宇都宮の夜のシメに丁度よい鶏白湯
宇都宮の中心にあるアーケード商店街「オリオン通り」一帯は栃木県最大の繁華街である。一条町、江野町、曲師町の3つの町に跨っていたため、3つの星が並ぶオリオン座にちなんで昭和22年に命名されたそうだ。銀行や美容室、日用品店以外にも居酒屋などが林立しているため、特に夕暮れ以降に活気が溢れる街である。
今回訪れたのは、そんなオリオン通りで2023年1月6日から営業する「鶏白湯ラーメンぱいず オリオン通り店」だ。本店はJR宇都宮駅から北東に2キロほどの奥州街道沿いにあるが、呑んだ後にはコチラの「オリオン通り店」のほうが断然行きやすい。お店は東武宇都宮駅から歩いて5分ほどの雑居ビルの1階に入居。深夜2時までの営業だ。
店内はカウンター8席と2人がけテーブル1卓の計10席。麺メニューは「あっさり」「濃厚」「超濃厚」の3種の鶏白湯があり、それぞれ塩と醤油をラインナップ。それぞれ鶏チャーシュー、特製炙り手羽先、味玉、メンマ、ほうれん草、長ネギ、玉ネギ、海苔3枚を追加トッピング可能だ。また「和え玉」も醤油と塩の2種がある。
また餃子やライス、鶏チャーシュー丼、おじやセットもあり一杯飲ることも可能だ。今回は人気No.1の「あっさり 鶏白湯 塩(900円)」を注文。着丼までは6分ほど。おろし生姜の小皿を添えての到着だ。スープは高圧の鍋で鶏ガラを煮出したという白湯だ。「あっさり」チョイスなので粘度は高くないが、鶏の旨味はたっぷり。
塩加減もドンピシャで良い味だ。そこに地元・松崎製麺所の中細麺が泳ぐ。加水率低めでサックリした食感なので、スープとの相性は抜群である。チャーシューはしっとり食感の鶏むね肉が2枚。ほか穂先メンマ、ほうれん草、刻みネギ、糸唐辛子が乗る。最後は小皿の生姜でサッパリと完食。宇都宮の夜を楽しんだシメにぜひ。
<店舗データ>
【店名】 鶏白湯ラーメン ぱいず オリオン通り店
【住所】 栃木県宇都宮市曲師町3-12
【最寄】 東武宇都宮線「東武宇都宮駅」徒歩5分