横須賀市久里浜のピアノ教室「音のアトリエ・YUKI」
教室blogへ ようこそ
12月になりましたが、12月とは思えない暖かさ。
と、思えば急に平年並みの寒さになったり。
身体が気温の変化についていきかねていることを痛感します。
そして、「痛感」といえば
コロナ明けの2023年後半は、マスクも外し、声も出せて、大勢が集まることも
以前と同じようにできるようになりました。
その結果、心も解放され、笑顔が戻ってきつつあるように感じます。
ところが、コロナによる弊害はいまだに続き、むしろ
コチラの方が深刻な問題をもたらし続けていることを痛感します。
特に子ども達の体力や何かに向かって実行していく力、意欲の低下は
顕著で、危機感すら感じます。
言葉で発している表向きの内容と、本音や行動をみていると
必ずしも一致しているわけではなく、
これはどうしたものだろう?と日々頭を悩ますことが増えました。
私が一番に頭に浮かんだことは
「世の中、便利になりすぎたね」ということ
道具が進化していくことは、喜ばしいことですし
その進化の恩恵を受けていることも確かです。
ただ、ほんの小さなことではあるけれども、
指先の力を使わなくても、簡単に・・・・という物が溢れ
(蛇口、ドアノブ、プルトップ、本のページをめくる…)
イージーオープン、スワイプで容易になった
また、たくさんの本から探したり
あれこれ考えなくても
1Clickで、欲しい情報がゲットできる
1つ1つ目で物を追いかけることなく
動画をなんとなくみている時間が増えた。
これをピアノ教室で急増してきた現状を見てみると
・指力が弱く、音がでない。
(指の付け根など関節で支えることが難しい)
・考えることより、手っ取り早く
『正解』がないかをさがそうとする
・楽譜などの細かな音符を追いかけられない、
模様読みすらめんどくさく感じる
このことに加え、世の中の考え方の流れの変化も加わり
本来の意義とは異なる捉え方(自分にとって旨味のある部分だけ)をして
大人がミスリードしていることも痛感します。
いま、私は、教室の生徒達にも
と、話しかけています。
ピアノ演奏は、どんなに便利な世の中になっても
自分が演奏するとなると、やはりアナログな作業が要求されます。
考えることを求められると、すぐ涙がでてしまう生徒達には
(考えることをめんどくさいと感じ、辛く感じて涙が流れる)
その涙を 違うエネルギーに変換できるように指導していく。
そんな大きな課題を自分にも与えられたと感じています。
直ぐに結果がでる作業ではありませんが、
物事にじっくりと取り組むことも必要であることと、
その先には、誰にも得られない喜びを感じ取ってもらえられるように
導いていけたらと思います。
教室blogへ ようこそ
12月になりましたが、12月とは思えない暖かさ。
と、思えば急に平年並みの寒さになったり。
身体が気温の変化についていきかねていることを痛感します。
そして、「痛感」といえば
コロナ明けの2023年後半は、マスクも外し、声も出せて、大勢が集まることも
以前と同じようにできるようになりました。
その結果、心も解放され、笑顔が戻ってきつつあるように感じます。
ところが、コロナによる弊害はいまだに続き、むしろ
コチラの方が深刻な問題をもたらし続けていることを痛感します。
特に子ども達の体力や何かに向かって実行していく力、意欲の低下は
顕著で、危機感すら感じます。
言葉で発している表向きの内容と、本音や行動をみていると
必ずしも一致しているわけではなく、
これはどうしたものだろう?と日々頭を悩ますことが増えました。
私が一番に頭に浮かんだことは
「世の中、便利になりすぎたね」ということ
道具が進化していくことは、喜ばしいことですし
その進化の恩恵を受けていることも確かです。
ただ、ほんの小さなことではあるけれども、
指先の力を使わなくても、簡単に・・・・という物が溢れ
(蛇口、ドアノブ、プルトップ、本のページをめくる…)
イージーオープン、スワイプで容易になった
また、たくさんの本から探したり
あれこれ考えなくても
1Clickで、欲しい情報がゲットできる
1つ1つ目で物を追いかけることなく
動画をなんとなくみている時間が増えた。
これをピアノ教室で急増してきた現状を見てみると
・指力が弱く、音がでない。
(指の付け根など関節で支えることが難しい)
・考えることより、手っ取り早く
『正解』がないかをさがそうとする
・楽譜などの細かな音符を追いかけられない、
模様読みすらめんどくさく感じる
このことに加え、世の中の考え方の流れの変化も加わり
本来の意義とは異なる捉え方(自分にとって旨味のある部分だけ)をして
大人がミスリードしていることも痛感します。
いま、私は、教室の生徒達にも
「あなたが近道と思っているその方法は
遠回りしているけれど、大丈夫ですか?」
遠回りしているけれど、大丈夫ですか?」
と、話しかけています。
ピアノ演奏は、どんなに便利な世の中になっても
自分が演奏するとなると、やはりアナログな作業が要求されます。
考えることを求められると、すぐ涙がでてしまう生徒達には
(考えることをめんどくさいと感じ、辛く感じて涙が流れる)
その涙を 違うエネルギーに変換できるように指導していく。
そんな大きな課題を自分にも与えられたと感じています。
直ぐに結果がでる作業ではありませんが、
物事にじっくりと取り組むことも必要であることと、
その先には、誰にも得られない喜びを感じ取ってもらえられるように
導いていけたらと思います。