2021-9-11 第28節(ホーム)湘南戦 2-0 小出・J1初ゴールで先制 伊佐・魂の決定的追加点 歓喜のドーム!

2021-09-13 22:23:08 | 大分トリニータ
「短い時間でしたがホームのピッチに立つことができ、なによりもチームが勝てたことがよかったです。
怪我も大丈夫です」

第28節の湘南戦でJ1初出場しましたが相手選手と接触し、脳震盪で交代した野嶽自身がインスタに出したコメントです。


チームが勝ったことは嬉しいことではありましたが野嶽の状態がずっと心配でした。
   
「怪我も大丈夫です。」

この言葉にホッとしました。


「遅れましたが野嶽選手 27歳の誕生日及びJ1初出場 おめでとうございます」


さて、すっかり忘れていた「特大ニータン」がドームに御目見えしました(笑)
これは可愛いです!
嫁はこの特大ニータンを抱っこしてドームに持っていくと言っていますが・・・ほんと?
無理と思うけど、ここは本人の考えを一番に優先します(笑)


まるで親子3人で散歩でもしているような(笑)
そんなほのぼの感があります。


この日のゲストは「松井珠理奈さん」


ブログを書くときにゲストの事を調べるのですが、AKB48グループの一つ「SKE48」(名古屋市栄)でセンター(一番目立つ場所)をやっていたとのこと。


それも11歳とか12歳の中学生の時から5年間というから驚きました。


女の子ばかりのグループで一番風当たりの激しい先頭を走るということは並大抵のメンタルでは務まらないと思います。


歌手から女優さんなったようですね。
今日はトリニータの応援に来ていただきありがとうございます。


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前回のホーム戦で「今季はもう来れないかもしれない」とゲーフラを4枚作った仲間。
その内の1枚、高木のゲーフラを引き継いだ別の仲間。


高木に届いたかな?
届いたよね、きっと。


さてこの日は刀根が6試合ぶりの出場でスタメン。
トレードマーク?のヒゲは変わらず・・いや、少しすっきり感があるような、ないような(笑)



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試合が始まってすぐ。


隣にいる嫁が「トニーの足をカメラでアップで撮って、レガースをしていないみたい」
「いやいや、レガースは装着が義務だから、つけていないと試合に出れないというルールがあるから、それはない」


とはいうものの、気になるのでアップで撮ってみた。
う~ん、まぁ微妙ではあるけどつけているなぁ。


とにかくケガだけはしないように、と願いながら試合を観ていた。


前回、アウェーで0-2で負けた湘南戦。
今日は絶対に負けられないリベンジマッチ。


なによりもお互い残留を目指しているチームどうし。


負ければ今季が終わる。
それくらいの強い気持ちでゴールを狙ってほしいものだ。


コーナーキックの場面。
前回得点されたウェリントン選手はなんとしてでも抑えたい。


とはいえそのウェリントン選手をおとりに使って、ということも考えておかねばならない。


セカンドボールを奪えず、奪っても湘南の速いプレスにてこずり


我慢の時間が続く。


高木がボールをこぼせばゴールを奪える位置まで詰める湘南。



そんな中、選手を鼓舞し続けるトニー。
気持ちでは負けたくない。


背の高い長沢、トニー、エンヒキで取り囲み、ウエリントン選手に仕事をさせない大分。


こぼれ球に反応し、体を投げ出す三竿と北斗。
2人は元湘南の選手。


もちろん1対1でも負けていない。
ウエリントン選手のマッチアップはわれらがエンヒキ。
危機管理能力はピカ一。


「32分」
さぁ、大変お待たせの先制点の場面。
ここまでシュート「0」の大分。
三竿のアリークロスを相手DFが前に落とす。
スペースに入っていたのが9試合ぶりの小出。


右足で落としてに左足を振りぬいた。



DFの股の間を抜けたボールは角度を変え



GKの指先をかすめ


ネットに吸い込まれた。
この時の小出の「入っちゃった」的な顔がなんともいえない(笑)


