投打噛合わずアナハイムの地で花火観賞(感傷?)

2006年04月08日 | ヤンキース
昨年はチャコーンとスモールがいなければまず、地区優勝は出来なかったといっても過言ではないシーズンであった。そのチャコーンが本来の柱ではなくDL中のパバーノとスモールの代役登板であった。球数は少ないが昨季のような安心感のかけらもなかった。初回にいきなりカブレーラが見事レフトスタンドに放りこむ。確かに3番ゲレーロ、4番アンダーソンなので勝負はするのは当然だが厳しい球が一つもなかった。クリーンナップの「顔」に打たれたHRである。ヤンキースも再三言っているが今日はワンポイントのビローンとマイヤーズが良いとしても、6回以降両者に点は入っていない。チャコーンの球数を重視したのか?後半の山場で温存したのか?それにしても起用のタイミングがどうも噛合わない。また、打線も重量打線らしからず凡打を築く。エスコバーの出来は決していいとは思えない。アナハイムはセットアッパーのシールズやクローザーのKロッドの信頼は厚い。その前に叩きこんでおいて欲しかった。満塁でシェフのゲッツーが負け試合を決定的なものにした。松井もいい当たりが1本センターに出たがシーズン序盤に打順を入れ替えないトーリ野球とは言え、頷けるとは思えない。昨年161試合目でなんとか地区優勝しただけに、頭から貯金生活をして欲しい。西地区は強豪が多いが地区が違うのであまり対戦はないとは言え、今年のトロントの補強はいいし、ボストンはいつでも上位を狙えるチーム。デビルレイズには昨季負け越していることを考えると今日のような試合では地元へ戻っても厳しいヤンキースファンやマスコミは黙っていない。フライデーナイトと地元開幕戦とあって花火が綺麗に夜空に打ち上げられたがヤンキース選手には打線の貧打同様、屈辱の花火となってしまった。
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