担となります。

■現金書留での送金
 現金書留でのご入金の方は、これまでと同様に弊社宛に直接送って下さい。その際、商品名、個数、代金、住所、氏名、電話番号を明記したメモの同封をお願い致します。
 送金のための送料はお客様の負担となります。

 不明な点等ございましたら弊社までお電話にてお問い合わせ下さい。今後とも購入者の皆様が商品をお求めいただきやすく、少しずつではありますが改善を検討していきたいと思っております。これからも弊社商品をよろしくお願い致します。

 現在弊社商品を予約されていて、入金がこれからという方で、「入金方法を郵便振込みに変更したい」とお考えの方は、お手数おかけ致しますが、事前にお電話、またはFAXにてご一報下さいますようお願い致します。

大戦争ゴジラお求めのお客様へ その2

2008年08月29日 | 新作商品情報
■大戦争ゴジラの注意とお願い
 もうすぐ発売の「大戦争ゴジラ」ですが、お求めのお客様に注意していただきたい点とお願いしたい点がいくつかあります。

「大戦争ゴジラ」は、ゴジラ、X星ベース、特製スタンドの3つのセット商品です。バラバラの状態で保管される場合は、各パーツを長期間くっついた状態で保管しますと、はがれにくくなってしまう場合がありますので、それぞれ別々にビニール袋等に入れるようにして下さい。
スタンドのポール部分、下部の円の部分はプラスチック製です。強い力をかけますと、折れたり欠けたりする場合があります。また、スタンドのキャップ部分はビニール製ですが、無理な力を入れますと破れやすくなりますのでこちらもご注意下さい。
ゴジラのお尻部分のポールの差し込み口にポールが差し込みにくい場合は、差し込み口をドライヤー等で人肌程度に温めると差し込みやすくなります。その際には温め過ぎにご注意下さい。
ゴジラ、X星ベースのソフビ部分は高温、高湿度の環境に長時間置いておきますと変形の可能性があります。特にベース部分は下部が水平にならなくなる時があります。その際はドライヤー等で人肌程度に温めて、机等の水平な所に置き、岩部分の突起が潰れない程度の重さの物を上に置き、冷えると水平に戻ります。

 上記の4つの点と、昨日お知らせした組立て方につきましては、これらを記載した説明書を用意致しました。今後のカラバリも含めまして、「大戦争ゴジラ」にはその説明書を毎回商品に同封する事にしましたので、お求めいただきましたら改めて熟読していただければ幸いです。

?この説明書のコピーを商品に同封させていただきます。ご確認下さい。

(2008.9.29更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラお求めのお客様へ

2008年08月28日 | 新作商品情報
■大戦争ゴジラの組立て方
 第一弾の「スタンダードカラー」が9月上旬完成・発売予定の「大戦争ゴジラ」ですが、すでにお知らせしてありますように特製スタンドとX星ベースとのセット商品となります。
 お求めいただくお客様には、ゴジラの「シェーポーズ」を楽しんでいただくために少しばかり組立てていただかなくてはなりません。どなたでも簡単にできますので、お求めいただいた際は、以下のような順序で組立てて楽しんでいただきたいと思います。


1 折りたたんである特製スタンドのポールを垂直に立てて下さい。
2 ポールについているビニールのキャップを真下に降ろして下さい。


3 ポールがぐらぐらしないようにキャップはしっかりととめて下さい。ゆるみがあるとポールが垂直にならず、ゴジラが倒れたり、ポールが折れやすくなりますのでご注意下さい。
4 X星ベースを穴から通してはめ込んで、真下に降ろして下さい。


5 ゴジラのポーズは、必ずスタンドに立てる前に先に決めておきます。
6 ポールの差し込み口を足がふさぐ事のないように確認して下さい。


7 差し込み口に対して垂直になるようにゴジラをはめ込んで下さい。
 これで完成です。

 保管のために元のようにバラバラにする時は、17の行程を逆に行なって下さい。

要注意ポイント
 組立て後にポーズを変える場合は、そのままで行なうと強い力でポールが折れてしまう場合がありますので、必ず一度スタンドのポールからゴジラを外してから行なって下さい。

(2008.9.29更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラ ブラウンバージョン

2008年08月26日 | 新作商品情報
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」
9月28日スーフェス47にて先行発売!!
9月29日から通販の受付けをスタート!!


