熱海で70年以上続く老舗洋食屋のカツカレー レストラン宝亭 上品な味わいは

豊橋から先に進みます。8時19分発興津行きに乗車。



これがちょっと変わった列車で、平日だと浜松で8分停車して掛川行きなんですが、きょうのような土曜休日ダイヤだと9時10分に浜松発興津行きと直通します。そのくせ7分前の9時03分に浜松発掛川行きを運転して「掛川までお急ぎの方は乗換を…」、土曜休日だから間引くというのならわかるんですけどね。だいたい掛川まで10分以内に近接して列車が必要なの？実際のところ先行の掛川行きもガラガラ、こちら興津行きもガラガラ。

静岡で10時33分発熱海行きに乗り換えて終点熱海に11時57分着。



日曜の正午の熱海駅、とにかく人が多い。温泉に泊って帰るのは程よい時間だ。ましてやきょうは雨なのでさっさと帰るという人もいるだろう。天気予報では18℃とあったので羽織るものは着てないが雨が降って体感はそれ以下で失敗したかな。震えるような寒さではないが、でも着たら着たらで汗かきそうな気もして難しいものです。

それで今日の昼食は熱海で食べる、気になっている店があって歩いても行けるが少々距離あるし坂道大変なのでバスで行きます。熱海銀座のほうです。



東海バスの湯～遊～バスというのが停車中で銀座まで行ける。直近だし乗ろうかと思ったが250円とあるのでやめた。と言うのも一般の路線バスならそんなにしない。事実、伊豆箱根バスの相の原団地行きで銀座で降りたら170円でした。見事にガラガラで3人しか乗っていません。バス停を降り路地に入れば飲み屋街。風俗店も見えますが若い子いないだろうな…。行列が見えてそこはラーメン屋。「わんたんや」といい1947年創業の老舗で食べログの評価も高い。しかしここは目的地ではない。



きょうの昼食は「レストラン宝亭」でカツカレーを食べようと決めてきました。この店は以前向かいのラーメン屋に入った時に気にはなっていたもののラーメン食べて失敗したなということがあったので、調べてみたら、やっぱりいい雰囲気の店は名店でした。



ちなみに向かいの「うえ田」は日曜の昼時なのにガラガラでしたね、ひとり入っていったときにドアが開いた瞬間見ましたが客はカウンターにひとりかふたり。その後熟年夫婦が入っていったけどなぜかすぐに出てきた。入ってみて「失敗した」と思ったのかな？食べログで3.5近いならそこそこ入っていてもよさそうなものだが…。一部の人間が点を釣り上げているのかな？

もっともこちら宝亭も自前のサイトを持っているのですが、トップ画面に「食べログで表彰されました！」と話題のお店ステッカーを頂きました。全掲載店77万店のうちわずか9％のみと知らない人なら凄い！と思うかもしれないが、口コミが10件を超えたら送られてきますから。うまいか不味いかではないのです。でもいまだに食べログの評価を有難がるひとはいますからね、このブログに忘れた頃にやってくる自身は滅多に更新しない人が最たる例かな。種村直樹の話題書いた時に「僕もファンなんです」から食いついてきたが、私がなにか書くと「凄いです」「ぼくもしたいです」というようなコメントばかり送ってくるので「そんなコメント書いてもらっても返事に困る、単なる感想ならいりません」と。そしたら私がそのブログにコメントしたらブロックするようになった、小心者なんですよ。それでも気になってたまにやってくるんだからどうしようもないですね。記事もとにかくワンパターンで、どこそこの店に入りました。食べログ3.5なので期待できます。美味しかった（まずかった）。とだけ。なにがどうとか一切書かれてないんですよ。旅行記もあるが、どこそこ行ったと書いてあるだけで一切の描写や感想とかもないし、行っているのかどうか怪しい。そんなブログよく続ける気になるなと思いますがね、久しぶりに見たら1か月に1つ程度しか更新してないし止めるならやめたほうがいいよ。そんな不定期な更新なら見に来る人はいないから。一日に30uuとかでカウンターを公開する気になれない。



さらに「ランキング1位いただきました」とありねとらぼ調査隊のもの。こんな誰が選んだのかわからない怪しいランキング、却って恥ずかしいと思うよ。事実、札幌で人気のラーメンベスト5！とあったから見たけども聞いたことのいない店ばっかり。そして有名店がランキング下位だったり。とにかくなんでもいいからアピールしたいのはわかった。25分ほど待って入店しウェイティングの椅子に座ってさらに待つのだが、店のおかみさんのような人が「お客様はおひとりですか？まあどうぞ」と。なんかいい気分のしない言い方だな。日曜日で並んでいるような日にひとりは受けたくないって感じがするんだよ。ともかくは看板のカツカレーを頼む。

周囲は殆どがビールを飲んでいる。熱海と言う土地柄、日曜なので昼間から飲みたい人が多いのはわかる。しかし私はカレーにビールが合うように思わないし、ちょっと思う所があるので頼みません。ちょっと高めだし。そんなこんなでカツカレーが運ばれました。



ビジュアルはいいですね、ルーは多めにかけられて皿の縁にポテトサラダとブロッコリー、それと薬味のもやし？さっぱりした味付けになっていた。勿論カレーは美味しいと思う、ただ思ってたような味ではなかった。上品すぎる。辛さも甘口と中辛の間くらいで、もう少し辛さがあったほうが私は好きだし、濃厚でどろっとしたのが好きだ。その点でもこのカレーはあっさりした味わいでパンチが無い。

とにかく私にはどこか物足りない感じです。

それで食事を終えて会計するがさっきのおかみに「すみません、お会計」と言っても聞こえてないのか、もう一度言うと「あら、申し訳ございません。私としたことが」という。あとから改めて口コミをみるとおかみさんの人柄がいい、接客がいいなんてのがあったが私には慇懃無礼に感じる。丁寧な応対と慇懃無礼は紙一重、少なくとも「あら」「私としたことが」というフレーズはいらない。もう来ることはないかな、味が分かったから。



それでは今夜の宿へ向かって先へ進みましょう。



国内旅行ランキング