楽器練習のやる気を上げるのがなかなか難しいことがあります。
わたしは準備が面倒だなと思うタイプ。
いったん弾き始めれば気分も乗って、長い時間練習したりするんですけどね。
キーボードとギターは出しっぱなしで比較的すぐ弾けるのでまだいいのですが
バイオリンはケースから出して肩当てつけて、弓に松ヤニを塗ってチューニングする作業
ドラムは押し入れから雑誌とスティックを出して並べて椅子を持ってきてという作業が面倒。
全部すぐ弾けるように出しっぱなしにできればいいんですが
部屋の広さの都合で全部出しっぱなしにはできないのです(ガムテープぐるぐる巻きにした雑誌出しっぱなしもなんか嫌)。
けれど練習しなければうまくはなれません。
やる気を上げるにはどうしたらいいかな~というのが悩みどころです。
そんな中、意外とモチベーションアップにつながっているのがスマホのゲームアプリです。
高校生のガールズバンドのリズムゲームと学生オーケストラの育成ゲームをしています。
登場人物のそれぞれに個性があり、仲間との物語があってそれを読むのが好きです。
みんなも練習頑張ってるんだろうなと思うと、自分もやる気が出ます(単純)。
絵もきれいなんですよね。
物語を楽しみながら自分のやる気も上げさせてもらってます。
サボっていた弓の張り替えを久しぶりにしました。
新しい毛はキューティクルが整っていてつるんつるんなのですが
この状態だと弦の上をつるんつるん滑ってまったく音が出ません。
松ヤニで毛をこすって表面をざらざらにします。
しかし、この工程がとっても面倒。
ひたすら、ひたすら松ヤニをこすりつけるのですが
もういいかなと思って弾いてみてもなんだか空振り状態。
一体どれだけこすればいいんじゃ~!!っていやになるくらいこすります。
これまでも何度か毛替えはしているので同じことしているはずなのにすっかり忘れています。
備忘録として交換後の松ヤニの塗り方の動画を貼っておこう。
バイオリン・弓毛替え後・音が出ない・松脂の上手なぬり方・専門店・東京
同じ頃にギターの弦も張り替えましたが、バイオリンに比べたらとっても楽でした。
問題にぶつかってその都度解決策をあれこれ探すのがちょっと面倒になり
系統的に勉強・練習できるといいなと思ってました。
そんな時、川合左余子さんという先生を見つけました。
バイオリンの先生方にも指導法を教えている方のようです。
著書の「いまさら聞けないヴァイオリンの常識」が良さそうだったので購入し
内容に沿って練習をはじめました。
目次にこんな魅力的なことが書いてあるんですよ。
意外に教えてもらえないヴァイオリンを弾く前の常識
美しい音は美しい姿勢から
左手のかたち
合理的なポジション移動のしくみ
上達のための音階練習
美しいボウイングを習得する
弓のテクニックを手に入れよう
移弦を極める
始めてからまだ日が浅いのですが
自分は弓のコントロールがしっかりできていないんだな
左手の置き方も安定していないんだな
ということがよくわかりました。
この先生のヴァイオリン曲集、開放弦だけで弾く 「ソレラミのうた: リズムとボウイングをきたえるために」も買いました。
きれいな音が出るように練習頑張ります。