「明日もびっくりするくらいのサポーターのみんなが熊本に戦いに来てくれると思う。
その人たちを代表して僕たちが戦って明日喜べるようにそして17連勝の1勝を飾れるように頑張っていきましょう」
これは試合前日の練習前の伊佐の言葉。
心に響きました。
「絶対に勝ちたい」
私自身、後悔しないようにまずは必勝祈願に「臼杵福良天満宮」へ。
亀馬ダービーの「馬」に勝つのは「神馬」だ!!
ということで「神馬」へ熊本戦勝利と選手にケガが無いようにとのお願いをしました。
試合当日午前6時に自宅を出発し「阿蘇神社」へ。
ここは昨季、アウェー熊本戦で勝利を祈願し勝ったゲンを担いで敵地ではあるけれどあえて「必勝祈願」をしました。
しっかりお願いをして「えがお健康スタジアム」(以下 えがスタ)へ。
暑いので4時間ほど車の中で待機し、圧倒的ちゃんを連れて待機列へ急ぎます。
この熱さは気をつけないと本当に怖い。
10年ほど前、アウェー岡山で嫁が試合中に気分が悪くなり熱中症に。
岡山スタッフさんの素早い対応で元気になったものの暑い時は要注意です。
まずは「くまモン」の前でパチリ。
続いて「ロアッソくん」の前でパチリ。
待機列に急いでいるとキッチンカー(4seasonさん)の前で「どすこい花子」ちゃんを発見(笑)
ここでもパチリ(笑)
待機列に荷物を置いて買いに行った「けずりイチゴオレンジ」の練乳入りがこの暑さにピッタリでした。
練乳の甘さとイチゴとオレンジの酸味が今の時期に最高。
大分でも食べたいものです。
午後5時 開門。
圧倒的ちゃんは最初は10体。
徐々に増え始め最終的に13体。
大分のホームでは圧倒的ちゃんがいるのが当たり前になりました。
アウェーでもそれは同じこと。
大分の選手がホームだと少しでも感じてくれるのなら圧倒的ちゃんは全国のスタジアムに出没したいものです(笑)
それにしてもゴール裏の雰囲気は最高でした。
うだるような暑さの中、ニータンも一緒に両手を広げて「トーリニータ!」
「青い小旗」を振っての応援は選手にきっと勇気を与えてくれるでしょう。
ピッチ内練習でGK挨拶のとき、じっとゴール裏を見る吉坂コーチ。
いつもの見慣れたホームだと思ってくれてる・・・かなぁ。
さらにボルテージが上がります。
キャプテンマークを付けたノムのゲーフラ。
手作りの「超特大カプリコ」
サポーターそれぞれが愛するチームのために、と行動しています。
それがとてつもなく大きな力となるのは間違いないと思っています。
ビッグフラッグの中。
私自身今季ホームではピッチサイドにいるのでビッグフラッグ楽しくて仕方がありません。
圧倒的ちゃんたちも楽しそうです(笑)
ということで、お待たせしました(笑)
【試合開始】
とにかく暑い。
吹く風は「熱風」
熱中症警戒アラートも出ていた。
もしかすると敵はこの暑さかもしれない。
「36分」先制したのは熊本。
デザインされたコーナーキックで黒木選手からボレーを決められた。
これはゴラッソ、これは止められない。
とはいえ先制されたことに間違いはない。
しかし大分も黙ってはいない。
ケガ人が多い中、野嶽 が初のサイドバックを任された。
「41分」その野嶽からクロスが入った。
決めたのは「サムエル」
34分のボレーは枠の外だったが今度はきっちり決めた。
ボレーにはボレーでお返しだ。
「サムエル 今季初ゴール おめでとう!!」
「1-1」
これで振出しに戻った。
「SEE OFF」に沸くゴール裏。
止まらねえ 俺たち大分
暴れろ荒れ狂えララララーラ
勝てていないときはどうしても気持ちがネガティブになりがち。
前半のうちに同点に追いついたのが大きい。
【ハーフタイム】
後半大分は
「松尾」から「新太」に交代。
この新太が交代早々仕事をする。
「52分」
デルラン(カプリコ色はどうなったの)からのロングパスに
新太が収めて
フジモンに
ここからシュートを打つと見せてフェイント
GKを交わして
シュート!
豪快にネットを揺らしこれで「2-1」
逆転だ。
先制ゴールと逆転ゴールを決めた2人。
ゴール裏に走ってくるフジモン。
保田が祝福にやってきた。
(2人とも良い顔をしているなぁ)
ここで保田が「吠えた!」
この選手もこんなに吠えるんだ~と思っていると真顔になった(笑)
これで終わりかな、と思った瞬間・・
両手を後ろに思いっきり吠えた。
さらにこぶしを握りさらに吠えた。
吠えながら両手を高く上げサポを煽った。
あれ?