 現在「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」の予約を受付中ですが、その次の第2弾のカラバリである「ブラウンバージョン」の発売のお知らせです。すでに、配付チラシ、雑誌等で先に告知しておりますが、改めて詳細をここでお知らせ致します。9月28,29日より発売開始となります。

?彩色サンプルのため商品の配色は一部変更になる場合があります。
 画像のようにもちろん今回もどちらのポーズでも楽しめます!



?左・ソフビ製のX星ベース、右・特製のプラスチック製スタンド

Gメモリーズセレクション
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」

●ソフトビニール製(スタンドのみプラスチック製) 塗装済み完成品
 ゴジラ、特製スタンド、X星ベースのセット商品
●全高約19センチメートル(ゴジラのみ)
 ベース、スタンド付属時全高約23センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 5880円(税込)(送料別)
●販売個数 50個(予定)
●登場作品 東宝映画『怪獣大戦争』1965年作品
 TM&(C)1965,2008 TOHO CO.,LTD.
●販売方法 9月28日スーパーフェスティバル47で先行発売
 9月29日より電話にて通販の受付を開始


 第2弾のカラーバリエーションの「大戦争ゴジラ」は成型色を茶色にした「ブラウンバージョン」です。ボディの一部には、ツヤ消しで薄めのダークブラウンをスプレーして昭和のゴジラの古さを「カッコかわいく」再現しました。
 このゴジラが登場する『怪獣大戦争』劇中での怪獣バトルでは、X星だけではなく地球でもゴジラが埃まみれになって戦うシーンが多く見られています。そういった意味も含めての配色にしております。
 もちろん今回も前回の「スタンダードカラー」同様に、劇中シーンのように特製スタンド(折りたたみ式)への装着により、空中姿勢で右手足を上にしての「シェーポーズ」、左手足を上にしての「シェーポーズ」のどちらも可能にしております。
 9月28日に開催されるスーパーフェスティバル47(東京・科学技術館)で先行発売をし、翌日より電話にて通販の一般受付を開始致します。

 なお、現在予約を受付けている「大戦争ゴジラ」は「スタンダードカラー」のみです。この「ブラウンバージョン」の受付はしておりませんのでご了承下さい。「ブラウンバージョン」をご希望の方は9月28日のスーフェス会場か、29日の電話での申し込みでお願い致します。

■9月29日電話での予約申し込みを希望される方
 9月29日13時より電話にて予約受付を開始致します。いつもの通販商品のように現金書留か銀行振込みでの入金となります。他の業務に支障が出ますのでくれぐれも13時前のお電話はご遠慮下さい。ご協力をお願い致します。
 TEL 03-5802-4316

(2010.7.5更新)
「大戦争ゴジラ ブラウンバージョン」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラ(造型)のこだわり その6

2008年08月25日 | 新作商品情報

?「大戦争ゴジラ」のために作ったスタンドとX星の地表をイメージしたベース(原型)。

■X星ベースと特製スタンド
 今回の「大戦争ゴジラ」は「シェーポーズ」を宙に浮いた状態で実現するために、ゴジラそのものを特製スタンドに差し込む形で商品化しました。
 特製スタンドは既製品としてあるものではなく、この「大戦争ゴジラ」のためにプラスチック製品専門の業者さんに発注し、生産してもらいました。ですから他の製品に合うものではありません。
 こういったソフビ怪獣をこの大きさのプラスチック製のスタンドに差し込んで浮かせて見せられるのは、ある意味Gメモリーズセレクションの大きさだからこそと言えます。もし他社さんで作られているひと回り大きめのスタンダードサイズの怪獣ですと、ポールの太さは直径1cm以上は必要で、下の円部分の直径も15cm以上になるでしょう。そんな大きいスタンドですと、ポールと下の円部分の接合部もより頑丈に作らなければならないので規模も予算もかかってまい、価格もかなりになってしまうでしょう。そういう意味でもGメモリーズセレクションがこの大きさで続けてきて良かったと改めて思っています。
 ちなみにこのスタンドは折りたたみができるようになっていますので、飾らないで保管される場合もしやすくなるようになっています。それらを記載した説明書も用意して商品に同封する予定です。
 そのスタンドの下の円の部分を隠すように作ったのが、X星の地表をイメージしたベースです。
 もちろん劇中でのゴジラの「シェーポーズ」がX星でのシーンだったからですが、その雰囲気がこのベースでも感じていただければ幸いです。
 今後の「大戦争ゴジラ」の各カラバリを展開していく上で、当然全てゴジラ以外にもこれらのスタンドとX星ベースは毎回セットとして販売していく予定です。それぞれのバラ売りは考えておりません。
 スタンドとベースとの組み合わせでの怪獣ソフビは珍しい商品と言えると思いますが、ぜひ劇中でのゴジラの「シェー!」を楽しんでいただきたいと思います。

