Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

キングギドラ ライトゴールド通販受付開始!!

2012年07月30日 | 新作商品情報


キングギドラ ライトゴールド

今日から通販受付です!!

 本日7月30日より「キングギドラ ライトゴールド」の通販受付を開始致します。ご希望の方は弊社までお電話にてお申し込みください。

 本日昼12時から電話にて「キングギドラ ライトゴールド」の申し込み受付を開始致します。
 約4年ぶりの初代キングギドラの新規カラー。
 輝くようなゴールドカラーを「カッコかわいく」彩色で表現!!
 購入ご希望の方は、弊社までお電話にてお申し込み下さい。
 他の業務に影響いたしますので、お申し込みのお電話は、おそれいりますが昼12時以降にお願いいたします。
 
TEL 03-5802-4316

 たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。
 お申し込みの際に、ご意見、ご感想等ございましたら、お寄せいただけると今後の参考にさせていただきます。よろしくお願い致します。

■本日通販受付開始商品


G メモリーズセレクション
「キングギドラ ライトゴールド」

●ソフトビニール製
●全高約21センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 5460円(税込)
●登場作品 東宝映画『三大怪獣 地球最大の決戦』1964年作品
 ™&©1964,2012 TOHO CO.,LTD.

※商品の詳細は6月23日の記事を、こだわりは7月23~27日の記事をご覧下さい。

■通販希望をされる方へ
 通販希望の方は、商品代金の他に別途都道府県別に送料をいただく事になります。
 同時発送での他商品との同時購入も可能です。(同時購入3個以上で送料をサービスさせていただいております。
 お申し込みをされた方は、申し込まれた日よりできる限り2週間以内のご入金をお願い致します。入金後の報告のお電話は必要ありませんが(確認は弊社の方で行ないます)、不安な方はご連絡いただいても構いません。
 電話でのお申し込み後、入金前のキャンセルや入金が遅れる場合は必ず連絡して下さい。もし入金が遅れる場合は、事前におっしゃっていただければ、取り置きしておきますのでお申し出下さい。
 入金は銀行振込み、郵便振込み、現金書留の中から、お客様のご都合のよろしいものを選択してお願いします。代金引き換え、後払いでのお求めはできませんのでご了承下さい。
 配達時間、日付けの指定を希望される方は、お申し込みの際にお知らせ下さい。
 入金確認順に発送を行う予定ですが、1週間から10日ほど発送に時間がかかる場合がございます。ご了承下さいますようお願い致します。

●銀行振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 三井住友銀行 小石川支店(店番号813) 普通3635003
 口座名儀 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

●郵便振込みを希望される方(お申し込み後、以下にお振込下さい)
 記号10090 番号13066541
 加入者名 ユ)クリエイティブデザインハザワグミ

●現金書留での送金を希望される方(お申し込み後、以下に送金願います)
 〒113-0033
 東京都文京区本郷1-33-19グリーンハイツ本郷103号
 有限会社クリエイティブデザイン羽沢組
 TEL/03-5802-4316

■その他のソフビ商品について
 現在発売中の他の商品と同時購入を希望される方は、通販情報をご覧いただき、ご希望の商品をご確認下さい。
 中には一部数が少なくなってきたものもございます。あとわずかの物はなくなってしまう可能性もありますのでご注意下さい。今日現在、残りが少ないものは以下の商品です。

●「GMKゴジラ クライマックスバージョン」あとわずか
●「ビオゴジ 三原山出現バージョン」あと2個
●「74ゴジラ ブラックバージョン」あと2個
●「モスラ幼虫 誕生バージョン」あとわずか
●「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」あとわずか
●「メカゴジラ ブラックバージョン」ラスト1個

※キャンセル扱い分として昨日発売した「メカゴジラ 変身バージョンセット」は完売致しました。ありがとうございました。

 上記以外の他の商品はまだございますが、全体的に少なくなってきましたのでご注意下さいませ。あとわずかになったものはここ数日で変動がある可能性がありますので、気になるものにつきましては早めにご検討下さい。
 ではたくさんの皆さんのお申し込みをお待ちしております。
 お求めの際、ご不明な点やご意見、質問等ございましたらお気軽にお尋ね下さい。

