ベニバナボロギク(キク科・2,3枚目は08年7月31日、1,4枚目は09年9月16日撮影)
アフリカ原産で戦後に日本に来たようです。古い図鑑には載っていません。高さ60~70センチにもなる大型の草。花は管状花ばかりなので、咲いていても半分すぼんでいるように見えます。暗い赤で首うなだれた姿が特徴的で、一度見たら忘れません。葉はおひたしにして食べると春菊に似た香りで美味しいとか。
綿毛が絡まってボロをまとっているように見えるという意味で“ボロ菊”の名があります。が、ファインダーをのぞくと、純白の綿毛は長くつややかで、思いがけない美しさです。
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