横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

神保町

2012-09-20 07:36:11 | 旅行、レストラン

神保町には、以前は行く機会が多かったのですが、横浜に転居してからは、とても遠い場所のような気がして、ほとんど行っていませんでした。昨日久しぶりに行きましたが、田園都市線から一本なので、けっこう近いのですね。主目的は、岩波ホールで映画を見ることでしたが、三省堂で医学書も買いました。耳鼻咽喉科関係の本が置いてある本屋さんは、横浜はもちろん、東京にもほとんどなくなってしまいました。ネットで買うことは可能ですが、医学書はやたらに高価なので、内容を見ないで買うというわけにはいきません。最近は、学会に行ったときに、会場に出店している本屋さんで買うのが主になっていました。

もちろん医学書以外も豊富で、久しぶりに本屋さんの楽しさを味わいました。若い頃は本が好きで、本屋さんで長い時間いろいろな本を見て歩いては、何冊も買って帰るのが好きだったのを、思い出しました。

東京では、生まれてから小学校1年生までの6年間と、大学に入ってから横浜に移ってくるまでのおよそ20年間、今までの人生の半分近くを過ごしているのですが、最近はあまりに人が多くて混み合っている所に出かけるのがきらいになっています。でも、神保町は、東京がどんどん変化していく中で、私の若い頃と不思議なほど変わっておらず、居心地は悪くありませんでした。これだったら、神保町ならときどき来たいと思いました。

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中目黒

2012-09-13 06:48:27 | 旅行、レストラン

昨日は用事があって中目黒に行きました。中目黒の駅の近くには、29年前、1年間だけですが勤務した、東京共済病院があります。めったに中目黒に来る事も無い、と言うより、あれから一度も来る機会がなかったので、29年ぶりに、共済病院に寄ってきました。駅前の雑然とした街は、昔とあまり変わっていないようでしたが、気がつくと周囲には大きなビルがいくつも建っています。しばらく歩くと、これも以前にはなかった目黒川縁の公園の向こうに、病院が見えてきました。

 

手前にあるのは新しい建物で、その奥の西棟というのが、見覚えのある昔の病院の建物のようです。新しい病院の中は、受付はホテルのロビーのようで、天井の高い明るく広いスペースに、花も効果的に植えられ、ちょっと病院ではないような雰囲気です。ロビーの奥には、おしゃれなパン屋さんもあって、昔の病院とは全く違う空間になっていました。

ロビーには、各診療科の部長の名前が掲示されており、耳鼻咽喉科部長を見ると、直接は知らない名前ですが、でもおそらく、この名前から推測するに、研修医のころきびしく指導してくださった大学の先輩のご子息かも知れません。あのころ小さなお子さんだったので、今は30代の働き盛りになっているはず、年齢も一致します。

懐かしいというよりも、病院の変化を、それもより新しく良い方への変化が感じられて、よい刺激になりました。最近の新しい病院は、一様に”病院らしくなく”、明るくてきれいです。患者さんたちが、それを求めているのでしょう。病院に来たときに、少しでも明るい気持ちになっていただけるように努めることは、開業医にも必要なことです。

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お土産ありがとう

2012-08-25 08:19:19 | 旅行、レストラン

昨日、ひとりのスタッフからもらった浜なしについて書きましたので、今日は他のスタッフたちからもらったお土産も。それぞれ、京都笹屋伊織のくずきりと、地元栃木のとちおとめのジャムです。ありがとうございます。

他にもスタッフからもらったものがあったのですが、もう食べてしまったので、今回はごめんなさい。

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マイルを貯める

2012-08-22 21:20:16 | 旅行、レストラン

昨年ぐらいから、九州に行く機会が、急に増えました。今後も、この半年間ほどではないにせよ、けっこう多いと思います。

今までは、たまにしか飛行機に乗らなかったので、不測の事態でその便に乗れなくなり、翌日の診療ができなくなっては大変なので、便の変更が可能な(したがって価格は高い)航空券を買って、マイルを貯めることなどもあまり考えていなかったのですが、年に10往復もするとなると、話が違ってきます。

前もって予定の分かっている用事であれば、便の変更はできないけど安い早割の航空券を買い、そのかわり、連休であっても余裕を持って、1日早く帰ってくるようにしました。また、しっかりマイルも貯めるようになりました。既に1回は、貯まったマイルで(無料で)、1往復させてもらっています。

ちなみに航空会社は、大学病院にいるころ、週1回派遣されて羽田のJALの診療所で仕事をしていた頃から乗り馴れている、JALを選んでいます。離着陸の急激な気圧の変化に対応できずに発症する航空性中耳炎は、乗務員にとってけして稀なことではなく、そうなると1週間ぐらい乗務禁止となり、本人にとっても会社にとっても問題なので、その予防と治療、そして乗務禁止と許可の判定に、耳鼻科医が必要とされるのです。