■特典プレゼント実施中
 現在以下の特典プレゼントを実施しております。こちらもぜひこの機会にご利用ください。

1モスゴジ・決戦ゴジラ マグネットステッカープレゼント
「モスゴジ ブルーバージョン」と「決戦ゴジラ 出現バージョン」を同時購入の方に、非売品特製マグネットステッカー(2種類のうちどちらか一つ)をプレゼントしおります。
 詳細は2011年7月22日の記事をご覧ください。

2『モスラ対ゴジラ』ミニポスタープレゼント
「モスラ幼虫 誕生バージョン」もしくは「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」を計2点以上お求めの方に、非売品特製ミニポスター(A3プリント出力)をプレゼントしおります。
 詳細は2010年6月8・9日の記事をご覧ください。

3「NEVER GIVE UP! がんばろう日本!」ミニポスタープレゼント!!
 ソフビ商品どれでも複数お求めの方に、特典としてA3版「NEVER GIVE UP! がんばろう日本!」ミニポスターをプレゼント(お一人様1枚)しております。(スタート時と対象商品が変わっております。ご了承下さい。)詳細は2011年4月6日の記事をご覧ください。

明日はワンフェス2012夏

2012年07月28日 | イベント参加情報


明日はワンフェス2012夏で
お待ちしております


 明日7月29日は、千葉県・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2012夏」に出店致します。予定通り「キングギドラ ライトゴールド」は、この日から発売を開始致します。たくさんの皆さんのお越しをお待ちしております。


▲明日の弊社スペースはこのパネル(約1.5m×1.5m)が目印です。
 会場が広いのでこれでも小さいかと思いますが、捜して見つけて下さいませ。


 これまでお伝えしてきましたように新規造形の新商品「キングギドラ ライトゴールド」は、予定通り会場にて先行発売です。ぜひ展示してあるサンプルをご覧いただきお求め下さいませ。
 また、先月から通販で発売を開始した「74ゴジラ ダークブルー」もイベントでは初売りとなります。

ワンダーフェスティバル2012夏
7月29日(日) 千葉県・幕張メッセ国際展示場1~8ホール
10:00~17:00
入場料 2000円(ガイドブック付き)
クリエイティブデザイン羽沢組スペース
 8-12-09 

 会場となる幕張メッセの1.2.3.4.5.6.7.8ホールでの開催です。弊社の位置は「8ホール」。ホールとしては一番端、しかも奥の方になってしまいますが、下図を参考の上、ぜひお見逃しのないように!!



�ワンダーフェスティバルの詳細はこちらまで
http://wf.kaiyodo.net/

■明日先行発売商品


G メモリーズセレクション
「キングギドラ ライトゴールド」

●ソフトビニール製
●全高約21センチメートル
 ノンスケール ディフォルメタイプ
●価格 5460円(税込)
●登場作品 東宝映画『三大怪獣 地球最大の決戦』1964年作品
 ™&©1964,2012 TOHO CO.,LTD.

 約4年ぶりの初代キングギドラの新規カラー。
 輝くようなゴールドカラーを「カッコかわいく」彩色で表現!!
※商品の詳細は6月23日の記事を、こだわりは7月23~27日の記事をご覧下さい。
 ワンフェスでの先行販売分は少数の予定です。あらかじめご了承下さい。

■その他の商品
 その他のソフビ商品につきましては、いつものように発売中商品を全種類持っていく予定です。同様に会場内で展示・販売致します。送料・入金手数料抜きでお求めいただけますので、この機会にぜひ気になる商品をじっくり吟味して下さいませ。
 通販先行で発売した「74ゴジラ ダークブルー」のイベント販売はこの日が初めてとなります。こちらもぜひ実物をご覧いただいてご検討下さい。
 中には一部数が少なくなってきたものもございます。あとわずかの物はなくなってしまう可能性もありますのでご注意下さい。今日現在、残りが少ないものは以下の商品です。

●「GMKゴジラ クライマックスバージョン」あとわずか
●「ビオゴジ 三原山出現バージョン」あと4個
●「74ゴジラ ブラックバージョン」あと3個
●「モスラ幼虫 誕生バージョン」あとわずか
●「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」あとわずか
●「メカゴジラ ブラックバージョン」あと2個

 また、以前完売表示をさせていただいた「メカゴジラ 変身バージョンセット」(バージョン1とバージョン2の2体セット商品)ですが、通販申し込みをされたにも関わらずの音信不通でのキャンセル扱い分が発生しました。ですので明日会場でその1セット分を発売させていただきます。

