気になること

視点を変えて、近頃気になること

地方自治の危機(追記52)歴史は繰り返す

2019-11-07 22:39:35 | 地方自治
 環境大臣になった小泉進次郎さんが、「プラ製レジ袋を有料にしたい」という。環境問題全体からの位置づけが無いのが新人らしい所。報道では過去にも「有料化」は検討されたが、業界の反対などで実現しなかったという。

プラゴミについては何十年も前、私が会社にいた時代から問題視されていた。平成7年には「容器包装リサイクル法」もできたが、私のいる市では実施していない。

環境大臣ともなれば「なぜ対策が遅々として進まないか」を言うべきである。最近またプラスチックごみがクローズアップされたのは「マイクロプラスチックの海洋汚染」の話題が沸騰したためであろうか。外圧がないと、環境省もマスコミも沈黙しているのは寂しい。

植物由来のプラスチック代替材料も昔から提案・研究されていたが、最近外国から「プラスチック製のストローを止める」という情報が来て初めて、日本も重い腰を上げようとしている。

30年以上も前、私が参加していた発明や工夫を趣味とするグループで、レジ袋を携帯するアイデアを発表したことがある。袋を折り畳んで持ち歩くことは普通に行われているが、カードケースや財布のポケットに入れた袋の一端を引っ張ると一発で全開の袋が現れるというものであった。
ちょっとした買物でも小さいレジ袋をくれるのは、代金を支払ったと言う証拠のためなのか知らないが、実に勿体ない。

しかし、無条件でもらえるレジ袋も、親を介護していた時には汚物を始末するときに便利であった。

結局、私のアイデアは普及していない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする