思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

シンガポールからジョホールバルへ ez-linkカードがお得!というレベルではなかった

2023-01-24 06:39:28 | 2023年の旅行記(海外旅行)
時間を見計らってMRTチャンギ空港駅へ。



始発電車までは13分との表示、それで券売機へ行き切符を買おうとしたが様子がおかしい。6年ぶりのシンガポールゆえ見慣れない券売機に変わっているが、これどうやって切符を買うのだろう…。

なんと1回乗車の切符は廃止になった!!

昔は1回乗車券としてカードを買っていた。2003年に初めて来た頃の話、当時は運賃+1ドルのデポジットとなってて、乗り終えた後に券売機に挿入すると1ドル返金されたがこれがすごく不便だった。そして紙の回数券?タイプに変わった。紙ではあるが空かすとチップやアンテナが見えて(ユニクロの電子タグと同じです)、まず券売機で任意の区間を購入。購入時に10セントのデポジットを払います。その切符は6回まで繰り返し使用ができて2回目からは券売機のリーダーに載せて購入。すると3回目の利用時に10セントのデポジット分割引になり6回目にはさらに10セント割引でお役御免、7回目以降は使えず捨てるだけという正直よそ者には分からないシステムでした。

それが現在は少なくともez-linkカードがないと乗ることができません(ほかに乗る方法もあることはあります、いずれ説明)。それでネット情報を見るとコロナ禍があったために2019年あたりの古い情報が多くヒットします。それによるとカードの売価は12ドルでカードのデポジットが5ドルで運賃が7ドルチャージされた状態からスタートと。しかし全然違いました!



カードの売価は10ドルになり運賃チャージは5ドル分です。なおデポジットは返金されず買取型のカードとなります。これだと1回か2回しかMRTに乗らない人にとっては無駄に5ドルのカード買わされて無駄じゃないか!と思いますよね。私もそう思います。しかし「ほかに乗る方法もあります」、いずれ説明しますね。ひとまず始発電車に乗ってタナメラへ、



ここで本線の電車に乗り換えてブギスで下車、バスでジョホールバルへ向かいます。ここからバスに乗るのは何年ぶりだろうか…6年前は乗ってないしもっと前、なんか大きな空地があって再開発でもあるのだろうが、おかげで道を1本間違えてしまった。とはいってもスマホがあるのでGoogleマップみれば一発解決ですからいい時代です。昔は勘だけで歩いていましたから。それにしてもシンガポールの朝6時は真っ暗だ。



ブギスのバスターミナルに着くとちょうどジョホールバルへ向かう黄色いCauseway Linkが停車してて乗り込んでいるところ。しかし私は細かいお金は持ち合わしていない。ez-linkカードのチャージで乗れそうだけど3.5ドルほどでは乗れそうもないし、それに一般的なバス車両で立ってゆくのは嫌だ、見送ります。それで正解です。



6時30分に星柔快車があって、それに合わせて券売所がオープンした。よって10ドル札を渡して乗車券を購入し、最前列の席を確保。冷房が効いているし観光バスタイプなので乗り心地はこっちがいいんです。



昔は3.5ドルだったなあって思いながら、ちなみに逆区間は4.5リンギットとなります。建前ではシンガポールドルとリンギットは等価だからです。実際には3倍くらいの差があるので、日本円換算でシンガポール発が450円、ジョホールバル発が135円ほどと大違い。



バスは10人ほどの乗客を乗せてウッドランズの国境を目指して走ります。この時間帯ですから渋滞などは無く25分くらいで到着。





この先はシンガポールの入管施設ですので写真撮影できません。よって写真はありませんがとにかくスピーディー。その昔はずらっと並ばされて、しかも直前になって勤務時間終了なのかゲートを閉めて帰ろうとする職員もいたりして腹立たしい気にもなりました。だけどいまはすべて機械で処理です、パスポートを機械に読み込ませ、カメラに向かって数秒立っているだけでゲートがオープン。バス降りて2分後には出国完了!



乗って来た時と同じバスが待っていますので同じ席に乗車、ここから乗車が2人増えてジョホールバルへ!7時にようやく明るくなってきたかな。



で驚かされたのは徒歩で国境越える人。道路には歩道が併設されてて歩くことは可能で私もやったことはあるんですが、ジョホールバルの入管が駅と併設で新しくなった頃から徒歩では不可となったはずなんです。新しい施設からは歩道が整備されていないのもあるんですが、シンガポール方面は渋滞していることもあるので車道の端っこを歩いているひとが多いんです。もし日本に国境があれば「危ないから歩くな!」って言われるだろうけど。

そしてマレーシアの入国もガラガラ、入管職員が何か言ってきたので訊きなおすとシンガポールに今日戻るのか?と聞こえたのでNO、クアラルンプールへ行くと伝えてパスポートにスタンプ捺されます。ということで3時間ほどのシンガポール入国が済んでマレーシアに入りました!まだ7時15分と時間たっぷり!



まずはマレーシアリンギットを入手しないと話になりませんがレートが悪い。



1リンギット29.5円がこの日の相場なんですが、1000円が30リンギットということは1リンギット33.3円。なので近くのATMでキャッシングと思ったのですが今回も出てこない。どのカードでやっても無理で、本当ならRM100ほど引き出して、あとはKLのブキッビンタンの両替所で換えようと考えていましたが、やむなく10,000円を出してRM330を受け取ります。



その後はこれから乗る列車の切符を購入。マレー鉄道はネットで乗車券購入が可能で、アプリだとさらにサクサク購入できるので一部の列車は事前に予約していますが、これから乗る列車は入国に手間取ったら無理だろうな、その際は長距離バスに切り替えようと思っていたので予約してませんでした。どうせガラガラだろうしね。それで指定席券売機まであることに気づいた。支払いはクレジットカード専用になっているものの、操作方法はスマホの画面と一緒。好きな座席を選んで確保してカードリーダーにクレジットカードをタッチさせるだけ。今回の旅ではコンタクトレス決済のクレジットカードが大活躍しますよ。日本では対応カード自体がまだまだ普及していませんが、こちらでは主流だそうです。



そしてようやく朝飯ですが、食べる店を決めているんです。場所は駅前のメルリンタワーにほど近い場所。かつては地球の歩き方でも治安が悪いと書かれたメルリンタワー、今となっては老朽化でテナントそのものが少なそうです。なので夜になると却って危ないのかも。でもこれを危ないというのなら、もっと危険な場所がある様に思います。



店構えが少し変わったように思うけど、店があり続けてくれてよかった。いくつかの店の共同体のようなかんじで、チキンライスの店とナシレマの店と両方からアピール受けますが決まっています。



チキンライスの店でカリカリポークのスライスが盛られたご飯、確かRM6でしたね。スープは残念ながら薄すぎます…。でもこの味を口にするといよいよ東南アジアなんだという気になるから不思議です。




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