●「メカゴジラ 変身バージョンセット」ラスト1個

 上記以外の他の商品はまだございますが、全体的に少なくなってきましたのでご注意下さいませ。あとわずかになったものは当日に変動がある可能性がありますので、気になるものにつきましては早めにご検討下さい。
 たくさんの皆さんのお求めをお待ちしております。
 お求めの際、ご不明な点やご意見、質問等ございましたらお気軽にお尋ね下さい。

■特典プレゼント実施中
 現在以下の特典プレゼントを実施しております。こちらもぜひこの機会にご利用ください。

1モスゴジ・決戦ゴジラ マグネットステッカープレゼント
「モスゴジ ブルーバージョン」と「決戦ゴジラ 出現バージョン」を同時購入の方に、非売品特製マグネットステッカー(2種類のうちどちらか一つ)をプレゼントしおります。
 詳細は2011年7月22日の記事をご覧ください。

2『モスラ対ゴジラ』ミニポスタープレゼント
「モスラ幼虫 誕生バージョン」もしくは「モスラ幼虫 岩島戦バージョン」を計2点以上お求めの方に、非売品特製ミニポスター(A3プリント出力)をプレゼントしおります。
 詳細は2010年6月8・9日の記事をご覧ください。

3「NEVER GIVE UP! がんばろう日本!」ミニポスタープレゼント!!
 ソフビ商品どれでも複数お求めの方に、特典としてA3版「NEVER GIVE UP! がんばろう日本!」ミニポスターをプレゼント(お一人様1枚)しております。(スタート時と対象商品が変わっております。ご了承下さい。)詳細は2011年4月6日の記事をご覧ください。

■お気軽に何でもお尋ねください!!
 今後の励みにも参考にもなりますので、会場においでのお客様はいつものようにお気軽に弊社商品やこのサイトについての感想、ご意見、リクエスト等ございましたらおっしゃって下さい。
 商品に関しての不明な点もございましたら、いつでもお気軽にお声をかけて下さい。初めての方や、例え購入するかどうかわからないという方でもご遠慮なく!!
 当日の外はかなり暑い事が予想されます。脱水症状、熱中症対策をぜひ万全になさって下さい。
 2月に全国書店で発売した弊社デザインの書籍「平成ゴジラパーフェクション」の見本誌も今回も持参する予定ですので、ご覧になりたい方はお気軽にどうぞ!!(羽沢組では「平成ゴジラパーフェクション」の販売はありませんのでご注意下さい。)
 では、たくさんの皆様にお会いできるのを楽しみにしております。楽しい一日にしましょう!! よろしくお願いします!


「キングギドラ ライトゴールド」を
通販でご希望される方へ


 通販で「キングギドラ ライトゴールド」をお求めになりたいという方は、7月30日昼12時より電話にて受付を開始致します(他の業務に影響致しますので、12時を過ぎてからお願い致します)。ワンフェスに行かれない方はぜひ通販でお求め下さいませ。
 通常通り他商品との同時購入も可能です。3個以上の同時購入で送料はサービスさせていたたいております。上記特典プレゼントも実施中です。よろしければこちらもご検討下さいませ。
 たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。

キングギドラライトゴールドのこだわり その5

2012年07月27日 | 新作商品情報


こだわり5 もうすぐ発売

「キングギドラ ライトゴールド」はもうすぐ発売です!!



黄金竜降臨!
 この「キングギドラ」は、制作コストの面でゴジラに比べれば厳しいというのが正直な所なので、新規カラーは久しぶりになってしまいました。その分、こだわりと思い入れもたっぷり込めてのお届けです。
 ここ2~3年でお求めいただくようになったお客様にとっては、初代キングギドラにこだわったこの造形についてはご存じない方もいらっしゃると思います。造形等についてのこだわりは、2008年2月14~19日掲載の「スタンダードカラーのこだわり」と「制作裏話」(2009年3月23~30日掲載)をご覧いただき、改めてご理解いただきたいと思います。

 Gメモリーズセレクションでは常に「カッコかわいく」を念頭に置きながらの企画・制作をしておりますが、今回もまた配色の面でもゴールドを基調としながらも他にない金色の「キングギドラ」を「カッコかわいく」作る事ができたと考えております。以前発売した「スタンダードカラー」をお持ちの方でも、比較していただければ一目瞭然ですので全身の金色の違いをも楽しんでいただけるものと思っております。
 また、同じくGメモリーズセレクションの「決戦ゴジラ」「モスラ幼虫」をお持ちの方は、ぜひ並べていただいて金星人になりきって(?)『三大怪獣 地球最大の決戦』をご自宅で再現して遊んでいただければ嬉しく思います(ラドンも欲しくなっちゃいますね……笑)。

 以前の2つのバージョンに付属した「隕石ベース」は今回はつきません。あらかじめご了承下さい。

 久しぶりの新規カラー「キングギドラ」もうすぐ発売となります。たくさんの皆様のお申し込みをお待ちしております。

「キングギドラ ライトゴールド」7月29日ワンフェスにて先行発売。通販受付は30日からです!!


