すみれ出身店主が作る絶品味噌ラーメン
都営三田線・板橋区役所前駅を出て、中山道を新板橋方面へ歩いて4分ほど。板橋ジャンクションそば、リビオタワー1階に2020年2月16日にオープンした「あさひ町内会」へ。ご主人の本山敬也氏は札幌味噌ラーメンの人気店「すみれ」で修業し独立した実力派。一風変わった店名だが、ご主人の出身・江別市朝日町が由来だそう。
麺メニューは味噌を主軸に、塩、醤油も提供。また、あっさり醬油の「昔風らーめん」や辛味噌ラーメン、特濃味噌つけめん、そして期間限定麺もラインナップしている。なお6月の限定麺は「冷製味噌ボナーラ」とのことだ。今回は「チャーシューめん 味噌」に、小サイズの「ごはん(100円)」を追加しオーダーすることに。
ラーメンは鉄鍋でモヤシ、玉ネギ、挽肉を炒めてからスープと合わせるスタイル。スープは豚骨を主軸に魚介や野菜を加えた濃厚白湯で、表面を厚いラードの層で覆われていてアツアツだ。白味噌がベースのタレは甘味も塩味も強すぎず。その分、出汁やラードの旨味、スパイスの香りを存分に楽しめる飲み口に仕上がっている。
一方の麺は、2017年に「すみれ」が袂を分かった森住製麺の黄色い中太縮れ麺。これがまた旨し。チャーシューは豚肩ロースで、熱が入るとホロホロに。ほか、メンマ、海苔、おろし生姜、刻みネギが乗る。解れた肉をライスにオン・・・至福の時間だ。ボリュームたっぷりの一杯だが、あっという間に完食。次は塩を啜ってみたい。
<店舗データ>
【店名】 あさひ町内会
【住所】 東京都板橋区板橋3-5-1
【最寄】 都営三田線「板橋区役所前駅」徒歩4分