


同じ日に花を咲かせている株もありました。これは白く見えますが、もっと紫がかった花の咲く株もあるようです。


ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科・2008年8月18日撮影)
北米原産なので洋種ヤマゴボウ。アメリカヤマゴボウとも言います。20~30センチの高さでも実をつけますが、条件が合えば人の背を越えて2メートルくらいにもなり、茎も“木か!?”と思うくらい太くなります。大きく育った姿は伸びやかで美しい。
熟した実を水に入れてつぶすと赤紫のきれいな液体になり、夏から秋にかけて子供の遊びにもってこい。ただ、“インクベリー”の俗名があるくらいで、服に染み付くようです。私が子供の頃には見かけたことは無く、これで遊んだことはありません。
有毒植物ですが実は毒性が低く、昔はぶどう酒の色付けにこれを使う悪い商人がいたといいます。(山菜で山ごぼうと呼ばれるものはキク科の植物。ヨウシュヤマゴボウの根は食べられません。)
去年の写真ですみません。カメラが使えない状態なので、未掲載だった写真の整理にかかっています。
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