信州の旅(松本山雅遠征)・・完結・・銚子電鉄・犬吠埼

2014-10-22 18:20:04 | 大分トリニータ
10月14日 信州松本を離れた。
最初の予定ではもう一日松本に滞在して、まだ観光していないところを行くはずだったのだが・・・。
朝早く、千葉の兄宅に移動した。
その夜 銚子駅に着きホテルに泊まった。



次の日(10月15日)
「銚子電鉄」
JR銚子駅の2・3番ホームを先まで行くと銚子電鉄の黄色い電車が見えた。
あの「奇跡のぬれせんべい」の話を聞いて以来どうしても乗りたかった。



「桃太郎電鉄 ありがとう20周年」
中に入るとイスに「桃太郎電鉄ありがとう20周年」のカバーがあった。
残念ながらこのゲームをしたことがないのでキャラクターのありがたみがわからない。




かわいい車掌さん(袖山さん)と。
この人、帰りの電車でも一緒だったがこの中を忙しく走り回っていた。
この時点ではお客は私達だけだったので気軽に写真撮影に応じてくれた。
ありがとうございました。




銚子電鉄は、JR東日本の銚子駅をスタートして外川駅まで6.4kmの全線区間を約19分、最高時速40kmでゆっくり、ゆっくり走る。
銚子から観音までは中心市街地を走り、本銚子から海鹿島までは概ね住宅地を、そして春にはキャベツ畑、夏にはメロンやトウモロコシ畑を抜けて、犬吠や外川へと進む。




「海鹿島駅」(あしかじま)」
関東最東端の駅  「海鹿島駅」
この町には「国木田独歩碑」「小川芋銭句碑」「竹久夢二碑」などがある。


南国風の樹木の茂る「君ヶ浜駅」を抜けると・・・



見えてきたのが・・・




「犬吠駅」
今回の目的地、犬吠駅。
この駅で下りる。
友好関係にあるポルトガルのロカ岬にちなんだポルトガル風の駅舎だ。


時間が早いためまだ開いていない、あとで来る事にしよう。
それにしてもなんだかおしゃれ。



横を見ると地図があった。
「犬吠埼灯台」と反対方向にある「地球が丸く見える丘展示館」
手書きがうれしい。




銚子電鉄公認の応援テーマソング「みらくるトレイン」のCDが出たようだ。
「銚子元気娘」という2人の女の子が歌うようだ。
あまちゃんの「潮騒のメモリー」と同じくらい売れて欲しいよね。
がんばれ!!



「しあわせ三像の一つ  貧乏がイヌ」
駅の外に出てみると桃太郎電鉄の貧乏神が鎮座している。
 貧乏神?と思われるかもしれないが、貧乏神の頭の上に犬が乗っており、「貧乏がイヌ」ということで、「しあわせ三像」の一つなのだ。
その他にも(仲ノ町駅)には猿が乗っている「貧乏がサル」像
 (笠上黒生駅)にはキジが乗っている 「貧乏をトリ」像がある。
駅を降りて探してみるのも楽しいかも。




ここから「犬吠埼灯台」を目指して歩いてみる。




駅から歩くこと数分。



左手に水族館。



右手に「高浜虚子句碑」を眺めて前を向くと・・



ありました「犬吠埼灯台」


「全国初の白い郵便ポスト」
2012年3月7日郵便事業会社銚子支店が全国初の白い丸型の郵便ポストを設置した。
ホワイトデーにちなんで、3月14日から使用を始めた。
ポストは、茨城県神栖市の郵便局が保管していた1960年製。
灯台を管理する銚子海上保安部の発案で、灯台に合わせて白く塗り直した。
おしゃれ!



「君ヶ浜」
約1kmの海岸線。
日本渚百選にも選ばれている。
白砂青松と豪快な太平洋が眺望できる。



「犬吠埼遊歩道」
灯台を全方位から見ることができる。



海側から見た「灯台」



降っていた小雨もやみ、虹がかかる。



灯台の参観時間 8時半までもう少し時間があるので下に降りてみた。



台風の影響なのか普段からこうなのか荒波が岩場に砕けていた。


海を眺めながら
「お兄さんはこの銚子の海に釣りに来ていたよね」嫁がつぶやいた。



「犬吠埼灯台」
この灯台は日本を代表する灯台の一つで歴史的文化財的価値が高く、Aランクの保存灯台ともなっている。
「世界灯台100選」、「日本の灯台50選」にも選ばれている。
2010年(平成22年)4月28日には国の登録有形文化財にも登録された。
また、最大の第1等レンズを使用した第1等灯台である。
第1等灯台は日本に5つ しかない。



階段は99段。
エレベータは無いらしい(笑)



もう一息。



風が強くどこかにしがみついていないと飛ばされそうになった。



「資料展示館 大型一等レンズ」
敷地内には2階建ての犬吠埼灯台資料館がある。
大正時代に作られた国産第1号の1等レンズだ。
大正11(1922)年から約100年間、沖ノ島灯台(福岡県宗像市)で使われていた。
1等レンズは灯台用としては最も大きい。歯車を使った回転装置の上に乗った、高さ2・53㍍、総重量13トンのレンズは迫力がある。


