調べてみて、特定健診の本来の目的自体の効果は懐疑的な面もあるかなと思いました。政策としては効果的な健診という意味で見直しも検討しなくてはいけないのかもしれませんね。ただし、実際に臨床をしている立場としては、より個別にどう対応していくかが重要であるなと感じました。健診の面談の中で喫煙のことや運動のことに触れたり、治療が必要な疾患に介入するきっかけになったりすることもあります。また有効ながん検診をすすめる機会となることもあります。これは本来の特定健診そのものの目的ではありませんが、健康増進という意味では意義があるかもしれません。特定健診の副次的な効果を臨床医としては追い求めて、受診者と接する必要があると再自覚しました。
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