年度末グループレッスンに向けて

横須賀市久里浜のピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」
　　教室ブログへようこそ


今週いっぱいで　２０１５年度の個人レッスンが終わります。
そして、１年間の総まとめとしてのグループレッスンで
全て行事終了予定。

今は、そのグループレッスンで使う資料や
表彰する生徒ちゃん達の賞状を作ったり

プリンターさんは、ひーひー言いながら
働いてくれています。

今年度は、この３月末になってもインフルエンザの
猛威が止まらないくらい健康管理が大変な年でしたが
それでも、皆勤賞が５名いるほど。

他にも、表彰する生徒ちゃんの数が増え
準備しながらも、なんだか嬉しくなってきます。


保護者のみなさんと一緒に、楽しい時間となりますように。



いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
　　　　　　　　1クリック応援していただけると嬉しいです。
　　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　にほんブログ村　　　　　　　音楽教室 ブログランキングへ

親だから、つい・・・

横須賀市久里浜のピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」
　　教室ブログへようこそ

お引越し前のＹくん、最後のレッスンが終わってしまいました。

ご家族の転勤のために久里浜を離れ、
アトリエでのレッスンを終了しなければいけなくなった生徒ちゃんを
私は、何人送り出してきたでしょうか？


Ｙくんもその１人。
彼とは、２年間のお付き合いでした。
特に印象的だったことは、ご挨拶のこと。
インターフォン前でも、「○○○○です。宜しくお願いします」
そう言ってから、ドアを開け教室に入ってきてくれました。

帰りも同じく玄関先で「ありがとうございました。さようなら」

これを２年間、最後の最後まで続けたＹくん

レッスンを受ける態度も本当に真面目すぎるほどで
時には、私の方がちょっぴり心配になるくらいでした。

宿題プリントも、時に涙が滲んだあともあったり
苦戦しながらも、一生懸命取り組む姿が目に浮かぶこともあったり・・・。

そんな彼に、少し変化がみえてきたのは去年の後半から。
思うように指が動かせないことに　ジレンマを感じていたのでしょう。
でも、誰よりも負けず嫌いだったこともあったのでしょう。
曲を合格させることだけに、気持ちがいっぱいになってしまい
レッスン中も、私からの合格するかどうかの言葉だけをまっている
状態が続きました。

私のアドバイスが入っていっていない状態は、
彼との会話の中から、
お家での練習の様子から、把握できる部分もありましたが
でも、そこを責める必要はありませんでした。

やはり、ここは私が彼の焦りを受け止めつつも
慌てることはないんだよ、今のあなたに必要なことを
じっくり熟成させる時なんだと、メッセージを送り続けました。

でも、「お引越し」という現実が待っていて、
その願いが途切れてしまうことに・・・・・・。



ところが、最後のレッスンを終えた翌日、
お母様から、心温まるメッセージをいただきました。
そこには、親だからこその苦悩と反省の言葉が
綴られていました。

親ですものね、我が子に対する愛情や期待は、誰にもあります。
そして、「つい・・・」
言い過ぎた、怒ってしまった・・・・・
私も、むかしむかし(笑)、我が子に対してそういう事がありました。

それでも、綴られている言葉が、もう「気づき」なんですよね。

大丈夫！　私もこのメッセージを受け取って安心して
心から送り出す気持ちになりました。
「ピアノは、続けたい」と言ってくれているＹくん。
苦しんだこともあっただろうけれど、
この言葉が出てくるほどに支え続けたのは、Ｙくんのお母さん。

Ｙくんも、Ｙくんのお母さんも、アトリエに通ってくれて
ありがとう。

離れても、ずっとエールを送り続けます。
そして、必ず、またお会いしましょう。



いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
　　　　　　　　1クリック応援していただけると嬉しいです。
　　　　　　　↓　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↓
　　　　　　にほんブログ村　　　　　　　音楽教室 ブログランキングへ