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肥宝館 -貧すれば丼する-

【栃木 宇都宮】 麺処 暁商店 宇都宮店「ねぎ生姜らぁめん(1110円)+那須御養卵の味玉(150円)」

名店・小三郎のDNAを継いだ生姜香る佐野ラーメン

東武宇都宮駅から松が峰教会の見える東南方向へ歩いて4分ほど。市役所へと向かう中央通り沿いで2022年9月7日から営業する佐野ラーメンの人気店「麺処 暁商店 宇都宮店」へ。本店は栃木県壬生町の県道18号沿いにあり、今回訪れた宇都宮店は2号店にあたる。なお2024年10月に小山市の県道31号沿いに3号店をオープンさせている。

ご主人は栃木市大平町にあり佐野ラーメンに生姜を加えた一杯が人気の「小三郎」で修業し独立創業したという。いまは主にココ宇都宮店で腕を振るっているそう。店内はカウンター3席、テーブルに12席、小上がりに4人がけテーブルが2卓の計23席。混雑時はウェイティングボードに名前を書いて、軒先に並んで待つルールだ。

麺メニューは佐野スタイルの「らぁめん」をベースに、ねぎ生姜、那須御養卵の味玉、背脂、豚ロースとバラのチャーシュー、穂先メンマ、岩のり、笹ネギ、ニンニク、肉ワンタン、香唐、玉ネギみじんを追加トッピング可能だ。また数量限定で「魚介背脂香唐ネギらぁめん」「ゴロゴロちゃ~しゅ~めん」も提供している。

麺は太ちぢれ、細ちぢれ、ストレートの3種から選択可能。大盛りだけでなく麺少も出来る。また飯モノにはライス、ねぎ塩丼、たまごかけご飯、とろちゃ~丼を用意。餃子、もつ煮、皿ワンタン、塩ダレキャベツ、メンマと煮卵などのツマミ類もある。今回は名物「ねぎ生姜らぁめん(1110円)」に「那須御養卵の味玉(150円)」を加え注文。

なお麺はオススメという「細ちぢれ」でお願いした。合わせて「ぎょうざ3ケ(390円)」も頂くことにしよう。着丼までは待つこと9分ほど。澄んだスープは豚骨と鶏ガラをベースに、ほんのり香る程度に煮干し出汁も加えた清湯だ。醤油のカエシは強すぎず、出汁の旨味をしっかり感じられるチューニングとなっている。

そこに栃木市・なかざわ製麺の細ちぢれ麺が泳ぐ。ピロピロとした食感でスープとの絡みも良く旨い。丼頂に盛られた生姜とネギを徐々にスープに溶かして食べ進めていく。この澄んだ味わいのスープに生姜は相性抜群だ。そしてチャーシューは豚ロースとバラが1枚ずつ。どちらもホロホロで肉の旨味を存分に楽しめる。

那須御養卵の味玉はネットリした黄身が濃厚で良い味だ。ほか穂先メンマがトッピングされる。一方の「ぎょうざ」は、厚めでモッチリした皮でキャベツとニラがたっぷりの餡を包んだもの。1個45gと大振りで食べ応え十分。麺もぎょうざも、あっという間に間食してしまった。新進気鋭の佐野ラーメン店、ぜひお試しあれ。

<店舗データ>

【店名】 麺処 暁商店 宇都宮店
【住所】 栃木県宇都宮市中央2-3-17
【最寄】 東武宇都宮線「東武宇都宮駅」徒歩4分

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