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肥宝館 -貧すれば丼する-

【沖縄 宜野湾市嘉数】 3丁目の島そば屋「島そば 小(750円)」

嘉数高台そばに出汁の旨い絶品そばあり

住所は宜野湾市嘉数3丁目。ゆいレール・てだこ浦西駅から北西方向へ2キロほど。嘉数高台公園南側の住宅街で2013年10月から営業する「3丁目の島そば屋」へ。看板には『中北部エリア 沖縄そばランキング第1位』の文字。午前11時オープンで売り切れ次第終了だが、特に休日は客が絶えないので昼下がりには閉店することが多い。

店内は1人用から4人用までテーブルで30席ほど。混雑時は軒先の名簿に記名して呼ばれるのを待つ流れだ。麺メニューは、三枚肉が入った「沖縄そば」、トロトロのソーキ入り「あぶり軟骨そば」、三枚肉とソーキの両方が楽しめる「島そば」、恩納村のアオサの香りが良い「アーサそば」の4種をラインナップしている。

いずれも沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」が茶碗で小盛1杯分程度付いてくるのが嬉しい。ほか期間限定で「沖縄カレーそば」も提供。麺量は小、並、大の3段階あるほか「お子様そば」も用意されており、食べ歩き中の方やお子様連れの方でも安心だ。またサイドメニューには単品の「ジューシー」とオリオン缶ビールがある。

今回は1番人気という「島そば」を小サイズ(750円)で注文。着丼までは8分ほど。透き通ったスープは鰹節を時間をかけて煮出し、そこに一晩寝かせた昆布と煮干しの旨味を加えているという。自家製の塩ダレは角がなく、出汁の旨味を存分に楽しめる味わいに。そこに太麺、細麺、乱切りをブレンドし食感に変化を付けた麺が泳ぐ。

最初は少し硬めだが、徐々に熱が加わりしなやかに。コシが強く小麦の風味も良いうえ、様々な種類の麺が混在し食感も豊かである。その上には甘辛い醤油ダレが染みて柔らかな三枚肉が2枚、トロトロで箸で解れるほどに柔らかなソーキが乗る。どちらも単品でツマミにしたい逸品だ。ほか、蒲鉾、針生姜、分葱がトッピングされる。

 

添えられたジューシーも豚肉、人参、椎茸など程よく具材が入っており、味付けも良く旨い。そば小とは言えジューシーとセットで750円はお得と感じる。出汁の旨味で食わせる一杯、最後の一滴まで美味しく頂いた。なお嘉数高台公園がある丘は1945年4月、16日間にわたった沖縄戦最大級の戦闘「嘉数の戦い」の舞台である。

いまも日本軍が築いたトーチカや壕が残るほか、丘の上の展望台からは普天間飛行場を遠望できる。米軍のオスプレイや戦闘機の発着が見られるのだが、特に戦闘機はかなり大きな音を出すことを体感できる。基地や国防には様々な考えの方がいるだろうが、食後はぜひ展望台に足を運び、現状を考えるきっかけにしてみて頂きたい。

<店舗データ>

【店名】 3丁目の島そば屋
【住所】 沖縄県宜野湾市嘉数3-10-1
【最寄】 ゆいレール「てだこ浦西駅」徒歩25分(約1.8km)

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