ゴールを決めたのはフジモンだったよなぁ。
じゃあ保田はアシストだっけ?
じゃなかったらこんなにも吠えないはずだから・・やっぱりアシストは保田だったんだ
私の頭の中は逆転の喜びでたぶんパニック状態。
冷静に考えらないままに・・保田がアシストしたと思っていた。
今度はサムエルと喜んでいるけれど・・・
でもなんか違うゾ(笑)
そこに新太が来てフジモンとハイタッチ。
だよね。新太がアシストだよね。
ここで納得。
たしかフジモンがゴールで新太がアシスト!
では保田はなんであんなに吠えたんだろう?
どうしても勝たなければ、という気負いが重圧となりプレッシャーになっていたのかもしれない。
それが解放されて吠えたのかな?
保田、次は君がゴールを決めてくれ!!
待っている!!
「フジモン 今季6得点目 逆転ゴール おめでとう!」
これで大分2-1。
1点のリードとなるが熊本はJ1鳥栖を相手に天皇杯で驚異的な粘りを見せて逆転勝利をしたチーム。
何としてももう1点欲しいところ。
「73分」
大分コーナーキックのチャンス。
キッカーはノム。
伊佐がダイビングでヘディングシュート!!
(写真は撮ったもののブレブレ、残念)
こぼれ球にいち早く反応したのが上夷。
流れとしてはノムのCKに伊佐が飛び込んだこぼれ球をウエービーが押し込んだ・・・はず(笑)
しかし右手を高々と上げてゴールをアピール?するのはフジモン。
またまた頭の中でパニック(笑)
両手を上げるフジモン・・・
しかもユニのエンブレムまで指さす念の入れように騙されてしまった。←この試合2度目(笑)
岡山コーチまでフジモンを出迎えているし・・
やっぱりゴールしたのはフジモンだったのだ。
じゃあもう1点取ればハットトリックじゃん。
な~んて思ってしまった(笑)
オーマイゴッド!!
でも・・カメラの向こうでゴールしたのはウエービーだったよなぁ。
(写真の確認をする時間がないまま「?」状態の私(笑))
そのウエービーがやってきた。
弓場が邪魔をしているようだが・・
(まだ気が付かない私)
やっぱりウエービーは歓喜の「輪」の外にいる(笑)
もし、ゴールをしたら当然「輪」の中だよなぁ。
ということで
「3連休のひととき ここからは勝った時だけの寸劇を楽しんでくださいませ」
誰かが言った。
「じゃあ多数決にしよう」
「フジモンがゴールを決めたと思う人」
「ハ~イ」
フジモン1人が手を上げた(笑)
(保田はフジモンの勝利を確信していたので手を上げなかった)
「じゃあ次にウエービーだと思う人」
「は~い」と3人が手を上げた。
「あ~裏切ったらだめですよ」と保田が安藤の肩を掴む。
デルラン「マーマー、ナニヲモメテイルンダ?」
保田「だって、だって~」
中川「お前は子供か」
岡山コーチ「で? ウエービーとフジモンのどっちがゴールしたことになったの?」
伊佐「2人とももめているんで俺がゴールしたことにします」
吉坂コーチ「お! 伊佐ゴールおめでとう!」
下さん「さすが伊佐、丸く収めたなぁ」
な~んてことが冗談でも起こるはずもなく・・(笑)
結局ピッチでのワチャワチャは何のことか分からなかったがメチャクチャ楽しい時間でした。
「上夷 克典選手 背番号19 プロ初ゴール おめでとうございます!!」
///////////////////////////////////////////////
アデショナルタイム5分という長い長い時間を今か今かと待ちわびた全世界に散らばっているトリサポ5千万人が歓喜した瞬間がやってきた。
「勝った!!」
6月17日のホーム岡山以来。
5試合ぶりの勝利だ。
自動昇格を狙うチームとして絶対に負けられなかった。
「赤」と「蒼」の対決だった。
どちらが勝ってもおかしくないぎりぎりの勝負だった。
先制ゴールを決め、赤く燃えた炎は次を決めきれず、いわば不完全燃焼に。
逆に大分は決めるところで決め、選手、監督、サポーターがアウェーで完全燃焼した。
ご存じだろうか。
炎が完全燃焼すると「赤色」から「蒼色」に変化するのを。
終わってみれば今季初の逆転試合。
アウェーの地はいつしか完全に「蒼」に染まっていた。
この日の入場者数は1万人を超えた。
このうちの半分がトリサポ・・・は言い過ぎだとしても3~4千人はいたのではないだろうか。
同点弾は今季初ゴールの「サムエル」だった。
逆転弾はクラブトップの6ゴール目の「フジモン」
そしてダメ押し弾はプロ初ゴールの「ウエービー」
「勝って良かった~」
試合後に何人ものトリサポから聞いた言葉。
「だってこの試合が今季の分岐になると思う」
「負ければ3連敗」
「順位はもちろん選手のメンタルが心配になる」
予報では33℃を超える予報でした。
ただ太陽の当たるところはさらに温度が高くなり熱中症警戒アラートも出ていました。
暑い暑い7月の熊本。
それでも自身の体調よりも何よりも選手のメンタルを心配するトリサポ。
そんなサポが全国から集まり熊本を「蒼に染めた」
選手も凄いけど、サポーターも凄い。
さぁ次は「いわき戦」
ホームで負けるわけにはいきません。
頑張ろう 大分トリニータ!!
