メジャー通算500試合連続出場を松井秀喜が達成した。その記録より上にいるのはたったの二人。カルリプケンとルーゲーリックだ。とんでもない名前の選手の3番目に名前を連ねてしまった。しかし、この試合は負け。ミネソタのメトロドームと今日のロジャースセンターが人工芝ということで松井の膝を考えてトーリがDHに据えたがこれは裏目に出たように思える。現在、ヤンキースは最下位。バーニーが先日ライト、今日はレフトだがデーモンとの連携も悪く、タッチアップの時は勢いもつけず両手キャッチで余裕のセーフとなってしまった。シェフの軽率なプレーが一気にトロントの勢いをつけはじめてしまった。大体こういう凡ミスで勝てる試合はない。エースRJとは言え、彼の得意球は流れ落ちるスライダーなのだ。決してストレートではない。そのスライダーが今日は全く曲がらず取りにいったストレートがホームランになった。4点先取してあの負け方はどうにもこうにもヤンキース野球ではない。今年のトロントの補強はアリーグNo1とも言われるがまあ今日の試合ならトロント以外でも負けていただろう。松井はレフトの守備につくべきだった。やはり打って守っての気持ちがないとDHなれしていない松井には酷かもしれない。人工芝と言っても日本のように芝はかなり手入れされ弾力性はロジャースセンターはまだある。本当にメジャー30球団で人工芝!!というのは昨日のメトロドーム位だろう。とにかく凡ミスと選手起用の失敗が重なっては勝負にならない。明日もDHらしいが強靭な松井の肉体なら必ず守備にもついて欲しいものだ。今年この東地区は侮れないチームばかり。気を抜いてはいないだろうがそう俺には見えてしまったゲームだった。
記録よりも記憶に残る男。新庄剛志が今季限りで引退を表明した。満塁を含む2本塁打を放ってお立ち台に上がった新庄は「今シーズン限りでユニホームを脱ぐことを決めました」と異例の引退表明を行った。セリーグ、メジャー、パリーグも経験しオフもいろいろな場面のパフォーマンスはファンを飽きさせない男だ。技術は?と言えば普通より上程度だが存在感は5本の指に入る変わった逸材であった。 華麗な守備や強肩、勝負強い打撃に加え スター性は素晴らしかった。ただ何故今引退表明なのだろうか?しかも場所は東京ドームだったぞ。せめて札幌ドームですべきではないだろうか?まだ34歳。彼なら芸能界やファッションモデル等は引っ張りだこかもしれない。まず野球関係のコーチ、監督は有り得ないと思うが・・・・なんだか急なことで「お疲れ様」と言う言葉が素直に出て来ない。まだシーズンが長いので何が起こるか分からないが引退撤回はなさそうである。まあ今後の動向が気になる。
巨人が強い!!
こんなに強い巨人を見られるのも久し振りのウキウキで昨日も「鳥」にいってしまった。とにかく投手が充実している。先発は上原を筆頭にパウエル、内海がいい。まだ4月とは言えV確率は既に88%を超えている。中継ぎも抑えもいいし、打線も「線」になっている。小久保がキャプテンとして牽引しているがなんといってもイスンヨプの加入は大きい。憧れの王貞治に影響を受け野球を始めた彼の大砲は今巨人に欠かせない。このままの連勝街道は続かないとしても、今年ははこの強さが相手へ威圧感を与えている。またチーム内競争がいい。主力でダメなら若手起用。そして結果を出せば原監督は勝利に貢献する選手を使う。主力だの人気選手だろうがチームが勝たなくては全く持って勝負にならない。プロなら結果が全て。そして「勝つだけ」なのだ。勝てば選手は勿論ファンだってきっと最近の弱小巨人なんて言わせない。これからも巨人は必ず勝つことだけを目指して欲しいものだ。みんな「目」が輝いているぞ!!
