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地方自治の危機(追記33)…法律には事態を変える力はない

2018-01-24 15:15:34 | 地方自治
 2018年1月5日の朝日新聞、「語る--人生の贈りもの--」欄で、書家の石川九楊氏は、京大法学部在学中に「法律には事態を変える力はない」と感じ、1ヵ月でやる気が失せたという。法律というのは結局、事態の後付けでしかなく、やりがいがないと思ったそうである。

 私は、「地方自治の、ある事態の不具合」についての常識的軌道修正を訴えたが、裁判所は修正しなくてよいという「後付けの理由」を探してきた。前段の石川氏の気づきが、私の経験の「後付けの理由とすべく、適当な法律を恣意的に持って来る裁判所には、事態を変える力はない」と相似に思えた。

 石川氏が、最初のたった1ヵ月で法律の無力さに気づいたことには、驚嘆する。
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共感を得るということについて

2018-01-03 11:42:18 | 傾聴
謹賀新年 2018
 年賀状も年々少なくなるが、今年も何枚かいただいた。
びっくりしたのは数名の方から、昨年の年賀状に載せた、わたしの書いた絵についてのお褒めの言葉があったことであった。祝い文句ではあると思うが、昨年のことを覚えていていただいたのには感激した。

 昨年の年賀状に、添付の写真を入れ、「シニア大学の実技講座で学んだ水墨画で、自分の村の水利ダム」との釈明文を入れていた。
年賀状は例年、家内と連名で出すが、わたしが会ったこともない、家内のお友達からもお言葉があった。

 直ぐには付かぬ話だが、わたしが地区自治会の総会で、「地域の支えあいなどについて」など話をしても誰も乗ってこない。

 しかるに、ハガキの絵は無言なのに、多少とも共感が得られたという満足感がある。一方、言葉を尽くした「総会での発言」は全く共感を得られなかった。
 ちなみに、昨年の水墨画以後の絵の修業はサボってしまった。今年は、再挑戦したい。

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