▲「決戦ゴジラ」「モスラ幼虫」と並べて『三大怪獣~』を再現!!

キングギドラライトゴールドのこだわり その4

2012年07月26日 | 新作商品情報


こだわり4 細部の塗装

 今日は「キングギドラ ライトゴールド」の細部の塗装について。


▲ようやく商品完成版の画像を用意できました。こちらが最終的に決定したカラーリングです。

細部もこだわりいろいろ
 今日は全身のゴールド以外の塗装について。

 目の部分はシンプルに眼球をツヤありのレッド。他社ソフビ商品の影響なのか一部のファンの中には初代キングギドラの目は白だと勘違いされている方もいらっしゃるようですが、劇中の初代キングギドラの目は真っ赤です。書籍等の写真や映像では時として朱色に見える場合もありますが、基本はノーマルな赤ですので商品でもそのまま赤にしました。瞳はブラックです。

 口の中(舌)は、ピンクとグレーを混ぜた色にしています。実際の所、劇中スーツでの色は書籍等の写真、映像でも明確に判断するのは難しい所です。と言うのも写真や映像のシーンでは場面によって見える色がかなり違うのです。ゴジラに比べて頭そのものが小さいせいもありますが、形状的に口の中が見えにくいためです。ですから影になりがちである事やキバが邪魔で口の中の色がわかりにくいのです。(そのわかりにくさのせいでキングギドラの舌が二股になっている事を知らない方も多いようです)
 今回は最も多くそれらのシーンで判断された色としてこの色をチョイスしました。実際はもっと赤系だったかもしれませんが、赤みを強くすると全体の明るめのゴールドとの対比で口の中が目立ちすぎると判断したためです。バランスを考えてこの色にしました。

 頭の毛の部分と尻尾の先はブラウンゴールドで塗装しています。初期の段階ではやや沈んだオレンジゴールドにしていましたが、変更したものです。
 劇中のキングギドラのこれらの部分は、金色のままですが、動いている時は暗い色に見えます。そのため「スタンダードカラー」ではゴールドのままにしていましたが、今回はこのブラウンゴールドで表現してみました。



キングギドラライトゴールドのこだわり その3

2012年07月25日 | 新作商品情報


こだわり3 全身のゴールド

「キングギドラ ライトゴールド」の全身に塗装したゴールド。実は複数のかなり近い種類のゴールドを作ってそれぞれを使用して塗装したものです。



複数の種類のゴールドのグラデーション
 通常のゴールドでは見られないような、より輝いて見える金色をどういう配色で彩色するか……。これが今回のテーマでもあります。
 昨日書いたようにプラモやガレキに用いられるようになったメタリック系の塗料の使用やメッキ加工等はソフビにはまだ向かいないのが現状ですし、仮に使用したとしてもそういった塗料は通常の価格より高いので、使用すれば商品価格を上げざるを得なく、メッキ加工となればさらに加工そのものの成功率がまだまだ低いのでコストの面でも厳しいと言わざるを得ません。
 それにソフビの専用塗料でもやり方次第ではその表現ができるのではないかと考えました。

 ゴジラよりも塗装に時間も手間もかかるので、これらを事を想定して当初は単色で全身を塗装したものとして考えていましたが、それではテーマとなるカラーリングの表現が難しい事がわかりました。そのため近い色でありながら微妙に違う複数の色で塗装する事で表現した方が良いと判断しました。
 そのゴールド系の複数の調合した色を作り、塗装の仕方も含めていろいろと検討した結果、「これならいける!」という配色なりました。
 最終的にはゴールドとシルバーを合わせ、さらに他の色を微妙に混ぜたものを3種類用意しました。パッと見、違いがわかりにくい程度のかなり近い色です。これらの組み合わせの調合比はそれぞれ違い、それらをグラデーションになるようにスプレー。パーツごとに重ねて塗る部分の濃度や場所を変えてスプレーしています。一見すると全て同じ色で塗装したようにに見える場合もあると思いますが、かなり微妙な色の違いですので、これはもう実物を実際に見ていただくしかないと思っております。
 これらの作業により通常のシンプルな金色のものに比べて、明るくメタリカルな雰囲気のゴールドになったと思っております。
 また「スタンダードカラー」と比較していただいても、同じ金色系でありながらも受ける印象はずいぶん違う事がわかっていただけると思います。
 
