第29節(アウェー)山口戦 2-2 諦めなかった先にあった奇跡!

2023-08-08 17:25:04 | 大分トリニータ
山口遠征に行ってきました。
暑かったですね~。
もちろん風はありましたが・・・熱風でした(笑)



とはいえ遠征ならではの楽しみ。
そこに行かないと味わえないものを食べる楽しみもあります。
「美東瓦そば」

ごちそうさまでした!

      
【レノファサポさんとの交流】

遠征の楽しみはまだまだあります。
対戦相手のサポさんとの交流。
まず一番最初はレノファ山口の「維新みらいふスタジアム」(以下 みらスタ)の駐車場で出会ったレノファサポさん。
「ブチでかいレノ丸」くんを抱えて移動中にお願いをして撮らせていただきました。
「ありがとうございました」



次に出会ったのは私たちの隣に停めていたカップルのレノファサポさん。
ウチの「おーちゃん(圧倒的ニータンの名前)」を観て「可愛い~」と言ってくれたのが始まり。
ちっち(おでかけニータンの名前)を抱いていただいてパチリ!
姐さん(嫁)が可愛いとしきりに言っていた「自転車パフホーン(あひるちゃん)をいただきました。

それまでの一部始終を車の中から見ていた仲間も加わって一緒にパチリ!!
「ありがとうございました」


さぁ圧倒的ちゃんの移動です。


キャリー、台車、布団袋…
保護者の皆さんそれぞれが工夫しての移動姿も楽しいものです。


スタジアムの前でちょっと一休み。
それぞれの圧倒的ニータンの保護者の皆さんと記念写真。

        
【キッチンカー「たこの丸」さん】


この日の集合場所はここ!
キッチンカー「たこの丸」さんの前。
(許可をいただいています)
すでに「ブチでかいレノ丸」くんが6体並べられていました。
ということで我らが「圧倒的ちゃん」も参加。
お邪魔しま~す。
(この時点で総勢17体)



この子が「たこの丸」ちゃん。


この女性は「兼頭のぞみ」さん。
レノファ山口スタジアムMCの方です。
(写真撮影、ブログ掲載は許可をいただいています)

レノファサポさんは信じられないかもしれませんが、この圧倒的ちゃんや少し小さいおでかけニータンのすべてにそれぞれ名前がついています(笑)
これが大分のマスコット文化なのです。(私は覚えられないので知っている範囲ですが一覧表を作っています(笑))


そして会いたかったのがこの女の子。
アウェー金沢でおーちゃんに手紙を(3通)書いてきてくれた3姉妹の次女ちゃん(2人は欠席)
ちっちを抱っこして「ハイ! パチリ!」

「きょうはうれしかったよ~ありがとう~  おーちゃん、ちっち」

キッチンカー「たこの丸」さん、ブチでかいレノ丸さんの保護者の皆さん、圧倒的の保護者の皆さん楽しい時間をありがとうございました。




ホームで会えない人に会えるのもアウェーならでは。
この日もたくさんの方々に会えました。
元気な姿を見れただけでも安心と嬉しさがあります。
お会いした皆さん ありがとうございました。




ズラリと並んだ「圧倒的ちゃん」たち。
スポパで選手や監督に言われるのは「アウェーでもこの圧倒的ニータンがいると、ホームのような気持ちになります」と。

でも実は連れて行くのは大変なんです。
私たちのように車で行く人もいれば、新幹線や飛行機、フェリーで行く人もいますし宅配便で送る人もいます。
当然ですが別料金が発生します。

さらにスタジアムに入るのに小中学生の料金を払います。
(つまり1人の入場者としてカウントされるのです(ただしスタジアムにもよります))



そんな保護者の皆さんと「勝ち点 3!!」

みなさん おつ亀さま!!



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【大分はJ1昇格を、山口はJ2残留をかけたお互い絶対に負けられない戦いが始まる】



それまで高い勝率を誇っていたホームで町田、清水と連敗したが、アウェーで熊本に勝った。


さぁ再びホームで勝つぞー、と気持ちをリセットしたもののいわき、山形と敗れ連敗。
この時点で順位はPO圏外の7位となった。
昇格圏内に留まるには何としても勝たないといけない大事な山口戦。



試合開始前。


選手のコールもチャントもしないといういつもとは違うゴール裏。
(この時点で詳細は不明)




     
【試合開始】


いつもの応援が始まった。
今日はアウェーなのでカメラを片手に90分間立って声を出して応援するつもり。
(今季ホームではピッチサイド)

前半10分、早い時間にケイタがゴールを決めた。
大分は右サイドから横パスで繋ぎ


後ろから走り込んだケイタがネットを揺らした。
1-0
先制点に湧く大分。




山形戦ではゴールを見ていないので久しぶりのゴール。


しかし1点ではまだまだ。




さぁ次の1点、とはやる気持ちはどこへ…いつの間にか流れは山口へ。


押し込まれる時間が続く中、
29分、シルビオ ジュニオール選手のクロスをゴール前で梅木選手が合わせて同点。
さらに41分には、シルビオ ジュニオール選手がペナルティエリア内で倒されPKで逆転。


前半が終わり1点のビハインド。


     
【ハーフタイム】


芝生の上で立って応援していたが傾斜があり重心が前のめりになって足が攣り出した。
そこで靴を脱ぎ靴下1枚になるとようやく楽になった。

『山口遠征は裸足の方がベストなのかも』
と、メモに書いた(笑)
   
【後半開始】 



大分が攻めるもののどうしても山口ゴールを割れない。
決定機を決めきれない。
これはホーム山形戦でも感じた事だが何度も何度も決定機を外していると相手は守備にも攻撃にも勢いが加速し逆に大分は焦り出す。
結果、焦りは全員に感染し、さらに決めきれなくなるという悪循環に陥る。


こうなると応援している私にも気持ちの変化が出てくる。

例えば、ロストボール。
『なぜ追わないのか?』となってくる。
全力で走れば追いつくんじゃないの?
追いつかないまでもそこを全力で走れば周りの選手の闘志に火がつくんじゃないの?

