泪橋交差点に鶏+煮干しの新店降臨
東京メトロ日比谷線・南千住駅の南口から旧日光街道を南下し徒歩5分ほど。明治通りと旧日光街道がクロスする泪橋交差点に2025年1月10日にオープンした「麺や うえ村」へ。メニューが「鶏+煮干し」で味玉に焼印が入るのに加え、屋号からミニトマトが乗った丼相まで巣鴨の「麺や いま村」と似ている部分が多い。関連店だろうか。
店内はカウンター16席とテーブル12席の計28席。界隈は外国人観光客の姿も多いので英語表記のメニュー表も用意されている。さて麺類だが「煮干し鶏白湯」と「辛煮干し鶏白湯」が醤油・塩の2種あるほか「淡麗鶏塩」も提供。有料の追加トッピングにはチャーシュー、味玉、のり、ネギ増し、全部乗せが用意されている。
また「辛煮干し鶏白湯」は有料で5辛までレベルアップが可能だ。このほか白米、煮干しご飯、チャーシューご飯、煮干しチャーシューご飯、卵黄、おつまみチャーシュー、もちもち水餃子などのサイドメニューもあり、キリンのハートランドとクラシックラガー、ハイボール、レモンサワー、ワインなどを飲ることも出来る。
今回は「煮干し鶏白湯 醤油(1100円)」に「味玉(120円)」をトッピングし注文した。着丼までは7分ほど。濃厚なスープは6時間炊いたというマイルドな鶏白湯に煮干し粉が入っている。醤油のカエシは強すぎず、煮干し風味はガッツリ。豚骨魚介に比べて鶏なので少しライトな印象だが、物足りなさは皆無で旨いスープだ。
そこに合わせるのは中太ストレート麺。しなやかでコシがあってスープとの相性も良い。チャーシューは甘辛いタレで味付けされ、焦げ目がついて香ばしい鶏モモ肉のロールが3つ。ジューシーで存在感もあり良い味だ。そして味玉は前述の通り屋号「うえ村」の焼印が押されており、やや甘めの黄身がトロリとして美味である。
ほか、九条ネギ、玉ネギ、水菜、彩りのプチトマトがトッピングされる。なお「煮干し鶏白湯」の醤油には別皿でマー油が添えられるので、途中でスープに溶いて味変を。ニンニクの香ばしい風味が加わり旨さ倍増。最後まで美味しく頂いた。最後はサーバーのレモン水でサッパリと口直しを。次回は淡麗鶏塩も啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 麺や いま村
【住所】 東京都荒川区南千住2-28-8
【最寄】 東京メトロ日比谷線「南千住駅」南口徒歩5分