木曜日と月曜日は、仕事の問い合わせで大変です。
引っ切り無しに相談が舞い込んできます。
一例を言うと、
建物の表題登記で必要な住民票は、登記名義だけのものではならないのか、
それとも一世帯全員のものでもよいのか?
解答は、どっちでもいいです。
僕は、その相談者にそう答えてしまったのですが、
その理由を教えてあげれば、良かったと後悔してます。
住民票が必要な理由は、虚無人の登記を防ぐためです。
つまり、固定資産税をちょろまかすために、わざと住所を偽って登記をする人間をなくすためです。
そう考えると、本当に存在する人間であり、住所もそこに間違いないと証明すればいいのです。
であれば、登記名義人の住所が証明できれば、後は何でもいいのです。
その理由を理解すれば、今後迷うことがなくなります。
逆に、必要な理由を知らないと、
「住民票を付ける意味あるのか?」
という苦情になってしまいます。
たとえば、資格試験なんかは、簡単に必要書類が問題に出るだけです。
その必要書類だけを覚えれば、なぜ必要かも知らずに試験に受かります。
でも、それでは実務には応用が利きません。
現実は非常に入り組んでいます。
イレギュラーな問題を解決できるかどうかは、一つ一つの事にどれだけ真剣に取り組み、深く理解しているかに、かかっています。
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