と、自分の感情と選手のプレーに『ズレ』のようなものを感じてしまうようになる。


試合中、隣にいる仲間のサポさんに『なぜもっとあのボールを取りに行かないんだろうね』と話したら『そうですよね』とうなづいていた。



試合が終わって1日経って冷静にその時の自分の気持ちを顧みた。
状況はもうこれ以上負けられない崖っぷちの戦い。
なのに前半が終わって1点のビハインド。

『絶対に負けたくない、絶対に勝ちたい』との気持ちが強かった。

しかし考えてみると試合日は台風の影響もあってか蒸し暑くじっとしていても汗が噴き出てくる猛暑。
午後3時で山口は37℃を超えたとの報道もあったそう。

そんな中で90分間アクセルを踏みっぱなしでプレーをするのは無理な話。
どこかでメリハリが必要になる。
(力を抜く時間)

そこで無理と判断したボールはそれ以上走らない、と選手が考えるのは分かるし理にかなっている。
ガス欠は避けたいところ。



ただ何度も書くけど試合に入り込んでいると本当にわからない。
負けているとどうしてもバイアスがかかってしまう。

特に山口戦は応援していて辛くなった。

早くマイボールにしてくれ。
ドリブルでもパスでもロングボールでも良いから相手ゴール前まで運んでシュートを打ってくれとひたすら願った。
しかし相手も必死でそれを阻止してくるわけだから思うようにはいかない。
ボールを奪われると思わず落胆の声が出てしまう。
もどかしさ、歯痒さは度を過ぎると自分でコントロールするのは難しい。

私自身今までの経験から、あまりにも試合に入り込んでしまうと負けた時の自分自身の気持ちを整理できなくなってしまうことを知っている。

実際に負けた時はこれで人生が終わってしまうんじゃないかと思うくらい落ち込む。
(人には絶対に見せないし言わないが(笑))


だから試合が終わるまでにできるだけ冷静になるように深呼吸し、今の自分の心の状況を自分ではない第三者の目線で見るように切り替える。
そうしないと心の健康が保てなくなってしまうからだ。

負けを覚悟したラスト1分。
松尾が劇的な同点ゴールを決めた。


負けを覚悟していただけにその喜びは尋常ではなかった。
最後の最後まで諦めなかった。
3連敗をストップした。
勝ち点1を掴み取った。

諦めなかった先にあった奇跡。



しかし…これは逆転ゴールではない!


喜びがある一方で今の状況の中、引き分けで喜んで良いのかという思いもあった。





選手がゴール裏にやってきた。




























ブーイングが聞こえた。
コルリが何か言った。
(内容は不明)



それに高木がトラメガを持って応えた。



私は耳が悪いのでトラメガの声を聴き取るのは困難。
ただ高木が熱く何かを訴えているのは分かった。
(内容は不明)
表情からもその真剣さは伝わってくる。



選手にとって一番辛いのは『試合に出れない事』と聞いた事がある。
その高木が怪我で試合に出れなくなってやっとこの日サブで帰ってきたのだ。



選手として出れない辛さを表に出さず、ある時はゴール裏のスタンドでサポを煽り、ファン感では率先してみんなを盛り上げ、大分のために獅子奮迅の働きをする高木。




その姿は『大分愛』そのものだ。

その高木が選手代表として話しているその姿に涙が出てきた。



そして熱く語った高木の様子を『ここまで』と判断したのか割って入ったのが岡山コーチ。
ナイスタイミング!と心の中で拍手した。





いつでもどんな時でもサポーターに真剣に向き合ってくれる高木。



ありがとう!
本当にありがとう!

涙が止まらなかった…



/////////////

アウェー山口戦が終わったところで大分は『7位』勝ち点『46』

5位、6位の長崎、甲府とは勝ち点差無し。
残り『13試合』
いよいよ残り試合も少なくなってきた。
私自身悔いのないようにさらに全力で応援しようと改めて思った。

次のホーム藤枝戦!
微力でも何かを変えたい!
ピッチサイドを離れ今季初、スタンドから応援します。


頑張れ! 大分トリニータ!!
頑張れ! 大分12番!!



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【最後に!】


暑い日が続きます。

山口戦で体調を壊したサポさんが数人いたと聞きました。
十分気をつけているとは思いますが今一度!!

皆さんの体調を一番良く知っているのは皆さんご自身ですからどうかご自愛ください。

山口戦でお会いした皆さん、
楽しい、楽しい時間を
ありがとうございました。



【最後の最後に一言だけ】


トリニータの応援を始めて17年!

山口遠征の行き帰りずっとトリニータの話を嫁としました。

もしトリニータに出会ってなければ(嫁と)こんなに熱く長く語ることはなかったかもしれません。

いつか終わりが来るとわかっているからこそ今をこの瞬間を・・・大切に生きたい。

『ありがとうトリニータ!!』






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