案内パンフに
『立花城古図』
(柳川古文書館所蔵)
というのがあったので
拡大してみましたが、
みずらいです(^^;
中央が井楼山の本城跡、
右に松尾嶽城跡
その右に白嶽城跡と
読み取ることが出来ます。
☆ ☆ ☆
松尾嶽から下って来たところに『独鈷寺』があります。ここは、天台宗を広めた
最澄が建てたと由来があります。中国から持ち帰った『独鈷』と鏡が寺宝となっている
そうです。(実物はみたことないのですよ)
最澄は、その時世話になった源四郎に、持ってきた法火を授け、横大路と名乗るように
姓も授けたそうで、横大路家では、法火を大事に消すことなく千年も続いたということで、
『千年家』と言われてきたそうです。
☆ ☆ ☆
4~5年前に見に行きましたら、おばあさんが竈(かまど)にまきをどんどんくべていました。
家は、国の重要文化財指定で、リフォームされており、『冬は前より寒くなった』とこぼして
ましたが、今日、新宮町の社会教育課の話では、そのおばあさんもお亡くなりになり、
火を守ることもかなわなくて、大宰府のみょうこう寺(漢字はあとで調べます)へ
お預けになっているらしい、とのことでした。
☆ ☆ ☆
最澄は、この火を使い、信心をなまけなければ、子孫は長く続くだろう、と教えた、と
書いてありますが、火を預けざるをえなかった、ご子孫も、さぞつらかったでしょうね。
☆ ☆ ☆
それにしても、千年続く法火と『源四郎』という名前とは、出来過ぎですね。
源四郎・・げんしろう・・原子炉・・(^^;キャー