横須賀市久里浜 ピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」のブログ

神奈川県横須賀市久里浜のピアノ教室。
ピアノを通して 子どもたちの心の成長や
アトリエでの様子をお届けしています。

練習が作業とならないように

2020年09月09日 | 合唱
横須賀市久里浜のピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」
教室blogへようこそ



今日も朝からジリジリとした夏の様な日差し。
横須賀は、海に近いので内陸に比べれば気温は低いですが、暑いものは暑い(笑)

先週のレッスンで、曲中のブレスに気をつけて
再度練習してくるように言われていたNちゃん。
曲全体はリズムも音も間違いなく最後まで弾いた。
レッスンノートも、取り組んだ回数を日々書いていて
(「サボり」という日も、正直に書いてある)、
本人は、満足したお顔。


あれ? 再度宿題にしたポイントを、忘れていたのかな?
と思い、

「この曲、今回、何に気をつけて弾いてくるんだったっけ?」
と、尋ねると
「ブレスに、注意することです!」と模範解答のように即答。

「そっか、よく覚えていたね。注意していたんだね。
ところで、『ブレス』ってどういう意味だったか覚えてる?」
と、聞くと


(む・ご・ん)



あれれ?そして、みるみる本人の表情が曇る。

そりゃね、自信持って弾いたのに、本人からすればクレームがついちゃったわけさ。

「今ね、Nちゃんの心の中に
『しまった!意味を考えずに練習していた』
と思ったか
『ちゃんと弾けたのに、なんで!』
と思ったかで、その涙の意味が違ってくるよ。」

そのあと、もう一度ブレスの意味を、休符との違いを確認して弾いてもらうと

「出来るじゃん!、あら私って天才?!」とちょっぴり冷やかすと
パァーッと晴れやかな顔つきに。

「注意して」というのはアタマで思っているだけで終わると
練習が、単なる「作業」に終わってしまう。
レッスンノートに書く回数も、事務的に数字を書く「作業」で終わらないように
今日もアトリエの生徒さん達とコミュニケーションを取りながらのレッスンです。


ただいま、アトリエでは 若干名ですが
秋の新規生徒さんを募集中です

            
入会ご希望の方は、アトリエ・ホームページのお問い合わせフォームより
まずは、体験レッスンをお申し込みください。


今日もブログをお読みいただきありがとうございました。
コメント
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