すぐに祝福に駆け寄る成豪、長沢、新太。


なぜか輪の中に入れず、少し遠慮がちのハネケン(笑)



(どうしようかなぁ~)


ちょっとだけ頭を「ツン」(笑)


(うん、これで十分だ)

と思ったかどうかは知らない(笑)


サブ組が小出を呼ぶ。


主審を気にしながら小出が駆け寄ってくる。


ここで小出も危機を察知する(笑)


しかし時すでに遅し(笑)
「バチ!、ビシ!、ボコ!」


な~んて音が聞こえるわけもなく(笑)かる~く仲間に祝福されたようだ(なんせまったく観えないもんね)


大分先制!
小出のシュートの意識も素晴らしかったが、その前の三竿のアーリークロスの精度も素晴らしかった。

ただ、小出のガッツポーズらしきものは無かった。
まぁキャラ的に弾ける感じはしないし、これから先も弾けることはないだろうな、とこの時は思っていた、この時は(笑)


試合後、YouTubeで「親父にシュートぐらい1本打てよ」と言われていたと語った小出。
親父さんナイス助言!
MOMは小出の親父さんだ(笑)
                
「小出選手 J1初ゴール おめでとうございます!!」




前半を終わって1-0 大分1点のリード!
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ハーフタイム。

片野坂監督のコメント
「あと45分全員でどれだけ相手より走れるか!」

湘南はハードワークして走って戦ってくるチーム。
そこに勝つにはよりハードワークをすることが求められる。


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「後半開始」

ここ4試合先制点は獲れている。


問題は追加点。


これが獲れそうでなかなか獲れない。


ただ、いろいろなアイディアは感じられる。
60分、大分最初のコーナーキックの場面。
キッカーは北斗。


先制点のアシストをした三竿が動き回り相手をかく乱する。


ニアに走って頭でずらすか、中央の長沢、エンヒキに合わせるか、ファーで待つトニーを使うか。
相手に絞らせない。
この時はトニーを使ったが惜しくも枠の上だった。


次の1点が獲れないなか、じりじりした時間が過ぎていく。


大分が突き放すのか。


湘南が追いつくのか。


72分、長沢がイエローカードをもらった場面。

いや、「もらった」というよりも体を張って覚悟を持ってイエローを「もらいにいった場面」といったほうが正しいのかもしれない。
止めなければ失点もあり得たかもしれなかった。
反則行為を推奨するわけではないが、相手の決定機をつぶすにはそんなしたたかさも必要になってくる。
これがDFではなくFWの長沢がカード覚悟で止めた、というところがほかの選手の気持ちを奮い立たせたのではないだろうか。



「79分」
長沢の強い気持ちを伊佐が受け継ぐ。


試合後のコメントで伊佐はこう語った。

「前半から1トップで(長沢)駿さんが体を張って守備を頑張ってくれていて、その中で相手が少し疲れたように見えて足が止まった瞬間があった」


今まで何度も大分が苦しいときにスーパーサブで出て助けてくれたのが伊佐だった。


「86分」
相手のパスミスに反応した伊佐が1人抜き


2人抜き


GKと1対1に。
最後はGKの股を抜いた。


地鳴りのような歓声。
ドームが揺れた。
伊佐が走る。
走りながら「吠えた」


ここまで苦しんできたストライカーが魅せた素晴らしいゴール!


欲しかった欲しかった追加点。
自分で持ち込み、1人、2人と交わしこの試合を決定づける2点目を決めた。


伊佐らしいゴール。


誰が決めても嬉しい。
それは間違いない。


でも伊佐だから・・

決めたのが伊佐だから・・・


鼻の奥が熱くなる。


感情が次々にこみあげてくる。


・・・・ちょっと待て!
ボロボロやないかい(笑)


ボロボロから復活(笑)


