昨日、全国在宅医療医歯薬連合会全国大会に参加してきました。全国在宅医療医歯薬連合会全国大会は今回1回目なのですが、全国在宅療養支援診療所連絡会全国大会(第5回)と全国在宅療養支援歯科診療所連絡会全国大会(第5回)と全国薬剤師・在宅療養支援連絡会全国大会(第8回)が初めて合同開催となったためです。
私自身は、医科開催の「医学部生から臨床医までシームレスな在宅医療教育を実現するために」というシンポジウムに、シンポジストとして参加してきました。「若手医師に在宅医療の魅力をどう伝えるか~病院で在宅医療教育を行っている立場から~」という演題名で発表させていただきました。現在、初期研修医や後期研修医・在宅医療専門研修医に関わっているなかで、実践している内容やそのなかでどのように在宅医療の魅力を伝えていけばよいのかについて私なりの考えを述べさせていただきました。
•キャリアパス提示や教育体制の整備は重要ではある。
•より大事なことは、患者・家族や他職種から学んだことや経験を、共に振り返り、悩むことではないか。(時間をとらなくても、雑談のなかや往診車の中でもよい?)⇒在宅医としてのマインドの共有
というのが最後のまとめのスライドの一部なので、いたって普通の内容で恐縮ではありました。
今回、このような機会をいただいて、あらためて在宅医療における教育というものを考えさせられました。日々の診療のなかで、少しさぼっていた部分も認識しましたので、気をひきしめて教育にも力を注いでいきたいと思います。(無理ない範囲で・・・)