嵐山を午後1時に出発して神戸に向かう。
バスの中で添乗員さんに「ルミナリエ」についてのレクチャーを受ける。
私達に与えられた時間は3時間。
この時間内であれば自由に動ける。
選択肢としては2通り。
一つは点灯する時間午後5時までどこか周りで買い物をして時間になったらメイン会場である「東遊園地」に行く。
もう一つは点灯の瞬間を楽しみたい、人気の「フロントーネ」や「ガレリア」の中を歩きたいという人は交通規制が始まる午後4時までに「三井住友銀行」前にてその瞬間まで待つ。
私達は後者を選んだ。
午後3時「フロントーネ」のある「三井住友銀行」前に到着。
これから点灯する午後5時まで2時間ここで待つことにする。
ビックリすることにこの時間でもすでに何百人の人が待っていた。
いつから来ているのか「寒いでしょう?」(笑)
ガードマンのお姉さんにこの場所で間違いが無いか確認する嫁(笑)
この「神戸ルミナリエ」は阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、1995(平成7)年12月に開催されたのが始まり。
以降、神戸を象徴する行事として多くの人々に支えられ、神戸の風物詩となり今回で20回目。
神戸ルミナリエを今後も続けていくために、ぜひ会場募金(1人100円)に協力を。
昨年は約354万人が訪れた。
毎年テーマが変わり、そのイメージに沿って制作される。
約20万個の電飾が放つ光の芸術「神戸ルミナリエ」では、頭上に音楽が響き渡り、ガレリアと呼ばれる光の回廊が一挙に光を放つ。
午後4時前。
もう少しで車の規制と共に人も横道から入れなくなる。
バリケードが張られ警察官、ガードマンの方達の誘導の下、道路は一方通行となる。
2001年に発生した明石花火大会歩道橋事故をきっかけに会場警備は強化され2005年以降は元町駅周辺から仲町通に至るまでに長い迂回ルートが設けられている。
迂回ルートは来場者数に応じて、警備員が動的に対応することによって複数が設定されている。
午後4時、車と人の規制が始まり歩道に人があふれ出す。
今年の開催は2014年12月4日~12月15日までの12日間。
今日は最後の土曜日ということもあって今日一日で60万人もの入場者数を予定しているそうだ。
考えてみるがいい。
このガレリアの長さが約700m。
半分が直接メイン会場に行ったとしても半分の30万人もの人が通る計算になる。
どうするのって心配になってくるよね。
まぁ20年間の間に色々なノウハウを学んだんだろうね。
私達は前から4番目くらいの場所。
後ろを振り向いたが最後尾が見えない(笑)
トイレに行くには一旦、バリケードの外に出なくてはならない。
その際、このようなカードを貰い、中に入るときに提示するようになっている。
くれぐれも手ぶらで出ないように、中に入れてもらえなくなる。
「神戸ルミナリエ フロントーネ点灯」
夢と希望の光が街と人々をやさしく包む、20回目の「神戸ルミナリエ」
今日は60万人もの大勢の人が見込まれるため30分早めて午後4時半に点灯された。
今年のテーマは「神戸 夢と光」
点灯数分前から児童合唱団による「しあわせ運べるように」の歌声が流れてくる。
そして「希望に向かって」が流れ、鐘の連打に合わせ、まず「フロントーネ」が点灯される。
「ガレリア」
続いて奥に3回に分けて「ガレリア」が点灯。
最後に東遊園地内の「スパッリエーラ」と「ソロピース」が一斉に、と順を追って点灯してゆく。
会場全体が歓声に包まれる瞬間でもある。
テーマ
「夢と希望、そして、悲しみの記憶が混在する20年。
人と生が感じられる光の中に、わたしたち神戸の歩みがある。」
亡くなった方への鎮魂と生きている人々の希望が一緒になっている感じが・・・。
この最初のブロックで流れてくる曲は「夢、そして光よ永遠に」
2番目のブロックはストリングスと優しいフルートの音色が印象的な曲「いのちが輝き続けますように」
最後のブロックはゆったりした曲調と優しいコーラスの「光の彼方へ」
「スパッリエーラ」
ガレリアを抜けてメイン会場の「東遊園地」まで来るとひときわ輝く建物が目に飛び込んでくる「スパッリエーラ」だ。
