リナライトを上げたので、暇な日曜だし、続けて。
アタカマイト。Cu2(OH)3Cl。まあハロゲン化鉱物なんでしょうね。銅の二次鉱物。
やはりエヌズさんから。それほど高くはない。
これ、どうしてもアカタマになってしまう。いつも「砂漠」を後ろにつけて修正する。(あほw) 赤玉ねぎはおいしい。(よしなさいますます覚えなくなる)
手にしてみてやや期待外れという石がいくつかありまして、リナライトもちょっとそうだった。
暗めで強い光を当てないと鮮やかに見えないとか、結晶がちびちび過ぎるとか。
これも普通の室内灯で見ると、なんか冴えない石だなとなる。
しかししかし。強い光を当てるとがぜん張り切る。
クローズアップでは驚くほど。
アタカマイトは、塩の多い乾燥した環境、つまりは主に砂漠で銅鉱物から作られる。
これは「水成」ではなくて逆に「脱水」ですね。日干し。どうりで乾燥ワカメを思わせる。(おい)
稀に火山ガスからも作られ、あのヴェズヴィーオス火山(うざい)からも出ているとか。
発見地で名前の由来になったチリのアタカマ砂漠は東西160km、南北1000kの盆地で、標高は約2000m。はるか昔は海だったので岩塩や石灰の堆積層で覆われている所が多いが、銅・銀・ニッケル・リチウムなどの鉱物資源にも富み、かつては硝石の世界最大産地だったという。ちなみにナスカほど大きくないけど地上絵もあるとか。
けどこの石、端的に言えば「銅の錆」で、あちこちで出る。高温高圧必要なし。ニューヨークの自由の女神像表面はこのアタカマイトで覆われているのだとか。銅板を鳥取砂丘に置いておけば、そのうちできるかもしれない。(日本は雨多いから無理じゃね?)
しかしちびい。こういう「母岩に微小結晶が貼り付いた」標本というのは、老眼にはきつい。
鉱物マニアの皆様は苦にしないのかもしれないけど、どうしてもあちきなんかは地味だねと思ってしまうのですね。(も少しお金出して立派なものを買えばよろしいのだよ)
*やべ。最初の投稿で「アカタマ砂漠」になってたorz。砂漠を後ろに付けても間違えるというのはどういうことだ?(単なるあほでしょw)
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