極める。

2006年04月26日 | 独り言
岡野工業の岡野社長を見ているといつも圧倒されてしまう。町工場の金型職人は世界の偉人であり数々の特許も取得しあの小泉首相や経団連の奥田会長も絶賛する。世界のトヨタの心臓部の部品をはじめ、全く痛みのない注射針も開発している。小児糖尿病の患者はインシュリンを1日に8回注程度注射するというが、その痛みすら岡野氏にかかれば少しでも痛みが軽減出来る。「おじさんもっといいもの作るから頑張ってよ」と岡野氏が言う言葉には重みと必ずあの人ならやってしまうだろうと職人というより魔法使いのように思えた。安定した仕事なんてしたってダメだ!!若いならいろいろ経験しないとイカンと学生に喝を入れる。俺も、友人の中ではいろいろなバイトから仕事もしてきた。職種、業種問わずその会社の良い面、悪い面もそれなり見てきたし、まだいろいろな会社との出会いもあるだろう。一つの会社で終身働くというのは凄いことだと思う。ただ俺の場合技術職ではないので、とにかく多くの経験から体得、会得したいと思っている。今、ITとか次世代とかで株に手を出して主婦業そっちのけの人や、退職金を全て突っ込んで大損した人がいた。自宅にいながら簡単に知識もない人がそんなにお金儲けなんか簡単に出来るとは到底思えないし、お金は大切だけれどそうした形でのバブル的お金の価値はいかがなものだろうか?汗、水たらして銭を稼ぐ、研究し、挫折し、失敗してもそれ以上の人生に価値を見出している人が少なくなったように思えて仕方がない。まだ俺の仕事は仮にそうであってもマスコミ等に叩かれることはない。車内の中吊りを見ていると有名人、著名人があることないことを書かれながらも結果を出して生きている人もいる。岡野氏の話に戻るが人に感謝される仕事を「極める」こと。これは一生かかっても俺みたいな無知な人間には難しいが常にその「挑戦する」という精神は持ち続けて行きたいと思う。
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