スライド扉を作る

今日は大型キャビネットの製作過程で本体の組み立てと引き戸の部品製作
をおこなった。
キャビネットの扉の形態としては通常開き扉が最も多いのだが、使い勝手、
便利さからいえば、絶対スライド扉であろう。
しかしスライド扉は開き扉に比べ製作に手間がかかるため、日曜大工で
作るには敬遠されがちである。
上下にスライド用のレールや溝がいるし、扉を外せる構造も必要だし
重要なのは扉にひずみが出ない事、扉がひずむとたちまちスムーズにスライド
できなくなってしまう。必然的に枠組み扉になる。
前後の扉は隙間をできる限り狭く取らなければならないが、あまり狭くすると
スライド時、扉どうしが接触するので、調整が必要となる。
まあ、色々気を使ってしまう扉である。