航空運賃の設定はけっこう複雑で、いつも忘れてしまいますので、ここに少し整理をしておきます。JALの先得は55日前までに予約するスーパー先得、45日前までに予約する先得割引タイプB、28日前までに予約する先得割引タイプAがあり、いずれも最大約78%引きということですが、同じ日の同じ便であれば、もちろんスーパー先得が一番安くなります。早く買うほど安くなるわけです。割引の価格は、同じ日でも便によって違います。人気のない時間ほど安くなると考えられます。

例えば、55日先の10月16日(火)の大分行きを今日予約するとすれば、普通運賃が37,970円のところが、朝8:00の便がスーパー先得で14,470 円、先得割引で16,170円です。14:30はそれぞれ9,970円と13,670円です。ちなみ広いJシートは先得でも一般席プラス1000円ですが、もう現時点で夜の便を除いてJシート空席がありません。あまり早い便は人気がないのかと思っていたのですが、違うのです。自分も何回か日帰りして分かったのですが、平日の早朝の便はビジネスマンでいつも満席なのです。ビジネスマンの出張も、できるだけ費用を減らすために泊まりを避けているのでしょう。その代わりのささやかな贅沢でしょうか、Jシートが人気のようで、先に満席になります。

貯まるマイルも、時期や航空券の種類によって変わるようなので、できるだけ有利にと思うのですが、これについてはもっと複雑で、実はまだ完全には理解できていません。

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2日間の夏休み 2

2012-08-19 06:11:14 | 旅行、レストラン

もうひとつのメインイベントは、久住山登山です。久住山は九州の最高峰のひとつです(隣の中岳の方が数メートル高いことが分かっているのですが、久住山の方が圧倒的に人気があります)。最高峰といっても、なだらかな九州の山のことですから、1786.5mですが。学生のころ、山岳部員だったいとこに誘われて登ったのが最初で、それが良かったものですから、何回か登っていますが、最後に登ったのは、これも25年以上前のことになります。

宿を朝早めに出て、まず登山口の店で山賊おにぎりというのを買いました。自分では30代のつもりでも、脚力は25年前とは違っているでしょう。無理のないペースで余裕を持って、また当然ですが、駄目だと思ったら下山の余力が残っている時点で引き返すことを決めて、登りはじめました。はたして山頂までたどり着けるでしょうか。

  

まず、沓掛山という小さな山を越えます。この辺は足の運びも軽快です。昨日も雨で、滑り安くなっている場所も多いので、注意しながら登って行きます。振り返ると、遠くに高原が見渡せます。左上の方にトンボが写っているのが、分かるでしょうか。

 

しばらくは尾根伝いに歩き、西千里浜と呼ばれる比較的なだらかな草原に出ます。小鳥のさえずりが聞こえ、いろいろな花も咲いています。ようやく遠くに山頂が見えてきました。

 

山頂が近づいてきます。もうすぐ山頂。このあたりになるとガレ場が続き、ただでさえ歩きにくいのに、足と頭が疲れて来ているのが、分かります。初めほど足が上がらず、自分では同じように歩いているつもりなのに、つまずきがちです。集中力もなくなってきているようです。近づいたはずの山頂が、はるか遠くに感じます。ここでギブアップすることが頭をよぎります。こうなったら、計画だとかペース配分だとかは、役に立ちません。とにかく、目の前の一歩一歩に集中して歩くしかありません。そうやって一歩ずつ歩いているうちに、いつの間にか、気持ちの疲れは感じなくなりました。一番苦しいところは、乗り越えたようです。

 

ついに山頂!!!

 

山頂で休息をとりながら、しばし感慨にひたっていると、急に霧がかかって来ました。昨日も午後から天気がくずれているので、あまりゆっくりもしていられません。山頂はゴールではなく、マラソンで言えば、折り返し点です。

 

少し下った久住別れと呼ばれる場所でお弁当。昔、山で食べたお弁当は、いつもおいしかった事を思い出しました。さらに下山していく途中、腿に少し筋肉痛を感じます。登山口までは十分もってくれそうな程度ですが、ペースは落とさざるを得ません。振り返ると、霧で山頂はもう見えません。

登山口に着くすぐ手前で、雨が降り始め、車に乗り込んでしばらくすると、激しい雨になりました。横浜でも激しい雷雨はときどきありますが、程度が全く違います。あっという間に、道路は浅い川のようになり、タイヤで水を飛ばしながら走りました。下山が少し遅れていたら、とても歩ける状態ではありません。安全な場所を見つけ、何十分も濡れながら雨がやむのを待つしかなかったでしょう。

前日の星空といい、この日の登山といい、天には感謝するばかりです。ひとつでも実行できればと思っていた計画を、すべて行うことができました。それも、計画したときに想像していた以上のすばらしさでした。来週から、また仕事に全力を尽くす自信が湧いてきましたし、そうしなければ、天に申し訳ができません。

 

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