思いつくままに書くブログ

基本旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。そして忖度なくものを言う。いいものはいい悪いのは悪いと。

【韓国旅行のおはなし】その5.清涼里が大好き

2006-05-19 22:10:00 | 旅行
私は清涼里が大好きだ。

ここ数年の韓国は近代化が目覚しく、特に2002年のワールドカップ以降は拍車がかかっているように思う。初めて訪韓したのは1999年なのだが、あの頃は至る所日本から20年か30年くらい遅れているような風景があった。街並みに近代建築はそれほど多くなかったし、鉄道においてもソウル・釜山・大田といった拠点駅は軒並み旧駅舎で、ソウルの赤煉瓦駅舎は機能していた<今じゃあホームレスの溜まり場。電化路線もソウル近郊の電鉄線を別にすれば中央線や太白線・嶺東線といった貨物も多い山岳線しかなかった。そうそう、駅には車扱の貨物列車用ホームもあって、積み下ろし風景を眺めていたこともある。

ところがKTXが開通すると軒並みガラス張りの近代駅舎に建替えられ、自動改札機まで導入されてしまった。

ところが清涼里は何一つ変わっていない。駅舎は橋上式と旧駅舎を活用した降車口に分かれていて、窓口が並ぶものの券売機が1台もない。自動改札機なんて無粋なものは存在しないし、その改札上には表示が賑やかな発車案内表示機が設けられている。

ここだけ確実に時間の進行が停止しているような錯覚を覚えるのだ。いつまでもこの風景を大切にしてもらいたいと来るたびに思う私でした。

このタイトルからして、清涼里でも駅前のロッテ百貨店の裏のほうの話を期待してクリックした方、いたら残念でした。あの界隈は歩いてみたことはあるのですが、あそこの女は私的には受け付けません。皆同じように見えてサイボーグみたく気持ち悪い。

?涼里駅

改札口