 また、今回は「大戦争ゴジラ」の造型に関するこだわりを書いてきましたが、商品の第一弾となる「スタンダードカラー」の彩色に関するこだわりは、近日中に日を改めてここで書きたいと思っております。そちらも懲りずにぜひまた読んで下さいませ。
 なお、その「スタンダードカラー」は現在予約受付中です。ご希望の方は弊社までお電話を!!

(2008.9.29更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラ(造型)のこだわり その5

2008年08月23日 | 新作商品情報

?「大戦争ゴジラ」原型顔部分のアップ

■「大戦争ゴジラ」の造型バランス
 今回「大戦争ゴジラ」を作るにあたって、多少この当時のゴジラの着ぐるみスーツの流れを調べてみました。モスゴジから南海ゴジラまでの間、新規造型、改修、一部流用、ゴメスやジラースへの改修等についてです。諸説いろいろあって、真実やマニアックな事は完全にはよくわかりませんが、私なりの推測も含んでしまうのですが、一応のつじつまが合うだろう事からいずれ近いうちにこの流れをここで書きたいと思っています。

 そんな中でこの「大戦争ゴジラ」は、ある意味モスゴジ系のゴジラと言ってもいいでしょう。モスゴジの次の決戦ゴジラはほとんどモスゴジの流用と言ってもよさそうですが、大戦争ゴジラは全て新規造型と言う説と手足だけモスゴジ(決戦ゴジラ)の流用と言う説があるようです。確かにボディと尻尾はモスゴジと若干違いますから比べてみればわかります。手足に関しては各種書籍の写真と映像を見ただけではわかりません。仮に流用していたとしても補修していれば違って見えたりもするからです。
 顔や頭の部分のベースになる部分はどうやらモスゴジの型を使っていたようですが、表面部分の凹凸は多少変化がはっきり見えます。歴代ゴジラの中でも整った顔と言っていいモスゴジに対して、大戦争ゴジラは目の角度がだいぶ違い、鼻や頬の形状がゴツゴツした感じになり、悪い言い方になってしまいますがちょっと不細工になりました。そのおかげ(?)で「シェーポーズ」の時の口を開けた感じが逆にいい味を出していると思います。
 実際に今回の原型を作る上で、作りながらも「ああ、確かに顔も身体もモスゴジ系だな」と感じながら作っていったわけですが、身体は「シェーポーズ」実現のためだいぶアレンジしましたが、顔は作る上でゴジラとしては難しい顔の部類に入ると実感しました。
 大戦争ゴジラは正面から見た顔と、横から見た顔では随分印象が違うのです。さらには「カッコかわいく」にしなくてはなりませんので、ディフォルメを強調してかわいさを入れていくとどんどんモスゴジに似てきてしまいます。大戦争ゴジラにもっと似るようにと注意していくとリアルになってくし、そのバランスが難しい所でした。
 そして今回はポーズがポーズだし、黒になる瞳の中にも白のハイライトとして小さい白い円を書かなくてはならないので、普通に今までの造型タッチでは「カッコかわいく」の中の「かわいさ」だけが特に目立ってしまいます。「カッコよく」をもう少し取り入れるには多少いつもよりリアルさを入れるのが1つの策でもあります。
 しかしボディの表面をいつもよりリアルにしてしまうと、かなりディフォルメ化して「シェーポーズ」をしているゴジラなので、全体のバランスに違和感が出てしまいます。そこでいつものタッチならシンプルになりがちな顔の一部の細かな部分をできる限りそうならないように気をつけたつもりです。そういう意味では、顔を含めて全体のバランスをいつも以上に特に注意して「カッコかわいく」を表現してみました。
 その辺でも「かわいい」だけではない大戦争ゴジラの「シェーポーズ」を実際に商品で見ていただきたいと思います。

