思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

凄く久しぶりに長万部を歩く

2020-11-08 06:54:30 | 2020年の旅行記(国内)
列車は無意味なスノーシェッドのみが残っている上目名を過ぎ函館支社エリアへ、ここから人的流動が変わると思ったが乗ってくる人はゼロで、熱郛で2人、黒松内でも2人降りた。これはちょっと意外だったなあ。長万部の3番ホームに到着。





長万部は見た目昔となんら変わってない。それでも新幹線が開通すれば室蘭・苫小牧方面の特急乗換駅として賑わうかもしれないが、現在の駅からは駅弁の立ち売りどころかキオスクも無くなった。



はこだて開発のスーパーも無くなり跡地には観光案内所が入っている。





「まんべくん」も一時期は話題になったよね、破天荒な発言をするということで。



正直言って長万部は終わっている町だ。いまから20年くらい前に真夜中明け方近くに八雲町内の国道5号線を走り札幌方面に向かっていた時にオーバーヒートしたことがあってJAFで修理工場まで運ばれたことがある、ラジエーター水のつなぎ目が劣化して完全に漏れてしまっているとのことだった。修理をお願いし1週間後に再び取りに来ることにすると駅まで送ってくれたことがある。このあとどうやって帰るのか?と問われたので「とりあえず長万部に出て」と答えると「長万部行ってもなにもない、とうに終わった街」とにべもなく言われた。確かにその通りで八雲には郊外型の店舗あるけど長万部にはないし、国鉄の機関区があった頃は1万人以上の人口を抱え、夜通し列車も通るし賑やかだったろうと想像できるが、いまは5,000人程度になってしまった。国道沿いのかにドライブインも高速道路が開通してからは軒並み廃業している。かつては札幌を朝に出ると長万部で丁度昼になるから、団体バスはかにドライブインで、個人客もかなやでかにめしが売れたものだ。かなやも駅売りはしておらず、最近では札幌市内に支店を作ってシフトしているそうだ。



でも跨線橋から駅を望めば構内配線はやはり拠点だなと思わせてくれます。しかしとんでもないくらい「雪虫」多すぎ。違う意味でマスクしてないと口の中に入ってきてしまうほど。その後駅前を一回りして見たがすれ違ったの1人だけ。



長万部はこの2人と決まってさぞがっかりした人もいたのではと思う。ベンチに座って列車を待っているとやってきたオッサン、ポスターを指さして地域共通クーポンの2,000円の乗り放題を欲しいという。明日特急で札幌へ行くのに使いたいと。それで駅員は特急には料金払っても乗れないし、そもそもそういう切符では…と説明するもなかなか理解してくれない。そりゃあ乗車券代わりに使えて札幌市内まで往復2,000円だったら脅威でしょうよ。



早くも西日の差す中、15時24分発東室蘭行きのキハ150に乗る。特急はほぼ1時間ごとにあるけども普通は僅かに4本、およそ9時間ぶりの列車です。といっても車内は10人ほどしか乗ってないし殆どが旅行客風というか同業者臭がする。その後小幌でさらに同業者が6人も乗ってきた。ここに来るのなら超効率がいいのが15時14分に降りて42分で折り返すほかないですよね。あとは陽が落ちるし熊も出るような駅だし。


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