横須賀市久里浜 ピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」のブログ

神奈川県横須賀市久里浜のピアノ教室。
ピアノを通して 子どもたちの心の成長や
アトリエでの様子をお届けしています。

そろそろ代替わりを考えなくては。

2013年01月31日 | ピアノ

ピアノテキストの補助として時々使っている ミュージック・データ。
しかしながら、今、手元にある物は全てフロッピー・ディスク(FD)なのです。
他にも あまり使わなくなったFD多数あり
これらのデータを再生する手段として、専用のプレーヤーもしくは、それに対応の電子ピアノがあります。
当教室では、目下のところ電子ピアノで再生。

その専用プレーヤーも数年前に、FD対応からUSB対応に変わって発売されている。
       YAMAHA 「伴奏くんⅡ」MDP-30


        ROLAND MT-90U
ROLANDも以前は下の写真の物だった。FDの差し込み口があります。(YAMAHAも同じく代替わりしてます)
       ROLAND MT-90S


USB対応の方がFDを何枚も持ち歩くような煩わしさがないし、破損の心配もない。
どんどん便利になると思っている内にいつのまにかROLANDから
こんなものまで発売されていた。

       USB CDドライブ CD-01A

これを繋ぐことによって、手持ちのCDでさえ音質・音のピッチを変えることなくテンポを変更できるわけね。

でも、私の電子ピアノ・・・・USB対応じゃなかった。
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私の歩んだ道

2013年01月27日 | 日記
今日は、私自身のことを少しお話したいと思います。

子ども達をお預かりしてピアノを教えている私ですが、
音大ピアノ科出身ではありません。

高校時代までは、確かにピアノ科を目指して在籍していました。
その頃まで師事していた先生は、有名音大への合格者、学生コンクールの日本一の生徒を
輩出するほどで、輝かしい実績をお持ちの方でした。
周囲のレベルの高さに突き動かされて、練習嫌いで不器用な私でも必死についていこうとしていたのを
覚えています。

また当時、私が在籍していた高校には、100名近い部員を抱える合唱部がありました。
夏の定期演奏の伴奏者に選ばれたのが運のつき・・・というかそこで
自分の専攻が大きく変わることになるなど、夢にも思わず引き受けたのです。
(この合唱部は、私が高3の時にNHK全国合唱コンクール高校の部で全国優勝、
全日本合唱コンクール(朝日新聞主催)全国大会で金賞を受賞)

伴奏者といえど、当時の顧問(クラス担任でもあり)は、私にまで発声練習をさせるなど100名の部員をユニークで情熱たっぷりの指導をしてくださいました。
伴奏者として1年ほど経った頃、顧問より「声楽」への転科を言われ面食らった私は
悩みに悩み結局専攻を変更してしまったのです。

ピアノ科へ進むのに指の構造の悪さなど指摘され伸び悩んでいた私。
しかし1年後に受験を控え、迷っている時間はありませんでした。
ピアノが好きで好きで3歳から始めたことをそこで忘れてしまっていたのも事実。
この悩みの深さは、師事していた先生にも親にも一切打ち明けることができないまま
0からスタートの発声から始め実技・音楽理論・副科ピアノと受験に向けて勉強。

先生や親の言う事は、当時絶対的な「力」があったので、それに屈してしまったのかもしれません。

この打ち明けられない「孤独感」が、逆に今、子ども達をお預かりして指導していく中で、『共に歩む』ということに繋がっているような気がします。

大学に入ってからも、学部生や院生の練習伴奏に明け暮れる日が続き、声楽の先生からはピアノ科への転科試験を言われましたが、これもそう甘い世界ではなく、ピアノ科の先生からは、在籍ピアノ科生よりも優秀な成績をとらなければならないと言われ、いったん退学してピアノ科で受験し直すことを勧められたものの、そんな勇気もなく経済的にも無理なことなので断念。

「迷う」「悩む」ということは、決して悪いことではないけれど、自分の根底に流れているものを忘れてしまってはいけないということを痛感。

のちに中学教員の免許を取得。大学卒業後出身地に戻った私は、教職の道に進み、
そこで徹底的に「心」を育てることを同僚の先生方、生徒、生徒の保護者から教わりました。
校内暴力全盛期の頃でしたから、カルチャーショックも受けましたが、連続して担任を持たせていただけた経験は、確実に現在の私の指導基盤となっています。

