独特な味噌がクセになる。板橋区大山の名店
東武東上線・大山駅から歩いて3分ほど。ハッピーロード商店街の一本南側の道にある「麺屋 路三」へ。「路三」と書いて、読み方は「ろろろ」。大山で2011年から営業する、知る人ぞ知る名店だ。ご主人はラーメン店での修業経験は無く独学とのこと。カウンターのみ8席の店内をワンオペで回している。
麺メニューは豚骨+魚介の「らーめん」を主軸に、味噌らーめん、つけ麺、濃厚辛味噌つけ麺を提供。ライスやビールもある。今回オーダーしたのは評判が高い「味噌らーめん」の特製と「半ライス(100円)」だ。ラーメンのスープは豚骨、鶏ガラ、野菜などで取った出汁に、白味噌ベースのタレを合わせた濃厚なもの。
クリーミーで丼淵のあたりが泡立っていて、胡麻とニンニクの風味や辛味、若干の酸味もあって旨い。濃厚で味噌も強いが、後味はクドくないのが良い。厨房は奥まっていて見えないが、鍋を振って調理をしているようだ。その濃厚なスープに合わせるのは、つけ麺のような極太麺。麺肌はツルツルで、モチっとした食感がたまらない。
トッピングのチャーシューは少し焼き目が入っていて固めだが、スープにマッチしていて旨い。黄身がトロトロの味玉も良い。ほかモヤシ、メンマ、ネギ、海苔。最後は卓上の刻みニンニクをひと匙投入し完食した。私はずっと、白飯に具をワンバウンドさせて掻きこんでいたが、スープに白飯を投入してシメても旨かっただろうな。
<店舗データ>
【店名】 麺屋 路三(ろろろ)
【住所】 東京都板橋区大山町15-11
【最寄】 東武東上線「大山駅」徒歩3分