横須賀市久里浜 ピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」のブログ

神奈川県横須賀市久里浜のピアノ教室。
ピアノを通して 子どもたちの心の成長や
アトリエでの様子をお届けしています。

経験を積む

2023年10月24日 | ピアノ
横須賀市久里浜のピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」
   教室blogへ ようこそ

幼稚園、小学校、中学校と運動会・体育祭の時期ですね。
近くを通ると 応援、かけっこ、ダンスなどの練習を
よく見かけます。
生徒たちの話を聞くと、毎日練習でくたくただとか・・。

でも、声をだして、元気に演技や競技ができるようになって
本当によかった。
これも、コロナ・・・という経験があったから感じることですよね。


さて、先日生徒ちゃんが出たブルグミュラーコンクールを聞いてきました。
コンクールにエントリーするからには、どの子もたくさんの練習を経て
ステージに臨んだことと思います。

1音1音の想いがこちらに伝わってくる演奏
素朴ながら、右手と左手の音をよく聞きながらの演奏
堂々と自信を持っての演奏
どの子も1分足らずの曲を立派に弾ききっていました

私の生徒ちゃんはというと、
今回のコンクールは2回目(去年はコンクール直前でコロナになり不参加)の参加。

実は、思ってもみなかったところでミスをして弾き直してしまいました。
きっと、本人も焦ったはず(正直私も、えっ?となりそうでした)

ところが、「成長したなぁ。」と私が思わず唸りそうになったのは
このミスのあとのリカバリー力。

そして、更に弾き終わったあともしっかり余韻をもって椅子からおり
丁寧にお辞儀をしてステージから下りました。

全員の演奏が終わってロビーで彼女を見たときは
お母さんに顔を埋め肩を震わせて泣いていました。

「わかるよ、その悔しさ」 練習してきたからこそ味わうこの悔しさ。
去年も、予選通過し本選に臨んだ生徒さんが
やはり1つのミスから悔し涙を流した。

これを「失敗」と捉えて尻込みしてしまうか
いやまた「挑戦」しようと新たな一歩を踏み出すか

彼女は、後者でした。
この経験をまた次へと活かしてチャレンジしてほしいと思います。



そして、アトリエの生徒たちは、いま、
ハロウィン演奏撮影にはいっています。
今年度、3回目の撮影となり生徒達の中にも変化が現れはじめました。
今回は、レベルごとに課題曲を渡しその仕上げまでの期間も短期間にし、
撮影日から逆算して、できれば計画的に練習を進められるようにと。

一番練習期間が短かった曜日の生徒さん達の中に、
撮影後、
「再チャレンジさせてほしい」と申し出る子達が出てきたのです。
うん、うん、いいね、いいね。

その自分の演奏に納得がいかない悔しさを
悔しいだけで終わらさないその行動力。

少しずつ少しずつ、こういう力が出てくるよう
アトリエの生徒達には教え伝えていくレッスンを
これからも続けていきます。



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