ゴール裏に向かって「LTポーズ」


待っていた。
この時を待っていた。


背中の13番が誇らしい。

伊佐の対湘南戦の相性は良い。
2019年9月14日第26節のホーム、大分陸上のゴール。
さらに2020年12月16日第33節のアウェーでも53分に決めている。
今節を入れると3年連続となる。
まさに湘南キラーといってもいいのかもしれない。


これで2-0
大分2点のリードとなりアディショナルタイム10分。
合計100分の試合を勝利した。


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勝った瞬間の片さんの顔に笑顔は無かった。


スタッフとのグータッチにも疲れている様子がありありと・・
辛かっただろうなぁ。


ただ、選手とグータッチをする時にはいつもの片さんらしくキチンとマスクをして弱さを見せることは無かった。
これが片さんなんだ、と思った。


大分よりの使者がドームに響く中、選手がやってきた。
やはり笑顔だ。


勝った時の伊佐ダンス。
懐かしい。

高木の笑顔も良い。
『むしってーん』
クリーンシートありがとう!


誰かを手招きしている。


先制ゴールを決めた小出が小走りでやってきた。


ここでも祝福を受ける小出。
まだ実感が湧かないと言っていたけどJ1初ゴールは生涯忘れられないだろうなぁ。
本当におめでとう!


今日のヒーローが並び、これからという時に大分よりの使者が終わった。
いゃあ残念。
始まりをもう少し遅くしてくれたら嬉しいのになぁ。
なんとかなりませんか大分FCさん😂


でもそこは伊佐。
キレッキレの伊佐ダンスが始まった。
驚いた顔の小出。


高木とトニーが何か言った。


その時、伊佐と踊り始めた小出。
さっきはキャラ的に弾けないと言ったけどごめん!
やるときは照れずに弾ける!
凄い!
見事なシンクロ。


でもこんなにシンクロする?
おかしい!
絶対2人で練習したやろ😂


7試合ぶりの勝利。


これで5勝目!


勝ち点『20』


笑顔が弾ける


みんな良い顔してる。


でもリッジーだけは怒っていた。
何故?


松井珠理奈さんとニータンが手を繋いでハグしてたけど
リッジーは手も繋げなかった😂



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で、気になった事が一つ。
それは新太。


試合が終わってすぐ。
小出がヒーローインタビューにチョコちゃんと行く寸前。
新太が指を1本出したり2本出したりして何かを訴えている。


何だろうと気になって撮り続けた。
もしかしたら・・
ヒーローインタビューを小出と伊佐の2人にしてもらえないだろうか?
という提案だったのではないだろうか、と推測。


伊佐の動画の中での新太の言動を観ていてふとそう思った。
もしかするとまったく違っているかもしれない。

でも新太はそんな男気のある選手だと思う。


伊佐のMOMと


小出のMOM
2人ともゴールをありがとう!


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試合後、恒例になった選手バス見送り。
トリニティ時代のタオルを見せて貰った。
タオルに書かれた文字が好きだと言った。
『TOGETHER & ENJOI』
共に楽しむ!
苦しい時だからこそ、選手に楽しむ余裕を少しでも持ってもらいたい。
そんな気持ちなんだと思う。

残り10試合。
残留圏までの勝ち点差『6』
2016年8月のJ3シーズン。
頂上決戦で栃木に負け、10試合を残して勝ち点が『9』開き、優勝に赤信号が灯った。
苦しかった。
しかし最後は栃木を振り切りって
J3優勝、J2に昇格した。



この日、その時を知っている伊佐がゴールを決め、勝利を手繰り寄せた。


この日さまざまな感動を観た。
その中でも一番心に刺さったのがこの場面。
ゴールを決め、仲間に祝福され、サポーターにLTポーズをして、振り返った瞬間。
下を向きなにかに感謝するような仕草をした。

この姿を観た時、自分の中で堪えていたモノが溢れた。
これが伊佐。
これが13番だ!


弾ける笑顔。
伊佐にはやっぱり笑顔が似合う。



僕らは僕たちは大分トリニータ!

さぁ、巻き返そう!


頑張れ! 大分トリニータ!
頑張れ! 大分サポーター!




















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