(2008.9.29更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラ(造型)のこだわり その4

2008年08月22日 | 新作商品情報

?「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」サンプル斜後ろから。

■「大戦争ゴジラ」のお尻の中
 今回の「大戦争ゴジラ」は、宙に浮いた姿勢で「シェーポーズ」をするため、特製スタンドにゴジラを差し込む形で作っています。ですからゴジラに差し込み口の穴があります。
 造型上、手足そのもののの角度や付け根部分の位置と角度もかなり作る上で手間がかかりましたが、それ以上に大変だったのがこの差し込み口です。
 ソフビの作りをよくご存知ない方からすれば、単に穴が空いているだけじゃないかと思われると思いますが、Gメモリーズセレクションの形状のゴジラの足の間に穴を作るのは実はかなりギリギリの作業になるのです。
 各パーツの分割をご覧いただければご理解いただけると思いますが、「大戦争ゴジラ」はこれまでの弊社のゴジラと同様に、ボディパーツに手足、尻尾、背びれ等のパーツが付けられている形状になっています。
 ちょうどボディパーツのお尻部分の中には、両足、尻尾(専門用語で「かん着」と言うそうです)がはめ込まれています。その隙間を縫って約2.5cmの長さの穴を作らなければならないのです。穴の方向もちゃんとゴジラの姿勢が曲がらないようにしなくてはなりませんし、背びれの下の部分にも引っ掛からないようにしなくてはなりません。これが実はかなり大変でした。ちょっとずれただけでどこかが犠牲になってしまうのです。
 ですから外見ではわかりませんが、この「大戦争ゴジラ」の内部のお尻部分はかなり密度の濃い(笑)状態になっているのです。
 この「大戦争ゴジラ」は、今までの弊社のソフビの中で一番制作に時間がかかった商品なのですが、一番の理由はこの差し込み口の存在なのです。まだまだ技能的に経験不足だった点もありますが、ソフビをスタンドに立てるための差し込み口を作る事は、弊社にとっては「挑戦」でもありました。

(2008.9.29更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラ(造型)のこだわり その3

2008年08月21日 | 新作商品情報

?「大戦争ゴジラ」第一弾の「スタンダードカラー」。
こちらは彩色サンプルのため、商品とは一部彩色が変更になる場合があります。


■特にこだわった手と足
 今回の『大戦争ゴジラ』の「シェーポーズ」実現のために造型上一番こだわったのは、やはり手と足です。
 まず手ですが、劇中でのゴジラのポーズの際、上げる方の手の先は頭の上ではなく、顔の近くになっています。下ろした方の手はお腹のあたりに位置します。肘を曲げている角度もほぼ直角で、さらに指も内側に向いています。これらは作る上で簡単に思えるかも知れませんが、両手のパターンを実現するためにはちょっと難しい形状になります。
 今までの弊社のゴジラの手の付け根の造型パターンではそれらは実現できません。普通は上げた手を下に降ろすと手の先は腰の位置になるからです。手を上げた時は頭の横に、降ろした時はお腹の真ん中あたりにするためには付け根の部分の角度と、ボディの付け根の部分の角度を調整しなければなりません。さらにはソフビの成型上の抜きの方向も考えると大きいとは言えない手のパーツは、肘の角度のせいで抜きにくく、成型時に穴が空いたり、気泡ができたりしやすくなるのです。これらの成型上可能な限りのギリギリの角度や方向を調整しなければならないのです。さらにはそれでいてちゃんと劇中ゴジラの「シェー!」の時の手に見えなければならないのです。
 原型時には何度も粘土を盛ったり削ったリを繰り返しました。キングギドラの時の羽の位置でも何度もやり直しましたが、今回は間違いなくそれ以上でした。途中「もしかしてこの方法は無理なのかも……」と諦めかけましたが、「いや、絶対できるはず!!」と時間をかけてやっと実現できました。
 足も同様です。手ほど苦労はしませんでしたが、こちらも付け根の角度では何度もやり直しました。
 これらの造型はおそらくGメモリーズセレクションのような「カッコかわいい」をベースにしたディフォルメタイプだからできたものだと思います。リアルタイプの造型でこれをやると着ぐるみスーツのようにならない違和感が目立ち過ぎて、そこだけリアルになりません。簡略の多いディフォルメのレトロタイプだと、手足や胴体がゴジラらしさからは大きく離れてしまい、そこだけ見ると単なる「シェー!」をしている何かの怪獣?という雰囲気になってしまうと思われます。「シェー!」をしていてもちゃんと大戦争ゴジラでなくてはなりませんもの。
 この手足の形状、角度のこだわりをぜひ実物で見て触って感じていただきたいし、いつもの弊社のゴジラとの手足や胴体の付け根との比較もして違いやこだわりも参考にしていただければ、面白みも感じていただけるかと思います。