こんなに強い巨人を見られるのも久し振りのウキウキで昨日も「鳥」にいってしまった。とにかく投手が充実している。先発は上原を筆頭にパウエル、内海がいい。まだ4月とは言えV確率は既に88%を超えている。中継ぎも抑えもいいし、打線も「線」になっている。小久保がキャプテンとして牽引しているがなんといってもイスンヨプの加入は大きい。憧れの王貞治に影響を受け野球を始めた彼の大砲は今巨人に欠かせない。このままの連勝街道は続かないとしても、今年ははこの強さが相手へ威圧感を与えている。またチーム内競争がいい。主力でダメなら若手起用。そして結果を出せば原監督は勝利に貢献する選手を使う。主力だの人気選手だろうがチームが勝たなくては全く持って勝負にならない。プロなら結果が全て。そして「勝つだけ」なのだ。勝てば選手は勿論ファンだってきっと最近の弱小巨人なんて言わせない。これからも巨人は必ず勝つことだけを目指して欲しいものだ。みんな「目」が輝いているぞ!!
「人間は中身、ハートよ」なんて言うけれど、そんなのは当然のこと。俺は以前から人間は外見が大切で第一印象で8割以上が決まると言い続けている。あるTVで童顔の営業マンが相手先へ訪問した際、開口一番「若僧でさらに不潔な格好だ!!」と一喝されトボトボ追い出されたと言う。それから彼は服、ネクタイ、靴から髪型、顔の表情、歯の矯正ととことんやった。これで自分にも気合いが入り仕事にも精が出て年収が300万円アップしたと言う。別にTVだからここまでやらずともとは思っていたが、外見というのはその人の人格を計る上の簡易的基準になってしまうのだ。俺も人と会う機会が多いので「直せる部分」は気を使っている。(整形とかそんなことはしないが)例えばスーツ、ワイシャツよれよれで靴は汚れて不精髭の人が営業に来られても営業は信頼を気付くものであり金銭が動く。もしかしたら半永久的にその人が当社の担当だったらどうだろう?と思いお断りしてしまうケースがある。いろいろな業種があるがそれ相応の格好というのがある。例えば老舗料亭で長髪、金髪のバイト君とか着物もうまくきれず髪もうまく結えない女将が来たら幻滅してしまう。食する前に。こんな例を挙げたらきりがない。容姿端麗と言う言葉があるが人はそれ相応の身だしなみが必要であること。それが企業ならみんなあんな人間ばかりの社員しかいないのかと一生懸命している人間に失礼である。一緒に生活もしていないし、生活していても分からない人間のハートなのに。そのハートを掴む、射とめるのも第一印象と身だしなみは必要だ。それから心でありハートである。そしてそれがうまく噛合った時こそビジネスとして成立し恋愛もそうではないだろうか?男性にはいつまでもカッコヨクいて欲しい、女性にはいつまでも美しくいて欲しい。性格ブスなんて論外なのは言うまでもないが外見ブスもなくなれば、今まで以上の自分の引き出しが増えるのではないだろうか?無論TPOに合わせ、どういう年代の方とお会いするのかも必要だろう。自分の個性を出すのはいいけれど、それホントにあなたらしさの個性?とか、なんか損してないか!?なんて人が少なくなると、日本はもっと面白いカッコイイ国になるんじゃないかな!?
