思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

帯広に着いて針路を考えた

2013-03-26 11:52:08 | 旅行
大楽毛を過ぎた辺りから荒涼とした景色が時々現れます。

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その昔、今から40年位前の話だそうですが、近隣の国道38号線は最高速度が70キロの特認区間だったそうで。直線的で何も無かったし、今ほど交通事故に煩くなかったからと古希に近い私の父親の話なんですが、ふと思い出しました。この景色なら理解できますね。白糠を過ぎ、尺別はかつての炭鉱鉄道分岐駅。当時は賑わったのかもしれませんが、今では原野に戻ってしまって駅前に数軒あるのみ。それだって空き家なのかもしれない…。そういえば北海道医療大学も当別ではなく、最初はこのあたりに「東日本学園大学」としてあった。昔、車で廃墟そばまで行った事がある。

そして今は日本最長距離普通列車の2429Dと交換。あちらは2両編成で専用の立派なサボが入っている。有名な列車で青春18シーズンだからか、それらしき人が20人くらいは見えた。

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列車は浦幌で7分ほど小休止。といっても対向列車とかがあるわけでなく、単に時刻調整か、それとも臨時列車のスジが敷かれていて、日によっては対向列車があるのか。

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ホームには煉瓦造りの建物。燃料庫ですね。かつては石炭が入っていたか、カンテラ用の灯油が納められていたものと推測します。

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ホームが長いよなあ…。昔は急行列車でも停まっていただろうと思ってたら、1往復だけ特急が停車していたんですね、失礼しました。

さらに次の新吉野では17分停車。あまりに停車時間が長いから運転士は一旦降りてどこかへ。たぶんトイレか?ここでは〈スーパーおおぞら7号〉が先着していて、その後は釧路から追い上げてきた〈スーパーおおぞら12号〉に追い抜かれ、さらに釧路行き2529Dとも交換する。単線で高密度に運転しようとするとどうしてもこうなる。実はここの駅、2面3線だからできるんですよね。ここですっかり暗くなってしまいました。ここで眠くなってしまいました。

気づくと車内は帰宅高校生で賑やかになってて幕別停車中。札内を過ぎ高架を上ると帯広到着。

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降りるなり
「本日は列車が遅れましたことをお詫びいたします」
寝ていたから気づかなかったが、時間を見ると18時54分。定刻は43分着だから10分ほど遅れたことになる。定刻55分発なので帰宅者を乗せ次第発車していった。

さて、当初この旅行は1泊で出てきた。しかし普通列車だけで札幌へ帰ろうとすると18時27分発の〈狩勝〉に乗って富良野・滝川・岩見沢と乗り継いで白石には23時07分着だ。後続の列車では23時32分の滝川までしか行けない。ここで帰るにはある程度投資が必要になる

1.駅前バスターミナルを19時15分に発車する高速バス〈ポテトライナー〉に乗車して大谷地ターミナル下車。大谷地には22時22分に着く。道東道が繋がった効果は大きい。運賃は3,670円。

2.後続の19時46分発滝川行き2442Dで新得へ、新得から南千歳まで〈スーパーおおぞら14号〉に乗車。南千歳には22時31分着で37分発のエアポートに乗れば白石には23時08分着。この場合新得~南千歳が別払い、運賃は2,420円、特急料金1,750円、合計4,170円かかる。特急が頻発している時間で、トマムで一旦降りて乗り継げるなら、トマム~南千歳の2,890円で済むんだがなあ…、ギリギリ100キロ以内だし(新得~トマムは特例で乗れるから)

3.帯広で一泊してゆく。駅前には4,000円程度で泊まれるホテルが多い。帯広は支店経済都市で札幌からの出張客が多いのでホテルも多いのだが、高速道路の整備や札幌行き最終が20時43分ということもあり、札幌へ帰ってしまう人が多くなり、過当競争なのだ。明日も青春18を使えばいい。

さて、どうするかな?