テーマ
「無限のパターンは、ありのままの自然を象徴し、光との理想的な出会いが、神戸の記憶を永遠へと繋いでくれる」
「カッサ・アルモニカ」
テーマ
「過去と未来の輝きとともに、生命の響きをつたえる光の祈念堂」
「ソロピース」
テーマ
「光の織り目が、調和のとれた縁取りとなる光のタペストリー。
優しさの継承が導かれる光の庭園」
2011年からは東日本大震災発生にともなう節電要請や省エネ志向、経費減の観点から、一部の作品においてLED電球が用いられていたが、鎮魂や復興の趣旨から温かみのある色を出すため、今年から全て白熱電球になった。
この光に鎮魂と希望の光を感じ、亡くなられた方に手を合わせた。
震災時の記憶や思い出を忘れないためにもこのまま続けてもらいたい。
わずかではあるが募金をさせていただいた。
あれから間もなく20年が経とうとしている。
神戸の街は、まるであの大震災が無かったかのように見えるが・・・。
3年前には東日本大震災という神戸の被害をはるかに凌ぐ巨大地震が発生した。
「いま被災地に伝えたいこと」
「いま被災地が伝えたい想い」
「石巻」からのメッセージ
「第20回神戸ルミナリエ チャリティーイベント『しあわせ運べるように』を200人で歌おう」
阪神淡路大震災が起きた1995年に神戸で生まれ、今も大切に歌い継がれている曲
『しあわせ運べるように』を歌う子供達
「希望の灯り」
2000年1月17日にご遺族やボランティアグループの働きかけによって、モニュメント「1.17 希望の灯り」が建立された。
被災10市10町を巡って運んだ種火と47都道府県から寄せられた種火を一つにした灯りが燈された。
近い将来、青葉(孫)と行く事があればルミナリエの趣旨を話し、神戸がここまで復興したことや震災で亡くなられたたくさんの人たちのことを想いながら見るようにと話したいと思う。
ルミナリエはただのイルミネーションスポットではないんだということを気持ちで伝えたいと強く思った。
神戸ルミナリエと紅葉の京都
(完結)です。
「神戸ルミナリエ」 夢と希望の光 第20回 (2014-12-13)動画です
バスの中で添乗員さんに「ルミナリエ」についてのレクチャーを受ける。
私達に与えられた時間は3時間。
この時間内であれば自由に動ける。
選択肢としては2通り。
一つは点灯する時間午後5時までどこか周りで買い物をして時間になったらメイン会場である「東遊園地」に行く。
もう一つは点灯の瞬間を楽しみたい、人気の「フロントーネ」や「ガレリア」の中を歩きたいという人は交通規制が始まる午後4時までに「三井住友銀行」前にてその瞬間まで待つ。
私達は後者を選んだ。
午後3時「フロントーネ」のある「三井住友銀行」前に到着。
これから点灯する午後5時まで2時間ここで待つことにする。
ビックリすることにこの時間でもすでに何百人の人が待っていた。
いつから来ているのか「寒いでしょう?」(笑)
ガードマンのお姉さんにこの場所で間違いが無いか確認する嫁(笑)
この「神戸ルミナリエ」は阪神・淡路大震災犠牲者の鎮魂の意を込めるとともに、都市の復興・再生への夢と希望を託し、1995(平成7)年12月に開催されたのが始まり。
以降、神戸を象徴する行事として多くの人々に支えられ、神戸の風物詩となり今回で20回目。
神戸ルミナリエを今後も続けていくために、ぜひ会場募金(1人100円)に協力を。
昨年は約354万人が訪れた。
毎年テーマが変わり、そのイメージに沿って制作される。
約20万個の電飾が放つ光の芸術「神戸ルミナリエ」では、頭上に音楽が響き渡り、ガレリアと呼ばれる光の回廊が一挙に光を放つ。
午後4時前。
もう少しで車の規制と共に人も横道から入れなくなる。
バリケードが張られ警察官、ガードマンの方達の誘導の下、道路は一方通行となる。
2001年に発生した明石花火大会歩道橋事故をきっかけに会場警備は強化され2005年以降は元町駅周辺から仲町通に至るまでに長い迂回ルートが設けられている。
迂回ルートは来場者数に応じて、警備員が動的に対応することによって複数が設定されている。
午後4時、車と人の規制が始まり歩道に人があふれ出す。
