海亀

浜辺を散歩しながら、ひとりごと...

立花城古図について

2014年08月20日 | インポート

Img_4365 新宮町発行の

案内パンフに

『立花城古図』

(柳川古文書館所蔵)

というのがあったので

拡大してみましたが、

みずらいです(^^;

中央が井楼山の本城跡、

右に松尾嶽城跡

その右に白嶽城跡と

読み取ることが出来ます。

☆     ☆     ☆

松尾嶽から下って来たところに『独鈷寺』があります。ここは、天台宗を広めた

最澄が建てたと由来があります。中国から持ち帰った『独鈷』と鏡が寺宝となっている

そうです。(実物はみたことないのですよ)

最澄は、その時世話になった源四郎に、持ってきた法火を授け、横大路と名乗るように

姓も授けたそうで、横大路家では、法火を大事に消すことなく千年も続いたということで、

『千年家』と言われてきたそうです。

☆     ☆     ☆

4~5年前に見に行きましたら、おばあさんが竈(かまど)にまきをどんどんくべていました。

家は、国の重要文化財指定で、リフォームされており、『冬は前より寒くなった』とこぼして

ましたが、今日、新宮町の社会教育課の話では、そのおばあさんもお亡くなりになり、

火を守ることもかなわなくて、大宰府のみょうこう寺(漢字はあとで調べます)へ

お預けになっているらしい、とのことでした。

☆     ☆     ☆

最澄は、この火を使い、信心をなまけなければ、子孫は長く続くだろう、と教えた、と

書いてありますが、火を預けざるをえなかった、ご子孫も、さぞつらかったでしょうね。

☆     ☆     ☆

それにしても、千年続く法火と『源四郎』という名前とは、出来過ぎですね。

源四郎・・げんしろう・・原子炉・・(^^;キャー