 ちなみにここまで紹介している画像はいずれもサンプル画像です。実際の商品は微調整して金色の発色がより効果的になるように配色してありますので、あらかじめご了承下さい。

キングギドラライトゴールドのこだわり その2

2012年07月24日 | 新作商品情報


こだわり2 メタリカルなゴールド

「キングギドラ ライトゴールド」の全身に塗装したゴールド。これが今回の一番のこだわりです。



明るく輝いたような金色の表現
 キングギドラと言えば全身ゴールドある事は言う間でもありません。今回の商品も全体的にゴールド塗装した「キングギドラ」です。
 ゴールドのキングギドラと言えば、Gメモリーズセレクションでは「スタンダードカラー」がありましたが、今回の「ライトゴールド」はそれとは違うテーマでの配色として、全身金色のキングギドラを企画致しました。

 前回の「スタンダードカラー」は、昨日書きましたように劇中でのスーツをイメージした沈んだ感じのゴールドで、あくまで映像で見られるカラーを意識したものでした。今回は劇中の色にはこだわらず、「金色」そのものをより輝いたように、より明るくしたゴールドというものをテーマに企画しました。
 通常の塗装済み完成品ソフビで見られるようなシンプルな金色塗装ではなく、輝いたような(ある意味メタリカルな)金色の表現ができないものかと検討を重ねて配色を決定したものです。

 プラモデルやガレージキット等を日頃作られている方はご存知かと思いますが、近年プラモやガレキ等の模型関係では多くのメタリカルな表現ができる塗料の種類が増えています。車プラモやガンプラ等に多く利用されているそれまでのゴールドやシルバーにない輝きや反射を表現できるメタリック系の塗料や、光の当て具合等で見る色が変わる玉虫色の表現ができるマジョーラカラー等です。他社さんのソフビやフィギュアでも近年はたまに見られるようになってきました。しかしこれらの塗料はソフビに対して完全にマッチしているかと言えばそうではありません。ソフビは時間の経過とともにほんの少しずつ縮んでいきます。そのため表面のそのメタリカルな塗料は縮まないので数年後にひびが入ってはげてしまう可能性は大です。ですから縮む事のほとんどないプラモやレジンキャスト等には向いている塗料でも、ソフビで使用する事が万全とは言えないのが現状です。
 またソフビにメッキ加工した商品もたまに見られるようになりましたが、こちらは更に時間の経過とともにヒビが入ってしまう可能性はより大きくなるそうです(専門の方もソフビに対しては3年もてば良い方でしょうと言われてました)。稼動させない飾るだけのフィギュアならある程度は長持ちするそうですが、Gメモリーズセレクションのような触って手足を動かして楽しんでいただきたいソフビ商品にはメッキは向きません。
 ですから通常のソフビ用の塗料だけを使用してそれらに近い表現ができないものかと考えた訳です。

キングギドラライトゴールドのこだわり その1

2012年07月23日 | 新作商品情報


こだわり1 リクエスト

 今日から7月29・30日発売予定の「キングギドラ ライトゴールド」の詳細、こだわった所を書きます。購入の際のご検討に役立っていただければ幸いです。



4年ぶりの新規カラー
 1964年公開の『三大怪獣 地球最大の決戦』で初めて登場した宇宙怪獣・キングギドラ。そのデザイン、存在感は今も多くのファンの心をつかみ、ゴジラの敵怪獣としては一、二を争う知名度と言っていいでしょう。
 Gメモリーズセレクションでは、初代、しかも劇中で見られるスーツにこだわって造形し、各シチュエーションをテーマに配色した「キングギドラ」を発売してきました。
 最後に発売した「シャイニングゴールド」が2008年の秋でしたので、今回の「ライトゴールド」は約4年ぶりの発売となります。