(2008.9.29更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラ(造型)のこだわり その2

2008年08月20日 | 新作商品情報
■イヤミの「シェー!」とゴジラの「シェー!」
 「シェー!」と言えば、『おそ松くん』に登場するイヤミのお馴染みのポーズである事は言う間でもありません。しかしゴジラが劇中で披露している「シェーポーズ」は、皆さんご承知の通りマンガに見られる正調?の「シェーポーズ」にはなっていません。正調ポーズは手が頭の上になり、上がっている足はほぼ直角に曲がって表現されています。
 ゴジラの着ぐるみスーツでは当然それは難しいものです。弊社商品の「大戦争ゴジラ」の「シェーポーズ」は、正調の物ではなく劇中で見られるポーズの方をイメージしているものです。ですからポーズの時の手足の角度や位置は、あくまでも劇中の時の姿勢にこだわりました。
 これまで発売されてきた他社さんの完成品ソフビ、ソフビキット、そしてガレージキットの「シェー!」をしている大戦争ゴジラは不思議な事にほとんどが左手足を上にしたパターンばかりでした。おそらくはスチール写真、ムック本等に掲載されている写真もほとんどが左手足を上にしたものばかりなので、それを参考にされているのだと思われます。
 調べてみると元々の『おそ松くん』のイヤミも(もしくは真似た他のキャラも)、マンガの中では絶対的に左手足が上と決まったものではないようです。マンガの中では両方のポーズがあります。ただ、不思議な事にマンガ以外のイヤミの「シェー!」をしているイラスト等では圧倒的に左手足が上になっているものが多いのです。その方が赤塚先生が書きやすかったのかも知れませんね。
 しかし、『怪獣大戦争』劇中ではゴジラは右手足を上にした「シェー!」もしています。左右のパターン2回ずつX星でしています。やはり左右どちらもできてこそソフビとして遊べて楽しめるものだと思うし、より劇中のゴジラを感じる事ができるのだと思うのです。
 おそらくは「シェーポーズ」に嬉しさを感じるのは今の40代以上の世代だと思われますが、当時子供だった頃に一度はポーズをした事があるでしょう。私もそれのど真ん中の世代ですから、映画を見て「ゴジラにそんな事させるなよー!」と言いつつ嬉しかった気持ちが少なからずともありました。今回の弊社の「大戦争ゴジラ」は、そういった私と同じような世代の方々はもちろん、その後にゴジラを好きになった人達にも喜んでいただける「シェーポーズ」であれば嬉しく思います。


?こちらも原型の仮組状態のもの。左手足が上のパターンです。
 昨日の画像と比べてみて下さいませ。


(2008.9.29更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

大戦争ゴジラ(造型)のこだわり その1

2008年08月19日 | 新作商品情報
■「シェーポーズ」を作る事のきっかけ
 今日から「大戦争ゴジラ」のこだわりについてお話していきたいと思います。
 第一弾の「スタンダードカラー」は、9月上旬に商品完成予定ですが、まずはそのカラーリングのこだわりではなく、作る事になったきっかけや造型でのこだわりについて書いていきたいと思います。


