TETSU創業者・小宮氏の新ブランドは「深だし」
JR総武緩行線・平井駅の北口出てすぐ。駅隣接の商業ビルの1階に2022年9月10日にオープンした「駅ラーメン 深だし中華そば」へ。こちらは「つけめんTETSU」の創業者で、他にも「江戸前煮干し中華そば きみはん」「伊蔵八」など数多くのラーメン店をプロデュースしてきた小宮一哲氏の新ブランドである。


店を任されたのは、小宮氏と長年仕事を共にしてきた秋山徹也氏だ。白地に赤で「深中」と染め抜かれた暖簾をくぐると、店内はL字カウンター8席。麺メニューは「深だし中華そば」の一本勝負で、薬味ネギのみの「かけそば」が1杯590円、チャーシューとメンマを乗せても660円とリーズナブルな価格設定となっている。
麺大盛はプラス200円。ほかチャーシュー増し、ネギ増し、半熟味玉入りなどのバリエーションがある。また、スープは元々少な目で、プラス100円で鶏出汁でスープを「伸ばす」ことも可能だ。今回は「肉ネギ深だし中華そば(990円)」を注文。なお、麺は通常で固めの茹で上がりなので「固め」の注文はお断りとのこと。


着丼までは7分ほど。スープの主役は煮干しだが、看板には「カツオとサバで煮干を引き立て、煮干のエグみを昆布と椎茸で包み込む」とある。確かに、エグみの出る境界線ギリギリ内側を攻めている。確かに深い。そしてカエシは仄かに甘味があり、暴れる煮干しを上手く纏めている。煮干し好きにはたまらない味わいだ。
その深だしに合わせるのは、つけ麺のような太麺。モッチリとしてコシもあり、スープとの相性も抜群である。チャーシューは豚バラ肉は7枚。厚切りでしっかりした食感なので食べ応えがあり、肉の旨味も楽しめる。そして少し太めに刻まれたネギがたっぷり乗っているのも嬉しいところ。ほかメンマがトッピングされる。


卓上には黒胡椒、ゆず七味に加えて「醤油にんにく」と「刻みしょうが」があるが、この2つは風味が強めなので入れ過ぎ注意。気付けばあっという間に完食していた。POPには「スープは少な目」とあったが物足りなさは無い。しかし、このクオリティにして「かけそば」1杯590円というのも驚きだ。さすが小宮氏である。
<店舗データ>
【店名】 駅ラーメン 深だし中華そば
【住所】 東京都江戸川区平井3-30-35
【最寄】 JR総武緩行線「平井駅」北口出てすぐ