2019-4-18 片野坂監督 誕生日水掛け & 必勝祈願

2019-04-18 18:05:19 | 大分トリニータ
今朝、いつもの臼杵福良天満宮に必勝祈願に行ってきました。



リーグ(アウェー) ガンバ戦。
ルヴァンカップ(ホーム)名古屋戦。
リーグ(アウェー) セレッソ戦。
勝ち点「3」をそれぞれの試合でお願いします。
選手が怪我をしませんように!



明日から自走車中泊遠征(アウェー)ガンバ戦に出発します。
そのまま帰らずにセレッソ戦まで関西にいます(9泊10日)
ルヴァンカップ・(ホーム)名古屋戦は大阪から爆念を送りますので、よろしくお願いします。



必勝祈願からそのまま大分「スポパ」に行ってきました。

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「片野坂監督 誕生日」


今日は4月18日(木)
片野坂監督の誕生日です。
トリニータは誕生日の人に水をかけてお祝いをするという風習があります。
晴れ渡った真っ青な空。
気温も高く初夏の陽気です。
少々の水では寒さは感じません。

さぁ監督にぶっかけてもらいましょう(笑)
選手の皆さん、用意は良いですか?

練習も終わり、後は監督に”お祝いの水”を掛けるだけ……なんですが。
さんぺーが難しい顔をしています。



フジモンも少し表情が曇っています。
それもそのはず……



肝心の監督がはるか向こうでまだ指導しているんです。




これでは手も足も出ません。
水を持って走っている間に監督に気づかれてしまうからです。


その時です。
奇跡が起きました。


ごっちゃんが蹴ったボールがコーチに当たり、コーチが倒れてしまったんです。
(ごっちゃんが笑っているので大丈夫のようですが)


「これは大変」と水を持って駆け寄るさんぺー。
このときの速度を測ったところ100m=9秒を切っていました(嘘)



コーチに水をやろうとした直前、方向を変え……


近くにいた”片野坂監督”に向かって手に持ったペットボルトの水を「ブシューっ!」


逃げる監督。
追いかけるさんぺー、フジモン。


そこにキャプテンのり、小塚、フックが加わり5人で「ブシューっ!」


さらに遅れてやってきたのは”だれだ!”



監督が下を向いているのを良いことに「ブシューっ!」と掛け


一目散に去っていったのは三竿(笑)


残されたのは小塚とフック(笑)


「やれやれ、終わった」


と思ったら「ヤンチャンくん」がまだいた。


手には2本のペットボトル。
もちろん容赦なんてするわけがない(笑)


耳をふさいで耐える監督の後ろに回って「大笑い」


選手以上に体を鍛えている監督。
体をクルリと反転させジャニちゃんの腰に手をやった。



そのまま体重をかけジャニちゃんを押し倒そうとする。
それでもなおペットボトルを離そうとしないのはある意味立派(笑)


押し倒されたジャニちゃん。
これで形勢は完全に逆転。



まだ残っていたペットボトルの水を顔に「ブシューっ!」


ジャニちゃん戦意喪失。


監督の逆転勝ち(笑)


「水も滴る いい男」


お互いの健闘を称えた2人(笑)


周りの選手から「監督 おめでとう」の拍手。


監督は嬉しそうに帽子をとって「ありがとう」


練習の後に”ひと仕事”終えた選手の満足した顔。


さんぺーもフジモンもびしょ濡れの中……


さんぺーが振り向き、あることに気がつく。


「あれ? 三竿が綺麗じゃね」
そう、三竿は試合並みのフットワークの軽さ「ヒット&アウェー」で大仕事をやってのけたのだ(笑)


「ミサ やるなぁ!」


監督に逆転負けしたジャニちゃん、ケイタにちょっかいを出す。


ところがケイタも負けてはいなかった。


逆にジュニちゃんを倒した。


2度の逆転負けをくらってはいかに「ヤンチャくん」とはいえ心が折れた……たぶん(笑)


「ケイタ、可愛い顔してやるなぁ!」





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覚えているでしょうか?

片野坂監督がトリニータに来て繋ぐサッカーをやり始めた時、私も含めてなぜあんな危険なことをやるのか?

自陣のゴール前でボールを繋ぐ?
そんなリスクを冒してまでやることの意味ってなんなの?

安全、安心な場所にボールを大きく蹴ったらなぜいけないの?

私も周りの仲間も同じことを感じ、同じ疑問を抱いたものでした。
相手選手がキーパーのところにプレスに来るたびに
『ほらほら、後ろから来たよー!』
『なんしよんの、早く蹴らんと取られるよー』
といろんな声が周りから聞こえたものでした。
それが今では相手のプレスを余裕でかわす選手を見てると『もっとギリギリまで近づけて』とプレスされるのを楽しんでいる自分がいます。
『そこで剥がせー!』などと言ってる自分に驚いたりもします。





Jリーグでも大分のサッカーといえばGKから繋ぐサッカーと認知されるようになりました。
大分のサッカーはおもしろいと褒められるようにもなりました。

言い方は適切ではないかも知れませんが、卓球の愛ちゃん。
小さい頃から泣き虫の姿をずっと見てきました。
お母さんに怒られながら成長していく姿をじいちゃん、ばあちゃん目線で見守ってきました。

そんな愛ちゃん同様の気持ちをトリニータの選手にも感じています。
                              
『よう成長してくれた』


ど素人の自分がプロに向かって言う言葉ではありませんが、気持ちはまさにそれ!なんです。

J1で通用できる繋ぐサッカーをトリニータの選手がやっている。
それだけでも嬉しくなるのです。



さらにもう一つ。
トリサポの誰に聞いても大分のサッカーの特徴を言えること。
これが凄いんです!
おじいちゃんやおばあちゃんに大分のサッカーの特徴は?と聞くとほとんどの人が知っています。

チームの戦術をサポーターみんなが共有しているクラブってそんなにはないのではないでしょうか?
もちろん調べたわけではないので断定はできませんが。

それもこれも片野坂監督の人柄によるものだと思います。

試合後の監督のコメントを聞いていると、相手へのリスペクトを決して忘れません。
勝てば選手やサポーターのおかげと感謝しますし、負ければその責任は全て監督自身が負います。

だからこそ老若男女を問わず大分サポは監督を信頼し、監督がやろうとしている戦術をなんとか理解しようとするのではないでしょうか。
                         
『我々はまだ何も成し遂げてはいない!』 


片野坂監督が常々口にする言葉です。
大胆にして細心。
チャレンジすることを決して恐れず、留まることを嫌います。

片野坂サッカーの最終形がどこにあるのか分かりませんが、最後まで見守ることができたら最高の幸せです。

仲間の喜ぶ顔、選手の喜ぶ顔が見られることへの感謝。
私自身、トリサポであることの幸せを日々かみしめています。


『片野坂監督、お誕生日、おめでとうございます!』




なお関西への出発は4月19日(金)早朝です。






















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