 一番最初のバージョンである「スタンダードカラー」は、劇中のカラーにこだわって全身ゴールド塗装で発売しました。その色は塗装済みのディフォルメソフビにありがちな、シンプルで統一された明るいゴールドではなく、あえて微妙にムラのあるやや沈んだ感じのゴールドにし、劇中でのゴジラたちとの戦いの時を表現しました。おかげさまでその「スタンダードカラー」は、追加生産も含めて他の商品よりも生産数が多かったにも関わらず、短期間で完売し好評をいただきました。
 その後に発売した他の複数のカラーバリエーションのいずれもすでに完売しており、そのせいもあってか次の新規カラーバリエーションへのリクエストもこれまで長くいただいていました。特に「スタンダードカラー」完売後に弊社商品の存在を知り、お求めいただくようになったお客樣方からは「スタンダードカラー」の再販、もしくはゴールドを基調としたバージョンの発売のリクエストもいただく事も少なくはありませんでした。
 そういったお声をいただいた事もあって、久しぶりの新規カラー、しかもゴールドを基調とした「キングギドラ」の発売となりました。長らくリクエストを下さった皆様、お待たせ致しました。

ワンフェス2012夏に出店致します

2012年07月21日 | イベント参加情報


ワンダーフェスティバル2012夏で
お待ちしております


 7月29日(日)千葉県・幕張メッセで開催される「ワンダーフェスティバル2012夏」に出店致します。
 ディーラースペースの番号が確定しましたのでお知らせ致します。


 8-12-09 です。

 会場となる幕張メッセの1.2.3.4.5.6.7.8ホールでの開催です。弊社の位置は「8ホール」。広い全体会場のほとんど端になります。たくさん歩かせてしまうことになるかもしれませんが、ぜひ下図を参考の上、弊社スペースまでお越し下さい。
 ワンフェスの時の恒例の大きめのパネルも用意する予定ですが、会場がかなり広いので簡単には見つけられないかもしれませんが、ぜひお見逃しのないようお越し下さい。
 たくさんの皆様のお越しをお待ちしております。



■「キングギドラ ライトゴールド」を発売予定!!
 告知してありますように、当日は新商品の「キングギドラ ライトゴールド」を先行発売予定です。商品の詳細は「新作情報」をご覧下さい。事前予約は受け付けておりませんのであらかじめご了承下さい。なお、この日の先行販売数は少数になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
 先日通販先行で発売を開始した「74ゴジラ ダークブルー」もイベントでは初売りとなります。

■その他
 いつも通りに他の発売中商品も全種類持っていく予定です。これらもこの機会によろしくお願いします。
 中には残り数の少なくなってきたものもいくつかあります(現時点の詳細は「通販情報」をご覧下さい)。当日の展示ではそれらの明記もしてありますので、不明な点はお気軽にお尋ね下さいませ。
 当日まで待ちきれずに数の少ないものを気にされている方は、お電話にてお問い合わせ下さい。

 また、弊社のイベントの出店の際のディーラー名は、いつも「クリエイティブデザイン羽沢組」です。カタログ等のあいうえお順では「く」の所に掲載されています。「は」ではありません。ワンフェスではなぜか「は」で捜される方がいらっしゃるようです。ご注意下さいますようお願い致します。

�ワンダーフェスティバルの詳細はこちらまで
http://wf.kaiyodo.net/

松本零士展

2012年07月20日 | ニュース


松本零士展
第一回零士ワールドサミットin富岡

 ゴジラ関係ではないんですが、ほんのちょっとだけ弊社もお手伝いした縁なので告知協力です。
 群馬県富岡市でのまちおこしイベント「第一回零士ワールドサミットin富岡」。オープニングイベントはすでに終わっていますが、漫画家の松本零士先生の作品に関連した展示やイベント等が開催中。
 その中の一つに富岡市立美術博物館での「松本零士展」があります。7月15日から9月2日まで行われ、先生のマンガ作品、アニメ作品に関連するものがたくさん見られるそうです。
 夏休みの予定にいかがですか?

