ボントクタデ(タデ科・9月11日~16日撮影)
昨日掲載したヤナギタデと同じ池で撮りました。ボントクはボンツクつまり愚かと言う意味で、ヤナギタデに似ていて辛味が無いところからついた名です。
穂先が垂れて、淡紅色の花をつけ、赤みを帯びた茎と明るい緑の葉に映えて非常に美しい。
これを見ていると白い花のヤナギタデと間違えることはなさそうに思えます。ただし、上の写真はボントクタデの中でもミス・ボントクタデと呼びたいような群落。見渡すと、これほど色鮮やかでなく地味なボントクタデも多く、本当にヤナギタデと紛らわしい。結局葉を噛んでみて辛ければヤナギタデ、辛く無ければボントクタデ、と見分けるしかないようです。
(別の池で9月24日撮影)
上はまだしも下のものは本当に地味でした。このように葉に八の字の紋があるのが普通のようですが、先のミス・ボントクタデには紋がありません。
風の王国第1巻公開中・HPへどうぞ