?原型の仮組状態の大戦争ゴジラ。右手足が上にしたポーズです。

 以前にも書きましたが、前回キングギドラを作った後、ちょっと大袈裟ですが初体験のストレスに襲われました。「うわー!! めっちゃゴジラ作りたい!!」と。キングギドラを作っている時も楽しかったんですが、やはり私が一番作りたいのはゴジラなんだと改めて思いました。
 キングギドラの金型ができる前には、実は次のゴジラをどれにしようかあれこれずっと考えていました。せっかく昭和のキングギドラを作ったのだから、それと共演したゴジラにしようというのは最初から思っていました。並べてみたかったのです。
 決戦ゴジラ、大戦争ゴジラ、総進撃ゴジラ、ガイガンゴジラ。このどれかにする事にしました。
 大戦争ゴジラにしたのは「シェーポーズ」があったからです。
 大戦争ゴジラの「シェーポーズ」のソフビ化は弊社が初めてではありません。M1号さんのソフビキットが最初だと思われますが、これは組立て塗装が必要です。造形的にも素晴らしく有名なキットではありますが、自分で塗装や組立てができない人には対象外ですし、できあがっても遊べません。
 塗装済完成品ではベアモデルさんから発売されたレトロタイプのが最初でしょう。これは岩に腰かけるスタイルでの「シェーポーズ」のゴジラです。その後の塗装済完成品ではM1号さんからもレトロタイプで発売されました。これは立ったままでの「シェーポーズ」ができるようになっています。どちらも「シェー!」をさせるためのアイディアがおもしろいソフビでした。
 私が知る限りこのぐらいのサイズのソフビでは以上だと思いますが、私個人としてずっと引っ掛かっているものがありました。
 劇中のゴジラの「シェーポーズ」は、X星では右手足を上にした「シェー!」、左手足を上にした「シェー!」をそれぞれ2回ずつしています。しかもジャンプして宙に浮いた状態です。残念ながらM1号さんのもベアモデルさんのも足は地について左手足が上の「シェー!」だけです。
 せっかくのソフビなんだから左右どちらの手足も上にした「シェーポーズ」を、しかも宙に浮かせてできないものか……。まだ弊社がフィギュアの事業を始める前からずーっと思っていた事なんです。
 そこで、キングギドラとの共演ゴジラを作る事にした時、これらの「シェーポーズ」について引っ掛かっていた事を思い出し、「だったらこの機会にウチが作ろう!!」となったのでした。

(2008.9.29更新)
「大戦争ゴジラ スタンダードカラー」は完売致しました。ありがとうございました。

配付チラシ

2008年08月18日 | その他


 先日紹介した配付チラシの改訂版です。在庫確認等にご利用下さい。
 残りわずかの表示が増えましたのでご注意下さい。
 現在通販で商品をお求めの方に同封しております。

ちょっと涼しく……

2008年08月14日 | Gフォトギャラリー


残暑お見舞い申し上げます

 各地で暑い日が続きますが、みなさんバテていませんか?
 残暑お見舞い申し上げます。
 今日はちょっと涼しい画像です。

 4つの「デスゴジ メルトダウンバージョン」を並べた写真を、常連のお客様でいつも弊社のゴジラ達を愛して下さっているWATさまよりいただきました。
「季節柄、メルトダウンVer.2が涼しげでいいですね~ Ver.1ともども4体並べると、かき氷みたいです♪(^-^)」とのコメント。
 確かにかき氷みたいです(笑)。WATさん、ありがとうございます。
 せっかくなので、その写真に手を加えて、それっぽく背景を作ってアレンジしてみました。テーマは「海の家のかき氷」。
 ちょっとは涼しくなったかな!?

夏場のソフビは要注意!