第一回零士ワールドサミットin富岡HP
http://www.e-tuc.com/leiji-ws/

昭和のキングギドラ その7

2012年07月19日 | 羽沢組的怪獣見聞録


7 ガイガンの助っ人キングギドラ

 昭和の最後の登場は『地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン』。頭部だけが完全新規造形で敵側の助っ人として登場しました。

全く違うと言える顔になったキングギドラ
『怪獣総進撃』で倒されてしまったので、まさかの登場となった4度目のキングギドラ。頭部が新規造形されているのは有名です。
 造形的な違いは一目瞭然で、鼻が若干大きくなり、狛犬に近い雰囲気の顔に変えられています。それぞれの角は形状だけではなく、角度が大きく違います。一番大きな2つの角は、これまではどちらかというと上に向いていたのですが、ここでは後ろ向きになっています。眼球も赤から白に変わりました。
 頭部以外目立つ違いは翼。形状そのものが悪魔的な形ではなく、ほぼ三角と言えるものに変わっています。全体の羽部分のビニールが、前作のような張りがなく、しわやヨレが目立つ事も特徴です。
 ボディそのものは流用である事がわかりますが、ガニ股具合は前作よりはやや抑えられているように感じます。飛行時にはむしろ内股すぎに見えるシーンもいくつか。

 全身の金色は前作よりかなり明るくなりました。平成以降のキングギドラも含めても最も明るい色のキングギドラと言えます。そのせいもあるでしょうし、顔の雰囲気や眼球の色等の影響もあってか写真だけて見れば初期の頃に比べて軽いイメージになってしまったと言えるかもしれません。

 このキングギドラはさらに改修されて、テレビシリーズ『流星人間ゾーン』にも登場しています。大きな違いはないのですが、部分的に劣化や損傷、ボディのたるみ等が見られて、比較して見るといささか痛々しい感じにも見えます。


 たくさんの方が好きな怪獣として挙げる事の多いキングギドラ。造形を中心にいろいろと調べてみると、僭越ながら造形制作の大変さだけではなく、それを生きた怪獣として演じさせる撮影スタッフの大変さも感じます。こういった怪獣は形だけではなく、芝居をさせてこそかっこ良さを感じたり強さをイメージさせたりできるのだと改めて思いました。

昭和のキングギドラ その6

2012年07月18日 | 羽沢組的怪獣見聞録


6 総進撃キングギドラ

 3回目の登場となったのは『怪獣総進撃』。キラアク星人の手先として、形状にも変化が見られたキングギドラです。

ある意味新しく作られたと言えるキングギドラ
 3年ぶりに登場したキングギドラ。造形的には『怪獣大戦争』と違いが多々あるのですが、新規造形説と流用・改修説と2つあってどれを信じていいのか弊社では不明なままです。
 仮に流用・改修説だとすれば違いが多すぎるので、改修部分はかなり多くあったと言えます。もしそうならボディの真に当たる部分だけが流用で、細部から表面のウロコは新たに作られたと言えるでしょう。

 形状的に『怪獣大戦争』より『三大怪獣~』に近い感じになっていますので、頭部はおそらく元型から作り直されたと言える造形です。もし流用・改修であれば、腫れた感じの顔の表面だった所をかなり圧縮した作り直しをしたと言えるでしょう。ただ、細部のモールドは初代程複雑ではないようですので、写真や映像でも造形がわかりやすくなっています。
 全身のフォルムでの違いは脚の付け根。股の部分が前2作に比べて広がっています。ですからややガニ股ぎみに見えがち。見比べてみるとかなりわかりやすい違いです。内股ぎみの方がイメージとして強いキングギドラなので、多少の違和感は感じてしまいます。
 一番の大きな違いは翼です。翼そのものは完全に新規造形です。全体の形状も違うし、付け根の部分はかなり太めに造形され、ウロコもつきました。前2作は羽の部分は布だったのですが、このときからビニールになっています。ですから雰囲気がまるで違うものになっています。
 ちなみに昭和4作のキングギドラの中で、最もVSシリーズのキングギドラの翼に近いのがこの時のものです。

 操演のミニサイズの飛行タイプは明らかにフォルムや翼の形が違う事から、新たに作られていると考えられます。

 全身の色ですが、同じ金色でもこの時の色はだいぶ明るくなりました。使用している塗料の影響なのか、あえて明るめの金に意図的にしたのかはわかりませんが、撮影時のライティングのせいだけではないと思います。全身の色としてもVSキングギドラがこれに一番近い金色と言えるかもしれません。
 また、造形とは違いますが引力光線の表現も前2作とは違うものになっています。