「音楽」という私の力を発揮できる場所を通して、子どもたちの「心」の成長をサポートしていくことができたら…、その自分の夢を今、実践している私です。

こんな私ですが、皆様、どうぞ宜しくお願いいたします。






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意識して使う

2013年01月24日 | ピアノ

親指は、日常生活の中では 「握る」・「つかむ」・「つまむ」などの他、内側へ折り曲げる動きが大半ですよね。
ですから、ピアノを弾く時に動かす親指の動かし方は、特殊かもしれません、

内側へ曲げる筋肉は 発達していますから、
どうしても、親指のつけ根の筋肉が無意識に内側へひっぱろうとします。
ですから、親指をひろげようとすると
         つけ根が引っ込んでしまいます。

その部分を「確認」するために 輪ゴムをかけてみました。

写真の矢印の方向に無理に親指を開こうとすると
         やはり、引っ込んだままです。

そこで、子ども達に解りやすくするため、輪ゴムを横へ広げるように声掛けをしたところ
         綺麗に 自然な形で広がりました。

実は、親指の動きって筋肉だけではなく、骨の動きを知っておくことが大事ですね。親指の大半の動きは、黄色円で示した関節からではなく、ピンク円で示した関節から生まれだされているということ。このちょっとした「動きを生み出す場所の意識」、時間はかかるけれど大切に教えていきたいな。(ただ、やり過ぎは飽きますから要注意ですね。)
         
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音をとる

2013年01月21日 | 合唱

ピアノで音を出すと、誰が弾いても「ド」の場所を弾けば「ド」となってくれます。
極端なことを言ってしまえば、にゃんこが弾いても「ド」と鳴る・・・。

しかし、体が楽器である「声」は、簡単そうでなかなか狙った音を出すのが難しい。
それでも、ピタッと響きのある音がとれると、それはそれは嬉しいもの。
そんな歌声を毎回、私は楽しく聞かせていただけて、こんなにありがたいことはない。
伴奏者の特権?かしら。(笑)
時には、伴奏を外して(←意地悪をしているんじゃないですからね)アカペラでも。

1/21の練習曲は 「おひさま」~大切なあなたへ
              
NHKの朝ドラに使われましたよね。音域も広くとても綺麗な曲です。


今日の練習の中で「音」をとるのが難しかった箇所
アルトパートは、エンディングの音


ソプラノパートは、転調するところの音


メゾ・ソプラノパートは、同音が続くところ



ここは、少々音を外しても怖がらずに声をしっかり出していきましょ。
W先生も、それぞれのパートの声マネをしながら教えてくださる。
これね、私が聞いていてもとっても分かりやすい。
理屈ではなく耳で聞いて違いがわかると、納得できますもの。
だから、ここのコーラスは笑いが絶えない。 誰もが笑顔で練習に臨んでいる。

ここは、私も見習わなきゃ。

で、私、伴奏のミスが多かった・・・・・反省・・・しっかり練習しないとね。
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2013年01月19日 | ピアノ

ピアノという楽器は、小さな手の子ども用には作られていません。
バイオリンのように、子どもの成長に合わせてサイズを替えていくことができれば
もう少し、指への負担も減るかもしれませんね。

とはいえ、導入段階からこの大きな楽器と対峙していくわけですから、
お指をできるだけ痛めないよう、指の動かし方・トレーニングにも
目を向けていきたいですね。

一口に「手」といっても千差万別
手首の関節・指のつけねの関節など 同じポーズで子どもたちの手を撮影してみました。

親指の開く角度も、みんなそれぞれ微妙に開き具合いが違います。


手首を曲げてみました。 ここはそれほど差はないですね


今度は、指のつけ根の曲がり具合い。

これから、まだまだ指が変化していく年齢。
無理に力を入れて鍵盤を弾くと 指先がつぶれたり、特に親指の付け根が凹んでしまうのも
小さい年齢の子ども達にはよく見受けられます。 
            

こんな時は、下から手を支えてあげて
          
親指のつけ根の筋肉を外側へ出すように意識させてあげると ほらねっ!

地道なトレーニングは、おもしろくないと感じるかもしれないけれど
興味を持てるようにいろいろ小道具を使って、レッスンで実践してみますね。
子ども達がら 報告があったらお家の方も一緒にTRYしてみてください。
コメント (2)
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