2008年08月13日 | 代表羽沢のG雑感
■「隕石ベース」の変形の直し方
 夏場の暑い時期はソフビには大敵です。あまり暑い部屋等に置いておくと、柔らかくなって変形してしまったりします。
 私は自分のコレクションで小さな失敗を何度かした事があります。特にクリア系や蛍光系等の最初から柔らかいものは、重ねて箱等にしまっていると、後から気がつくと変形してしまったままになってしまった事があります。
 暑い時期にソフビを重ねてしまっておいたりした時は、下になったものが少しの重さでも形が変わってしまう事があります。キングギドラ等は首、角、羽、尻尾等突起が多く、変形しやすい怪獣の代表格かも知れません。
 ドライヤー等で少し温めて元の形になるように押さえて、冷えるまで待てばたいていは元に戻りますが、なかなか忙しくてその時間が取れず、直せないままの時が多々あります。
 皆さんのソフビの管理はいかがですか?

 先日から発売を開始した「キングギドラ 出現バージョン」についている「隕石ベース」ですが、底のないワンパーツでの抜きなので、もしかしたらこの暑さで変形しやすいかもしれません。特に底部分が水平にはならず、キングギドラを立てにくくなってしまう事もあるかも知れません。
 そういう時は人肌ぐらいに温めて、机等の水平な所に置き、上から岩部分の突起が潰れず、底が水平になる程度の何か重しになるようなものを置いて冷えるまで待てば簡単に戻ります。分厚くない雑誌やマンガのコミックス程度の重さが良いのかも知れません。くれぐれも重い物を置き過ぎると岩の突起が潰れるので、その辺はご注意下さい。
 変形してしまったら試してみて下さい。

 え? 何で今こんな事言うのかって!? あははは……先日自分の「隕石ベース」をひっくりかえしたまま室温の高い所に置きっぱなしで、変形させてしまっていました。でもちゃんと上の通りにしたらすぐ戻りました。管理はちゃんとしなくちゃ!!

?発売中の3つの「キングギドラ」。手前から「出現バージョン」(隕石ベースつき)、
「スタンダードカラー」、「ブルーバージョン」。


「隕石ベース」を他のギドラに!?

2008年08月12日 | 代表羽沢のG雑感
■「隕石ベース」が一番似合うのはどれ?
 弊社のソフビ「キングギドラ」も先日から発売した「出現バージョン」で3つ目となりました。
 その「出現バージョン」についていた「隕石ベース」は、おかげさまで皆様から好評をいただき嬉しく思っています。
 ワンフェスの報告の所でも書きましたが、こういったオプション的アイテムは初めてでしたので、不安がいっぱいでしたが、喜んでいただいてほっとしております。相変わらず小さな初挑戦企画をする度に毎回不安になってばかりです。だから皆さんの喜んでいただけてる反応が、その都度いつも私のストレスを和らげて下さっております。たった一言でもすごい嬉しいんです。
 通販やイベントでいつもお求めいただいて、その時に感想をおっしゃって下さる皆さんに育てていただいている「Gメモリーズセレクション」なんだと強く感じる今日この頃です。
 最近は、イベントでいつもお会いしてお話させていただく方以外にも、お会いした事もないのに、通販で続けて購入して下さっている皆さんとも購入の際のお電話でいろいろお話させていただくようになってきました。日本各地にまだまだゴジラが大好きで、弊社のゴジラ達をかわいがって下さっている人達がたくさんいる事の嬉しさも感じております。

 さて、その「隕石ベース」ですが、キングギドラ本体を立てて飾れるように作ってあります。キングギドラそのものの形は前作の2つと全く同じですから、「スタンダードカラー」をベースに飾る事ができますし、「ブルーバージョン」を飾っても大丈夫です。
 皆さんご自身が一番お気に入りの物だったり、一番似合う物をぜひ飾って楽しんで下さい。定期的に変えるのも楽しいかも。
 皆さんがどうされているのか、今度機会がありましたら教えて下さいませ。


?「スタンダードカラー」を立ててみました。違和感ないかも!?


?「ブルーバージョン」となるとまた雰囲気が変わってきますね。

 3種類のキングギドラ「スタンダードカラー」(あとわずか)、「ブルーバージョン」(あとわずか)、「出現バーション」共に発売中です。ご希望の方はお電話にてご連絡下さい。
 なお、「隕石ベースつき」は「出現バージョン」だけです。

(2009.1.20更新)
 「キングギドラ スタンダードカラー」(追加販売分)は完売致しました。ありがとうございました。