今年の開催は2014年12月4日~12月15日までの12日間。
今日は最後の土曜日ということもあって今日一日で60万人もの入場者数を予定しているそうだ。
考えてみるがいい。
このガレリアの長さが約700m。
半分が直接メイン会場に行ったとしても半分の30万人もの人が通る計算になる。
どうするのって心配になってくるよね。
まぁ20年間の間に色々なノウハウを学んだんだろうね。
私達は前から4番目くらいの場所。
後ろを振り向いたが最後尾が見えない(笑)
トイレに行くには一旦、バリケードの外に出なくてはならない。
その際、このようなカードを貰い、中に入るときに提示するようになっている。
くれぐれも手ぶらで出ないように、中に入れてもらえなくなる。
「神戸ルミナリエ フロントーネ点灯」
夢と希望の光が街と人々をやさしく包む、20回目の「神戸ルミナリエ」
今日は60万人もの大勢の人が見込まれるため30分早めて午後4時半に点灯された。
今年のテーマは「神戸 夢と光」
点灯数分前から児童合唱団による「しあわせ運べるように」の歌声が流れてくる。
そして「希望に向かって」が流れ、鐘の連打に合わせ、まず「フロントーネ」が点灯される。
「ガレリア」
続いて奥に3回に分けて「ガレリア」が点灯。
最後に東遊園地内の「スパッリエーラ」と「ソロピース」が一斉に、と順を追って点灯してゆく。
会場全体が歓声に包まれる瞬間でもある。
テーマ
「夢と希望、そして、悲しみの記憶が混在する20年。
人と生が感じられる光の中に、わたしたち神戸の歩みがある。」
亡くなった方への鎮魂と生きている人々の希望が一緒になっている感じが・・・。
この最初のブロックで流れてくる曲は「夢、そして光よ永遠に」
2番目のブロックはストリングスと優しいフルートの音色が印象的な曲「いのちが輝き続けますように」
最後のブロックはゆったりした曲調と優しいコーラスの「光の彼方へ」
「スパッリエーラ」
ガレリアを抜けてメイン会場の「東遊園地」まで来るとひときわ輝く建物が目に飛び込んでくる「スパッリエーラ」だ。
テーマ
「無限のパターンは、ありのままの自然を象徴し、光との理想的な出会いが、神戸の記憶を永遠へと繋いでくれる」
「カッサ・アルモニカ」
テーマ
「過去と未来の輝きとともに、生命の響きをつたえる光の祈念堂」
「ソロピース」
テーマ
「光の織り目が、調和のとれた縁取りとなる光のタペストリー。
優しさの継承が導かれる光の庭園」
2011年からは東日本大震災発生にともなう節電要請や省エネ志向、経費減の観点から、一部の作品においてLED電球が用いられていたが、鎮魂や復興の趣旨から温かみのある色を出すため、今年から全て白熱電球になった。
この光に鎮魂と希望の光を感じ、亡くなられた方に手を合わせた。
震災時の記憶や思い出を忘れないためにもこのまま続けてもらいたい。
わずかではあるが募金をさせていただいた。
あれから間もなく20年が経とうとしている。
神戸の街は、まるであの大震災が無かったかのように見えるが・・・。
3年前には東日本大震災という神戸の被害をはるかに凌ぐ巨大地震が発生した。
「いま被災地に伝えたいこと」
「いま被災地が伝えたい想い」
「石巻」からのメッセージ
「第20回神戸ルミナリエ チャリティーイベント『しあわせ運べるように』を200人で歌おう」
阪神淡路大震災が起きた1995年に神戸で生まれ、今も大切に歌い継がれている曲
『しあわせ運べるように』を歌う子供達
「希望の灯り」
2000年1月17日にご遺族やボランティアグループの働きかけによって、モニュメント「1.17 希望の灯り」が建立された。
被災10市10町を巡って運んだ種火と47都道府県から寄せられた種火を一つにした灯りが燈された。
近い将来、青葉(孫)と行く事があればルミナリエの趣旨を話し、神戸がここまで復興したことや震災で亡くなられたたくさんの人たちのことを想いながら見るようにと話したいと思う。
ルミナリエはただのイルミネーションスポットではないんだということを気持ちで伝えたいと強く思った。
神戸ルミナリエと紅葉の京都
(完結)です。
「神戸ルミナリエ」 夢と希望の光 第20回 (2014-12-13)動画です