頑張ろう 大分12番!!
/////////////////////////////////////////////
「最後に」
試合に勝った嬉しさともう一つ嬉しいことがありました。
熊本はビジター側から入場して席まで階段を使います。
これがかなり苦労でした。
2人でキャリーを持つけれどなかなか階段を上れません。
そこにある青年がやって来て『あの〜手伝わせてください』と言って嫁の方を持って階段を上がるのを手伝ってくれました。
お礼を言ってお名前を聞きましたが
『いえいえ、僕の方こそいつも圧倒的ニータンを連れて行かれてありがたいと思っています』とお名前を教えていただけませんでした。
その青年がまた別の方の圧倒的ニータンを抱えて席までやってきたので『知り合いですか?』と聞くと『いいえ、なにかお手伝いをしたかっただけです』との返事。
結局どこの誰かも分からずじまいでした。
うちのもも姐さんは感動して何度も何度も私に嬉しさを伝えてきます。
人の心を揺り動かすのは見返りを求めない行動。
今どきこんな青年がいるんだと改めて思った次第です。
ブログを通してですが
「熊本戦は本当に助かりました。ありがとうございました」
圧倒的保護者の皆さんもお世話になりました。
その人たちを代表して僕たちが戦って明日喜べるようにそして17連勝の1勝を飾れるように頑張っていきましょう」
これは試合前日の練習前の伊佐の言葉。
心に響きました。
「絶対に勝ちたい」
私自身、後悔しないようにまずは必勝祈願に「臼杵福良天満宮」へ。
亀馬ダービーの「馬」に勝つのは「神馬」だ!!
ということで「神馬」へ熊本戦勝利と選手にケガが無いようにとのお願いをしました。
試合当日午前6時に自宅を出発し「阿蘇神社」へ。
ここは昨季、アウェー熊本戦で勝利を祈願し勝ったゲンを担いで敵地ではあるけれどあえて「必勝祈願」をしました。
しっかりお願いをして「えがお健康スタジアム」(以下 えがスタ)へ。
暑いので4時間ほど車の中で待機し、圧倒的ちゃんを連れて待機列へ急ぎます。
この熱さは気をつけないと本当に怖い。
10年ほど前、アウェー岡山で嫁が試合中に気分が悪くなり熱中症に。
岡山スタッフさんの素早い対応で元気になったものの暑い時は要注意です。
まずは「くまモン」の前でパチリ。
続いて「ロアッソくん」の前でパチリ。
待機列に急いでいるとキッチンカー(4seasonさん)の前で「どすこい花子」ちゃんを発見(笑)
ここでもパチリ(笑)
待機列に荷物を置いて買いに行った「けずりイチゴオレンジ」の練乳入りがこの暑さにピッタリでした。
練乳の甘さとイチゴとオレンジの酸味が今の時期に最高。
大分でも食べたいものです。
午後5時 開門。
圧倒的ちゃんは最初は10体。
徐々に増え始め最終的に13体。
大分のホームでは圧倒的ちゃんがいるのが当たり前になりました。
アウェーでもそれは同じこと。
大分の選手がホームだと少しでも感じてくれるのなら圧倒的ちゃんは全国のスタジアムに出没したいものです(笑)
それにしてもゴール裏の雰囲気は最高でした。
うだるような暑さの中、ニータンも一緒に両手を広げて「トーリニータ!」
「青い小旗」を振っての応援は選手にきっと勇気を与えてくれるでしょう。
ピッチ内練習でGK挨拶のとき、じっとゴール裏を見る吉坂コーチ。
いつもの見慣れたホームだと思ってくれてる・・・かなぁ。
さらにボルテージが上がります。
キャプテンマークを付けたノムのゲーフラ。
手作りの「超特大カプリコ」
サポーターそれぞれが愛するチームのために、と行動しています。
それがとてつもなく大きな力となるのは間違いないと思っています。
ビッグフラッグの中。
