こころラボ

楽しく幸せなこころを育てる実験

「うおおお~」な本

2024-08-25 12:30:16 | 日記

書店に立ち寄った際に新刊コーナーに「書店員激推し」というポップがありました。

激推しされていたのは櫻田智也著「六色の蛹」。

内容紹介は

昆虫好きの心優しい青年・魞沢泉(えりさわせん)。行く先々で事件に遭遇する彼は、謎を解き明かすとともに、事件関係者の心の痛みに寄り添うのだった……。

「昆虫」&ミステリのシリーズもののようだったので、先に出た本を探して2冊買ってきました:「サーチライトと誘蛾灯」と「蝉かえる

 

主人公の青年が同じ、謎解きの短編集でした。

ひとつ読み終えるたびに、「なんでそれがわかった?」っていうくらい主人公がいろんなことを意識の端に留めて考えていて、最後にすべての伏線が回収される。

伏線がいろいろありすぎて、自分の中でゆっくり整理しないと追いつかない。

そしてタイトルを見ると「うおおお~、そうなのか」となる。

タイトルといろんな出来事の裏に隠された、人の心の哀しさが響きます。

 

「蝉かえる」の解説に「サーチライトと誘蛾灯」と「蝉かえる」に収録された短編は対応するものがあると書かれていて、「確かに」と思いました。

また、泡坂妻夫さんの亜愛一郎シリーズやG・K・チェスタトンのブラウン神父シリーズと相通ずるところがあるらしいです。

亜愛一郎は知らないのですが、昔、ブラウン神父シリーズをたくさん読んだ記憶があります。

 

心に残ったのは、

「サーチライトと誘蛾灯」の中では『火事と標本』『アドベントの繭』『ナナフシの夜』

「蝉かえる」の中では『蝉かえる』『彼方の甲虫』『サブサハラの蝿』

ツェツェバエが胎生って初めて知りました。

 

「うおおお~」とうなりすぎて、これは「書店員激推し」するわと思いました。

「六色の蛹」もぜひ読みたいと思っています。

 

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たのしいキーボード:短期集中レッスン終了

2024-08-19 12:17:21 | 日記

3か月のキーボードの短期集中レッスンが終わりました。

練習動画を期日までに録画して送るのは少々大変でしたが、先生が確認してコメントや練習方法を教えてくれるのでサボれません。

録画中に間違えると「ああ~」となります。

 

レッスンを受けてよかったです。

・自分だけでは気づかないところを教えてもらえる。

・練習方法や演奏のコツがわかる。

・間違いやすいところの練習方法がわかる。

 

練習の流れはこんな感じ:

 ドレミで歌ってみる。リズムを確認する。

 右手だけ、左手だけで練習。

 左手は練習不足になりがちなので、左手を弾きながら、右手のメロディーを歌う。

 左手を弾きながら、右手で膝を叩いてリズムを把握する。

 そこまでできたら両手で演奏。

 間違えやすい部分は、そこだけピンポイントで繰り返し練習。

 メロディーはできるだけ切らないでつながるように演奏する。

 

音が切れないようにする指の入れ替え方も教えてもらいました。

「卒業写真」はスムーズに弾けるようになりました。

 

ソルフェージュもヘ音記号を重点的に練習したので、ずいぶん慣れました。

基礎練習のバーナムは、どういう点に気をつけるのかがよくわかりました。

 

先生に教えてもらうって、大切ですね。

教えてもらった方法で練習を続けて、また行き詰まったら集中レッスン受けてみたいです。

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