横浜市都筑区耳鼻咽喉科

南山田(センター北と北山田の間)の耳鼻咽喉科院長のブログ。

著作権

2012-10-14 09:58:11 | 院長ブログ

私のクリニックの待合室では、開院以来クラシック音楽をBGMにしていますが、これは有線です。有線の場合は、料金に著作権料などが含まれているはずです。一時、経費削減のために有線をやめて、自分の好きな曲だけ編集したものを流そうと準備していましたが、準備が完了する前に、それは著作権侵害に当たるということを知りました。今後も、有線を利用させていただきます。

待合室で映画やアニメなどを見せるのも、著作権侵害に当たります。当院では、待合室でテレビや映画を流すことはしていません。アイチケット(順番取り)の番号が示されるモニターに、病気の説明などが流されるのは、こちらが望んだオプションではなく、アイチケット側が途中から加えた機能です。

ブログは自分の部屋で日記のように書けてしまうので、もちろん多くの方の眼に触れることを意識はしているのですが、それでも、つい書いて良いことの範囲をはずれてしまっていないか、注意が必要です。歌の歌詞を引用する場合には、非営利目的である限り、ブログではセーフのようです。

画像の引用は、引用元を明記すれば(スターの写真などはそれでもダメです)セーフのようですが、どうなのでしょうか。引用元を示さない引用はもちろんいけません。でも、その画像が商品の画像であったり、イベントの宣伝用の画像であれば、悪意のある使用でなければ、宣伝を手伝っていることになりますから、訴えられることはないように思います。また宣伝用の画像ですから、引用元も画像を見ればわかります。自分としてのルールでは、画像引用はそこまでとしていたつもりでした。でも見返してみると、グレーゾーンにかかっているものが、いくつかありました。これは、過去にさかのぼって削除しようと思います。

病気について書くときは、どうでしょうか。一般的な内容であって、自分の言葉で書けば(丸写しでなければ、)大丈夫でしょう。特定の文献からの引用であれば、引用元を明記します。学会発表も、すべての人に対してではないにせよ公開されているし、abstructも出版されているので、論文に準じて引用元を示せばよいのだと思っていましたが、どうでしょうか。

問題は、特定の聞き手を対象にした、講演会です。今まで学会と同一視してしまっていましたが、よく考えれば違います。未発表の研究DATAをそこでお話しくださることはないでしょうが、既に公開されている内容であっても、その先生が苦心して、分かり易くまとめられた講演の内容を、詳細にブログに書くのは、やはりアウトでしょう。これも過去に遡って、訂正しなければなりません。

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