から 6日で69年と
なって、原爆の語り部
達がいなくなりつつある
という。
大学の部活で、原爆ドーム
と資料館などを、一度だけ
訪れたことがあります。もう、40年も前の話です。
そのわずかの経験をもとに、文化祭で、展示発表を
行いましたが、しょせん、実体験者がいない若者の集団の悲しさ、
迫力に欠けたものにしかなりませんでした。
社会・共産の政治がらみで、原水禁と原水協とに、運動が分裂していたことも、
今一つ、聴衆を引き込む話になりにくかった、と言えるかもしれませんが、
残念ながら、そのあたりで、反核という観念の糸が、切れていました。
6日の朝日新聞一面に、吉永小百合さんが登場していました。
女優業という、立場上言いにくいこともある中で、毅然とした発信を
されているのに感心し、同年配として拍手を送りたいと思いました。
☆ ☆ ☆ ☆
『さよなら原発』と私は声を出していきたい。
みんなの命を守るために、今、せっかく原発が止まっているのだから、
今やめましょうと。
まだ、毎日、汚染水など現場で苦しい思いの中で作業していらっしゃる方が
たくさんいる。そういう中で、外国に原発を売るというのは、とても考えられない
ことです。(朝日新聞平成26年8月6日水曜日朝刊1面より部分転載)