今年の巨人の開幕奪取は凄いがいい新人や中心選手が頑張ったいい結果になっている。
そこで今日の桑田だがよく勝利したと思う。メジャーでは40歳過ぎてもでもバリバリの選手はいるが、日本は少ない。ただ後日書かせて頂くが桑田の身体のケアは凄いと聞いている。簡単ではあるが今年1勝おめでとう!!ベテランとか関係なくまだまだいけるとこまで行って欲しいな。
そこで今日の桑田だがよく勝利したと思う。メジャーでは40歳過ぎてもでもバリバリの選手はいるが、日本は少ない。ただ後日書かせて頂くが桑田の身体のケアは凄いと聞いている。簡単ではあるが今年1勝おめでとう!!ベテランとか関係なくまだまだいけるとこまで行って欲しいな。
ようやく地元ニューヨークに帰ってきました。抜けるような青空の下、平日でも超満員だった。いきなりジオンビーの3ランが出たがやはり王建民の調子は相変わらず良くなかった。昨日の巨人戦も打つには打ったがやはりピッチャーパウエルの調子に尽きるといっていいだろう。投手の出来次第で野球は決まってしまうスポーツだ。ヤンキースは王のように不安定であるが故にやはり打って勝つという試合が当分続きそうである。中継ぎのスターツを挟んだ意味も分からず敗色濃厚ではあったが、松井も開幕から7試合連続ヒットで繋ぎの野球に徹底していた。バーニーは走塁ミスのタッチアウトをバットで返したものの、ベテランがああいうミスを起していては負け越し中の現在最下位のチームがやってはいけない。しかし、ヤンキースのあの重量打線だと塁が詰まれば必ず何かやってくれると思ってしまう。それが今日はジーターだった。やや内角球をうまく引き込み腕が伸び、打った瞬間、ボールはレフトスタンドへと消えていった。クローザーのリベラに繋げる勝利の方程式で勝ったは勝ったがロイヤルズ相手に苦戦を強いられ、見ていてもハラハラしてしまう。この逆転勝利をきっかけに連勝して欲しいが今の投手陣ではもう少し我慢の野球が続くような気がする。とにかくプロは勝ってナンボのもん。何はともあれ勝てばいいんです、勝てば。
村上龍がどうにも気になる。絵本として「盾・シールド」に目が止まり、その後NHKで美輪明宏と番組に出ていた。 やわらかくて傷つきやすい心を守る「盾(シールド)」を持っていますか?2人の少年・コジマとキジマ。別々の学校、職業を選んで大人になり、それぞれの道を行く。少年時代に出会った1人の老人が残した「盾・シールドが必要だ」という言葉だった今日のルールが、明日も通じるとは限らない。大会社に就職する一方突然のリストラに会い人生が180度変わってしまう。一方ひきこもりだったが犬好きだったこともあり犬の訓練士として生活する。村上氏はお金ではなく、好きな仕事で報酬を貰えるのは本当に数が少なく稀でありそれは幸せだと言う。幸せと不安はいつも隣合せだとも言っていた。一方、美輪明宏も数々の人生経験を送られて多くの人々へ芝居、講演会等を通して現代の様々な人間の生き方を説く。美輪氏が良く言う言葉に「正負の法則」がある。辛い思いを経験すれば必ずいいこと(正)があり、悪いことや人的に悪戯を働けば必ずそのしっぺ返し(負)があると言う。「人生、苦もあれば楽もある」という言葉に近い。幸せはいつまでも続かない、お風呂に入って気持ちいいといっても1時間も入っていればのぼせる、好物な食べ物も毎日続けば飽きる。常に幸せの横には不安があるのが人生だと言う。確かに!!と思った。シールドはいろいろな資格や免許等もそうだろうが人脈や、人と人との関わり方の良し悪しで大きく左右する。人生は長い、そして全てが成功して充足感に満ちている期間というのはほんの少しの時間かもしれない。今、自分自信も「シールドはあるのか?」と問われると即「あります」とは言い難い気がする。ただ不安があってそれを乗り越えた時に幸せがありその連続が人生なのかという気もする。そこに自分らしさのシールドがあれば大きな壁に当っても諦めないという精神を今後益々磨いていければと思う。