昭和のキングギドラ その5

2012年07月17日 | 羽沢組的怪獣見聞録


5 大戦争キングギドラ

 キングギドラは初登場からすぐに次の『怪獣大戦争』にも敵役として登場。

初代キングギドラとの違い
 この『怪獣大戦争』は、『三大怪獣~』の翌年に公開された事もあって、前作のキングギドラと造形が全く同じと思っている方が多くいるようですが、そうではありません。確かに流用スーツである事は間違いないようですが、たくさんの違いがある事はあまり知られていないようです。

 映像を見ていただければすぐにわかると思いますが、前作よりスーツの中に人間(前作同様広瀬正一氏)が入っているシーンが多くある事がわかります。そのため造形的な変化以外でも前作より下半身に重みを感じさせるシーンが多々あります。
 半分程の操演のものでも飛行以外で使用されているので、前作より姿勢やポーズのバリエーションは豊富と言えるでしょう。

 外見的な一番の違いは首でしょう。メイキングの写真等でもわかるように、首が前作より長くなりました。写真から推定するに、各3本の首は20m前後足されています。映像でもよりクネクネしていますし、見下ろす感じもあって大きく見えています。
 顔はおそらく前作のままを改修したと思われますが、アップで見ると細部の造形は大きく違います。造形素材であるラテックスを金色塗料が溶かしてしまうらしく、細かなモールドが滑らかになり、やや腫れた感じの顔になっています。その具合が3つとも同じレベルではないので、前作より更に顔の形状に差が出ているようです。
 同じく大きな違いは頭の後ろの毛。量が増えています。首の長さをのばす時に、一旦全ての毛を取ってから改修したための結果のようです。毛そのものの長さも前作より若干長い事がわかります。
 翼も改修時に一旦外されてから付け直されているのがわかります。付け根の部分が太く作り直されているからです。意外に気づきにくい点ではありますが、そのために前作よりは力強さを感じさせていると言えます。

 個人的な感想になってしまいますが、顔は前作が好みでカッコいいと思うのですが、全身のフォルムとしてはこちらの「大戦争版」の方がバランス良く、最も「昭和のキングギドラ」をイメージさせると思うのです。

昭和のキングギドラ その4

2012年07月16日 | 羽沢組的怪獣見聞録


4 初代キングギドラ(2)

 昨日の続き。今日も初代キングギドラについて。

不世出のキャラクター
 劇中スーツはほとんどが操演で撮影されていましたが、他にも飛行用のものが複数あり、これは小さいサイズで作られていました。サイズも全て違っていたそうです。人間大のものとの違いでは、翼の形状に差が見られます。良く見ると尻尾の先の葉っぱ状の部分も大きく違うのがわかります。
 もちろん映像でもわかるように人間大のものでも一部では飛行シーンを撮られています。おそらくは飛行用のミニサイズのものは口の開閉ができず、光線発射のシーンの場合や着地のシーン等のために人間用のものをその時は使用したと考えられます。

 いくつかの紹介されている書籍、ムック本を見てわかる事ですが、掲載されている写真の種類がほとんどスチールでの青いキングギドラ、劇中撮影時の写真でも多くが飛行タイプのもの。そのため、劇中でのスーツにこだわった弊社のキングギドラの原型を作る時に困ったものですが、地上に降りた時の人間大のスーツの写真が実は少ない事がわかります。ゴジラ達と戦ったシーンの写真等が掲載されている場合は、主に映像フィルムのものから使用されている場合がほとんどなので、撮影時にそういった写真を撮る余裕がなかったと思われます。
 他社商品でソフビに限らずリアルなガレージキットでも、スチールでの青いキングギドラの造形をモチーフとして作られているもの(塗装はゴールドでも)が多いのは、そういった理由もあるからなのかもしれません。

 いくつか調べてみると、映画撮影の当時のスケジュールのタイトさがわかります。同じ1964年には4月に『モスラ対ゴジラ』が公開したのですが、その後すぐに撮影に入り8月に公開された『宇宙大怪獣ドゴラ』が興行的にふるわなかった事で、急きょ企画されたのがこの『三大怪獣~』。しかも同じ東宝撮影所で撮られていた黒沢監督の『赤ひげ』が予定を越えて撮影が延びてしまった事から、かなり厳しいスケジュールでこの作品が撮られたと思われます。
 それを思うと写真の点数が少ない事もキングギドラの初期カラーの急ごしらえ感も納得できます。
 そんな中で登場した新怪獣であるキングギドラ。今もなお人気が高い不世出のキャラクターを生み出した事は本当にすごい事だと言えるでしょう。


▲7月29・30日発売予定「キングギドラ ライトゴールド」。