イチローは、9月に入ってから大活躍で、数年前のイチロー、もしかしたら１１年前、マリナーズに入団して1年目、チームも強く地区優勝したころのイチローに戻ったかのように、楽しそうにプレーしています。怪我をしていたガードナーも戻ってきましたが、レフトのポジションは、イチローのものです。先日の試合前に、スタメンがイチローではなくガードナーであるという間違った情報がツイッターで流され、多くのヤンキースファンがなぜイチローを出さないと、怒りの書き込みをしたとのことで、ファンにもしっかり認知されています。ヤンキースにとっても、嬉しい誤算でしょう。
現在行われているディヴィジョンシリーズ（それぞれのリーグで、3地区の優勝チームにワイルドカードを含めた4チームが、リーグ優勝決定戦出場をかけて、対戦する）は、両リーグ４つの組み合わせすべてが、最終戦第5戦にもつれ込むという接戦です。昨日、そのうちア・リーグは今年のリーグNo1投手バーランダーと3冠王カブレラを擁するタイガースがマネーボールのアスレチックスを破り、ナ・リーグはジャイアンツがレッズを破って勝ち抜けました。今日は、名門ヤンキースとア・リーグ東地区のお荷物を言われ続けながら、今年はワイルドカードを勝ち取ったオリオールズの試合が行われており、その後、全球団で唯一優勝もワールドシリーズ出場の経験もないナショナルズ対現役最強打者だったプホルスが抜けてもなお強かったカージナルスの試合が行われます。
先ほど、イチローが追加点となるタイムリー2塁打を打ちました。このまま逃げ切れば、ヤンキースがリーグ優勝決定戦進出ですが、現在はここまで好投してきたC.C.サバシアが1点を取られ、なお2アウト満塁のピンチです。気になるところですが、ここからは気持ちを仕事モードにきっぱり切り替え、結果を見るのは仕事が終わってからです。