昨年はチャコーンとスモールがいなければまず、地区優勝は出来なかったといっても過言ではないシーズンであった。そのチャコーンが本来の柱ではなくDL中のパバーノとスモールの代役登板であった。球数は少ないが昨季のような安心感のかけらもなかった。初回にいきなりカブレーラが見事レフトスタンドに放りこむ。確かに3番ゲレーロ、4番アンダーソンなので勝負はするのは当然だが厳しい球が一つもなかった。クリーンナップの「顔」に打たれたHRである。ヤンキースも再三言っているが今日はワンポイントのビローンとマイヤーズが良いとしても、6回以降両者に点は入っていない。チャコーンの球数を重視したのか?後半の山場で温存したのか?それにしても起用のタイミングがどうも噛合わない。また、打線も重量打線らしからず凡打を築く。エスコバーの出来は決していいとは思えない。アナハイムはセットアッパーのシールズやクローザーのKロッドの信頼は厚い。その前に叩きこんでおいて欲しかった。満塁でシェフのゲッツーが負け試合を決定的なものにした。松井もいい当たりが1本センターに出たがシーズン序盤に打順を入れ替えないトーリ野球とは言え、頷けるとは思えない。昨年161試合目でなんとか地区優勝しただけに、頭から貯金生活をして欲しい。西地区は強豪が多いが地区が違うのであまり対戦はないとは言え、今年のトロントの補強はいいし、ボストンはいつでも上位を狙えるチーム。デビルレイズには昨季負け越していることを考えると今日のような試合では地元へ戻っても厳しいヤンキースファンやマスコミは黙っていない。フライデーナイトと地元開幕戦とあって花火が綺麗に夜空に打ち上げられたがヤンキース選手には打線の貧打同様、屈辱の花火となってしまった。
松井のバックスクリーンのホームランとシェフらしい弾丸ホームランは節目の450号だった。4-0これなら行けると普通は思う。王建民の低目を丁寧につくコントロールはいいが、エラーをしてはいけません!!まして名守ジーターが焦ってしまい、ここから傷口は広がっていった。王建民も一見タフに見えるようで100球いかないうちに肘が下がってきてしまいボール球が続き甘いコースへ行く癖がある。そして昨年から問題視されているカノーの守備だ。セカンドは近いのだから焦らず捕球し投げればいいがそれが出来ない。守備がどうも荒いのである。ここで更に傷口は広がりもう8回には試合は決まっていた。ライトも今季前半の日程では4人で回せると言っているがならば中継ぎに敢えて使う必要はない。ロングリリーフが可能だと言ってもいづれスターターになるべく投手にあの起用は納得がいかない。最終的にはポサーダもパスボールとなりフランクトーマスに走者一掃の2塁打を浴びてしまう。昨年同様攻撃型のヤンキースで守りはどうも昨季の反省が生かされていない。特に、投手陣と守備(エラー)だ!!開幕戦で大勝したが残りの2戦は反省材料の残る試合である。投手継投ミス、エラーによる凡ミスをしていては絶対にヤンキースであってもどのチームでも勝つことが出来ないのが野球というスポーツなのだ。
今日はムースが我慢のピッチングでなんとかしたものの、打線が「線」にならない典型的なミスと相手のスモールベースボールに突けこまれた敗戦であった。ここでポイントなのは松井の進化によって相手に警戒されている。松井に神経を使いながらポサーダにヒット、松井の前のジオンビーもフォアボールと松井の6番が如何せんいい打順とは思えない。ツーベースはあったが松井の今年の課題としては「軸をぶらさない」ことにある。へそを中心に軸をしっかりとスムーズに回転させることにある。従ってランナーがいる場合For the teamはいいのだがこれは松井のバッティングではないが3打席目、4打席目とも完全に泳いでしまい、軸とごろか上体も下半身もブレブレである。進塁打と言えば聞こえはいいがあの調子と長いシーズンに開幕直後から彼のバッティングを乱してはいけないと思う。今年の課題は前々からでもあるセットアッパー不在である。未知数のハンズワースは別としてビローン、スターツ(今日は投げていないが)、マイヤーズ、プロクターでは信頼がおけない。いかにメジャーの場合特に球数を守るだけにセットアッパーの重要さが伺える。今日8回から9回にかけてはハンズワースで行くべきだった。せめてプロクターがストレートの四球の時に、思いきってリベラかスターツを挟みたかった。とにかくあの9回裏の時点でヤンキースの戦闘モードが低下してしまった。勝つための執念がないガッガリしたゲームであった。明日から再度戦闘モード突入としていただきたい。