モイカ釣り(津久見~佐伯)

2015-02-23 16:59:44 | 釣り
今年初のモイカ釣りに行った。
厳密に言えば2回目となるのだが前回は釣り場まで行ったものの、釣らずにスポパに行ったため今回を「お初」とした(笑)
知り合いの釣具屋さんにモイカの状況を聞くと津久見は去年の11月の終わりから今年の1月の最初くらいまではまぁまぁ釣れていたが今は釣れていないとの事。
5~6年前までは3月まで釣れていたのになぁ、と嘆いていた。
だから釣り人がいなかったのか。
以前は平日といえどもこの釣り場には人が多くて入れなかったし各堤防はモイカ釣りの人でいっぱいだった。
海の中も異変が起きているのかと不安になる。


朝6時釣り場に着く。
明るく見えるが実際はもう少し暗い。
風はあるがあまり寒くは無い。



干潮が4時35分なので潮は満ちこみに入っている。
今日の釣りは「ゼンゴの泳がせ釣り」
簡単に言えば釣り針に生きているゼンゴ(アジの子供)を鼻掛けして泳がせる。
そのゼンゴにモイカが抱きつく。
そのモイカをゼンゴの尻尾のふきんにある針に引っ掛けるというもの。
仕掛けはシンプルなのだが掛けるタイミングが難しい。


この岩場ではまったく当たりが無かったので一山超えて佐伯の堤防へ移動する。
一ヶ所で粘るか場所を変えていくのかはその人の釣りスタイルによる。



この墨の跡を見ればこの堤防のモイカの釣れ具合が推測できる。
付いている墨がまだ新しい。
つまり最近までここで釣れていたことになる。


竿を出そうとしたら目の前に「海女さん」がもぐっていた。
じゃまをしてはいけないので海女さんの仕事が終わるのを待つことにした。



海女さんが堤防の内側に移動したので外側に投げる。
ゼンゴの動きでピクピクしていた浮きが30センチほど沈みじっとしている。
「モイカのあたりだ」
ドキドキする。
あわせが早すぎても遅すぎてもいけない。
水中に見えていた浮きがゆっくり沈み、完全に見えなくなった。
ゆっくり竿を立てる。
乗った。
竿が大きく曲がる。
何度か締めこんだあと、観念したかのように浮いてきた。
タブですくう。


釣り道具を整理していたら20年以上も前に私自身が作ったモイカ釣りの仕掛けがでてきた。
今でこそ「泳がせ釣り」は跳ね上げ式になって各メーカーから売り出されているがその当時はまだモイカ釣りは一般に普及していなかった。
そのためそれぞれが試行錯誤でいろいろな仕掛けが生まれた。
その当時私が所属していた釣りクラブも同様に各自がそれぞれの仕掛けでモイカに挑んでいた。
今日はそれをそのまま使ってみた。
今でも通用したのにはビックリするやら嬉しいやら。

イカの刺身を作った。
今日は焼酎で一杯。
やっぱり海は良い。
口にしなくても会話が出来る旧知の友のようだ。









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