時間が無くなってきたので再び「犬吠駅」に帰って来た。


売店も開いたので「奇跡のぬれせんべい」お徳用を2個買った。



その後、その丁寧な応対に感激し嫁が昨日、義姉が持たせてくれたみかんを差し上げたら・・・



ぬれせんべいのお返しをいただいた。
かえって申し訳ない。
ありがとうございました。



ここでなにか記念になるものをと思い「キーホルダー」と



「絵はがき」を買わせていただいた。



もう一つ。
「観音駅」で売っている「金目焼き」・・たい焼のこと。
ここ「犬吠駅」で駅員さんに注文しておくと帰りの「観音駅」で受け取れるとのこと。
わずか2個ですが・・お願いしました。





電車が入ってきた。
来るときは「黄色の車両」だったが帰りは「赤色の車両」


一枚一枚、手描きされた中吊り広告。
もうこれだけで、心は昭和にタイムスリップしてしまう。



観音駅でかわいい車掌さんが走ってさきほどの「金目焼き」を届けてくれた。
たった2個しか頼まなかったのに本当にありがとうございます。



型からはみ出る生地の多さと、たっぷり入ったアンが美味しい。
ボリューム満点のたい焼きだった。


帰りの電車の中はこの「銚子電鉄」を生活の足として必要とされている人々が大勢乗っていた。
地方鉄道を知ると言うことは、その地域の楽しさも一緒に知り魅力に触れるということでもある。
地方鉄道は今どこでも厳しい経営を行っているが、沿線に人が移動する目的を観光に見いだすことも一つの活性化対策ではないかと思っている。




これを見て「銚子電鉄」をもっともっと好きになった。
     
「銚子電鉄の動力は電気ではございません」
「皆様の温かい応援を動力に運行しております」 




この建物を抜けると「銚子電鉄」から「JR銚子」になる。
「昭和」から「平成」に抜ける扉のようだ、と言ったら言い過ぎになるだろうか?
「まだまだ頑張れ! 銚子電鉄!」 
「これからもずっと、走る続けるんだ!」   

 




これで空港に行き帰ろうと思っていたら「築地」に行きたいと嫁(笑)



時間を気にしながら、あちこち迷いながらやっと着いたぜ「築地」
ゆっくり見学している時間なんかあるわけないよ。
近くのお店に入り注文。


またまた時計を見ながら食べる、食べる。
周りの白い目なんか どこ吹く風だもんね。
最短時間で完食。
ごちそうさまでした。



こうして6泊7日の旅が終わろうとしている。
飛行機の中で今回の旅で出会った人々、お世話になった人々を思い浮かべてみた。



長野のカタログをたくさん送ってくれたGちゃん。
松本の情報・天気を知らせてくれたPちゃん。
松本を知り尽くし、松本を愛する「大名町のはんこや」さん。
「まるちゃん」の店主まるちゃん。
「8オンス」で知り合ったお客さん。
絶品「松本山賊焼」「煮イカ」に地酒「極寒辛口」の「居酒屋 一歩」の大将。
「琴川 クリアボート」のスタッフのお兄さん。
時間があるからと「早春賦歌碑」まで行ってくれた「安曇野ツアー」のドライバーさん。
「四柱神社」で写真を撮ってくれた山雅サポさん。
アルウィン到着後バスから一緒に案内してくれた山雅の親子サポさん。
開門の時拍手で迎えてくれた山雅サポさん。
アルウィンからバスまでの道、「来てくれてありがとう」と言ってくれた何人もの山雅サポさんたち。
残念会で隣の席にいて帰るときに「トリニータ・コール」をしてくれた山雅サポのご夫婦。
同じく隣で「トリニータ・コール」をしてくれた山雅サポさんたち。
外で全員の写真を撮ってくれたカウンターのおじさん。
一緒に残念会で騒いだ12人のトリサポのみんな。
その会場の世話をしてくれたPちゃん。
上高地・田代池で出会った5人組のおばちゃんたち。
直後に話したご夫婦。
上高地・バスターミナルで話しかけてくれた山雅サポさん。
同じくバス・ドライバーのKさん。
銚子電鉄のかわいい車掌さん。
犬吠駅の売店のお姉さんたち。
羽田空港でカメラを届けてくれた人。
「忘れ物センター」の係の人。
そして何よりも今回試合を含んで4日間もご一緒してくれたBさんご夫婦。

みなさん、本当に、本当にありがとうございました。
生涯、忘れられない楽しい旅ができました。

これで信州の旅(松本山雅遠征)・・完結します。




この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  信州の旅(松本山雅遠征)・... | トップ | 兄へ »
最新の画像もっと見る

大分トリニータ」カテゴリの最新記事