私自身今季ホームではピッチサイドにいるのでビッグフラッグ楽しくて仕方がありません。
圧倒的ちゃんたちも楽しそうです(笑)
ということで、お待たせしました(笑)
【試合開始】
とにかく暑い。
吹く風は「熱風」
熱中症警戒アラートも出ていた。
もしかすると敵はこの暑さかもしれない。
「36分」先制したのは熊本。
デザインされたコーナーキックで黒木選手からボレーを決められた。
これはゴラッソ、これは止められない。
とはいえ先制されたことに間違いはない。
しかし大分も黙ってはいない。
ケガ人が多い中、野嶽 が初のサイドバックを任された。
「41分」その野嶽からクロスが入った。
決めたのは「サムエル」
34分のボレーは枠の外だったが今度はきっちり決めた。
ボレーにはボレーでお返しだ。
「サムエル 今季初ゴール おめでとう!!」
「1-1」
これで振出しに戻った。
「SEE OFF」に沸くゴール裏。
止まらねえ 俺たち大分
暴れろ荒れ狂えララララーラ
勝てていないときはどうしても気持ちがネガティブになりがち。
前半のうちに同点に追いついたのが大きい。
【ハーフタイム】
後半大分は
「松尾」から「新太」に交代。
この新太が交代早々仕事をする。
「52分」
デルラン(カプリコ色はどうなったの)からのロングパスに
新太が収めて
フジモンに
ここからシュートを打つと見せてフェイント
GKを交わして
シュート!
豪快にネットを揺らしこれで「2-1」
逆転だ。
先制ゴールと逆転ゴールを決めた2人。
ゴール裏に走ってくるフジモン。
保田が祝福にやってきた。
(2人とも良い顔をしているなぁ)
ここで保田が「吠えた!」
この選手もこんなに吠えるんだ~と思っていると真顔になった(笑)
これで終わりかな、と思った瞬間・・
両手を後ろに思いっきり吠えた。
さらにこぶしを握りさらに吠えた。
吠えながら両手を高く上げサポを煽った。
あれ?
ゴールを決めたのはフジモンだったよなぁ。
じゃあ保田はアシストだっけ?
じゃなかったらこんなにも吠えないはずだから・・やっぱりアシストは保田だったんだ
私の頭の中は逆転の喜びでたぶんパニック状態。
冷静に考えらないままに・・保田がアシストしたと思っていた。
今度はサムエルと喜んでいるけれど・・・
でもなんか違うゾ(笑)
そこに新太が来てフジモンとハイタッチ。
だよね。新太がアシストだよね。
ここで納得。
たしかフジモンがゴールで新太がアシスト!
では保田はなんであんなに吠えたんだろう?
どうしても勝たなければ、という気負いが重圧となりプレッシャーになっていたのかもしれない。
それが解放されて吠えたのかな?
保田、次は君がゴールを決めてくれ!!
待っている!!
「フジモン 今季6得点目 逆転ゴール おめでとう!」
これで大分2-1。
1点のリードとなるが熊本はJ1鳥栖を相手に天皇杯で驚異的な粘りを見せて逆転勝利をしたチーム。
何としてももう1点欲しいところ。
「73分」
大分コーナーキックのチャンス。
キッカーはノム。
伊佐がダイビングでヘディングシュート!!
(写真は撮ったもののブレブレ、残念)
こぼれ球にいち早く反応したのが上夷。
流れとしてはノムのCKに伊佐が飛び込んだこぼれ球をウエービーが押し込んだ・・・はず(笑)
しかし右手を高々と上げてゴールをアピール?するのはフジモン。
またまた頭の中でパニック(笑)
両手を上げるフジモン・・・
しかもユニのエンブレムまで指さす念の入れように騙されてしまった。←この試合2度目(笑)
岡山コーチまでフジモンを出迎えているし・・
やっぱりゴールしたのはフジモンだったのだ。
じゃあもう1点取ればハットトリックじゃん。
な~んて思ってしまった(笑)
オーマイゴッド!!
でも・・カメラの向こうでゴールしたのはウエービーだったよなぁ。
(写真の確認をする時間がないまま「?」状態の私(笑))
そのウエービーがやってきた。
弓場が邪魔をしているようだが・・
(まだ気が付かない私)
やっぱりウエービーは歓喜の「輪」の外にいる(笑)
もし、ゴールをしたら当然「輪」の中だよなぁ。
ということで
「3連休のひととき ここからは勝った時だけの寸劇を楽しんでくださいませ」
誰かが言った。
「じゃあ多数決にしよう」
「フジモンがゴールを決めたと思う人」
「ハ~イ」
フジモン1人が手を上げた(笑)
(保田はフジモンの勝利を確信していたので手を上げなかった)
「じゃあ次にウエービーだと思う人」
「は~い」と3人が手を上げた。
「あ~裏切ったらだめですよ」と保田が安藤の肩を掴む。
デルラン「マーマー、ナニヲモメテイルンダ?」
保田「だって、だって~」
中川「お前は子供か」
岡山コーチ「で? ウエービーとフジモンのどっちがゴールしたことになったの?」
伊佐「2人とももめているんで俺がゴールしたことにします」
吉坂コーチ「お! 伊佐ゴールおめでとう!」
下さん「さすが伊佐、丸く収めたなぁ」
な~んてことが冗談でも起こるはずもなく・・(笑)
結局ピッチでのワチャワチャは何のことか分からなかったがメチャクチャ楽しい時間でした。
「上夷 克典選手 背番号19 プロ初ゴール おめでとうございます!!」
///////////////////////////////////////////////
アデショナルタイム5分という長い長い時間を今か今かと待ちわびた全世界に散らばっているトリサポ5千万人が歓喜した瞬間がやってきた。
「勝った!!」
6月17日のホーム岡山以来。
5試合ぶりの勝利だ。
自動昇格を狙うチームとして絶対に負けられなかった。
「赤」と「蒼」の対決だった。
どちらが勝ってもおかしくないぎりぎりの勝負だった。
先制ゴールを決め、赤く燃えた炎は次を決めきれず、いわば不完全燃焼に。
逆に大分は決めるところで決め、選手、監督、サポーターがアウェーで完全燃焼した。
ご存じだろうか。
炎が完全燃焼すると「赤色」から「蒼色」に変化するのを。
終わってみれば今季初の逆転試合。
アウェーの地はいつしか完全に「蒼」に染まっていた。
この日の入場者数は1万人を超えた。
このうちの半分がトリサポ・・・は言い過ぎだとしても3~4千人はいたのではないだろうか。
同点弾は今季初ゴールの「サムエル」だった。
逆転弾はクラブトップの6ゴール目の「フジモン」
そしてダメ押し弾はプロ初ゴールの「ウエービー」
「勝って良かった~」
試合後に何人ものトリサポから聞いた言葉。
「だってこの試合が今季の分岐になると思う」
「負ければ3連敗」
「順位はもちろん選手のメンタルが心配になる」
予報では33℃を超える予報でした。
ただ太陽の当たるところはさらに温度が高くなり熱中症警戒アラートも出ていました。
暑い暑い7月の熊本。
それでも自身の体調よりも何よりも選手のメンタルを心配するトリサポ。
そんなサポが全国から集まり熊本を「蒼に染めた」
選手も凄いけど、サポーターも凄い。
さぁ次は「いわき戦」
ホームで負けるわけにはいきません。
頑張ろう 大分トリニータ!!
頑張ろう 大分12番!!
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「最後に」
試合に勝った嬉しさともう一つ嬉しいことがありました。
熊本はビジター側から入場して席まで階段を使います。
これがかなり苦労でした。
2人でキャリーを持つけれどなかなか階段を上れません。
そこにある青年がやって来て『あの〜手伝わせてください』と言って嫁の方を持って階段を上がるのを手伝ってくれました。
お礼を言ってお名前を聞きましたが
『いえいえ、僕の方こそいつも圧倒的ニータンを連れて行かれてありがたいと思っています』とお名前を教えていただけませんでした。
その青年がまた別の方の圧倒的ニータンを抱えて席までやってきたので『知り合いですか?』と聞くと『いいえ、なにかお手伝いをしたかっただけです』との返事。
結局どこの誰かも分からずじまいでした。
うちのもも姐さんは感動して何度も何度も私に嬉しさを伝えてきます。
人の心を揺り動かすのは見返りを求めない行動。
今どきこんな青年がいるんだと改めて思った次第です。
ブログを通してですが
「熊本戦は本当に助かりました。ありがとうございました」
圧倒的保護者の皆さんもお世話になりました。