主審が笛を吹き両手を挙げたその瞬間、聞こえてきた地鳴りのような歓喜の声。
ガッツポーズをする選手、泣き崩れる選手、抱き合う選手。
その前からずっと泣いていた周りの仲間たち。
この1年間、この日が来るのをずっと待ち望んできました。
思えば1年前の2015年12月6日。
町田との入れ替え戦で敗れたあの時から思い描いてきた光景でした。
その光景が今、目の前で現実となっています。
喜んでいる選手、監督、スタッフ、仲間たちの姿が涙で見えなくなりました。
J3に降格したあの時の不安はたまりませんでした。
監督を引き受けてくれる人はいるのだろうか?
選手は残ってくれるのだろうか?
残ったとしても少なくなる収入に生活はできるのだろうか?
いやそれよりもクラブ自体が存続するのだろうか?
そんな中、トリサポ仲間からいただいたのがニータン神社の「必勝祈願」のお札でした。
もう一つ「兵さん」サポさんから送られてきたのが木札でした。
表には「大分トリニータ」の文字が、裏には「昇格祈願」と書かれていました。
この方たちの優しさ、温かさに支えられた1年間でした。
本当に感謝しかありません。
ありがとうございました。
試合の前日。
いつもの神社にいつもの必勝祈願に行きました。
セレッソ戦のツアーで初めて一緒になったシニアサポさんに「縁起でん何でん、担げるもんは何でん担ぐで」と言われた言葉が忘れられません。
縁起を担ぐと言えば「私と握手をすれば必ず勝つから」とホームでもアウェーでも私がいなければ何回でも訪ねてくれたGさん。
鳥取戦で握手した時に「これで勝った」と言ってくれた言葉を嬉しく思いました。
運転手さんに持ってもらった「原点回帰」のステッカー。
ツアーバス出発です。
ここにも(笑)
バスの中には「勝利」の旗を。
バスは2台。
86人のトリサポと多くの行けないサポの想いと一緒に いざ、とりスタへ。
このニータンは四国88ヶ所を回ってきたそうです。
今年の1月から10月まで、10か月かけてご夫婦で回り、拝むたびに「トリニータが1年でJ2に昇格しますように」とお願いしてくれました。
願いが叶いましたね。
そんなサポさんたちとフェリーの中で「優勝の前祝い」をしました。
目指すのは「1位、優勝です」
11月20日 試合当日を迎えました。
フェリーから再びツアーバスに乗ります。
私の隣にいたカップルのサポさんが手伝ってくれました。
途中休憩を挟みながら。
写真を撮っていると「ブログを楽しみにしちょんよ」と声をかけられました。
「とりぎんバードスタジアム」に到着しました。
サッカー専用スタジアムとあってすぐ近くにゴールネットがあります。
気を付けないとボールがすごい勢いで飛んできます。
いつもの元気な2人にも会えました。
おばちゃんにも。
そしていつものドームの仲間たち。
ホーム感、満載です。
もう一つ今日は別府さんの誕生日です(本人は30回目とおっしゃっていました(笑))
必ず勝ちましょう!
トリニータブルーの戦友たち。
(画像はウェブより)
ガイナーレG裏サポさん。
試合前練習が始まりました。
普段通りのプレーをしてくれとずっと願っていました。
開幕3連勝のときにも不安はありました。
その不安は的中しました。
第4節アウェー琉球戦から第8節栃木戦までの4試合で1分け3敗の成績。
成績は10位まで後退しました。
「決定力がない」と言われながらも第11節藤枝戦から14節の秋田戦まで5試合で8点を取り順位も3位まで上がりました。
そして迎えた第19節栃木との大一番。
圧倒的に攻めながら最後の最後にゴールを決めれら今季最大の勝ち点差「9」に。
「ホームで栃木に負けた後、根拠はなかったが周りがなんと言おうと僕はまだまだ絶対いけると確信していた」
「最後の最後まで信じ続けてほしい。
必ず優勝します。最後にJ3優勝してみんなで一緒に笑いましょう!」修行 コメント
試合開始。
選手は緊張のためか、いつもの動きはありませんでした。
それでも勝利のために・・・
球際で負けないように・・・
体を張って・・・
ゴールを目指して・・・
プレッシャーをはねのけ・・・
チームのために走り続けました。
中断明けからのディフエンス陣が圧巻でした。
第21節の相模原戦から第24節の鹿児島戦まで4試合無失点。
第25節の長野戦で1点取られ負けはしたものの、次の第26節盛岡戦から再び最終節鳥取まで5試合でわずか2失点でした。
守備の安定とともに増してきたのが得点力。
後半10試合で19ゴール。
1試合平均1.9ゴールと今季の最初に言われ続けた決定力不足はどこにいったのか(笑)
そんな中、前半29分。
レイが左サイドにため真司へ。
その真司のクロスにさんぺーが合わせ先制ゴール!
(画像は京都から来てくれたMさんからいただきました)
(同じくMさんより)
喜ぶさんぺーとごっちゃん。
(Mさん、ありがとうございました)
試合は0-1のまま後半戦に。
後半に入って早々、清本のパスに走りこんだ八反田がクロスをあげ、再びさんぺーがゴール!
この試合2点目。
これで得点は 0-2に。
さんぺー 今季二桁10ゴール目 おめでとうございます!
「ホーム最終戦は(高松)大樹さんのために(ゴールを狙った)」
「最終節はみんなのために(ゴールを狙った)」さんぺー コメント
55分。
試合前から怖かったフェルに1点返され1-2に。
35歳にしてはキレキレのフェル。
本当に怖かったですね。
チームを引き締めるさんぺー。
57分。
フェルのゴールから2分後。
ガイナーレに傾きかけた流れを再びトリニータに引き寄せたのが「岩田」
サイドから駆け上がった気迫のこもったJ初ゴールとなる貴重な追加点。
岩田の姿が見えない(笑)
この大一番で初ゴールを決めた「岩田」
メンタルがすごい!!
岩田 J初ゴール おめでとうございます!
さらに63分
岩田から受けた昌也からのクロスに合わせたのが今季初となる鈴木のダメ押しゴール。
「鈴木 今季初ゴール おめでとうございます!」
「優勝という貴重な経験ができた」真司 コメント
「この1年の思いが報われた」
「次は自分たちがチームを引っ張っていかなくてはいけない」昌也 コメント
「試合が進み、徐々に優勝が確信に変わってきた」 伊佐 コメント
「みんなおめでとうございます」
「これで心置きなく引退できます。」
「トリニータ愛を持ってJ1を目指して」 高松 コメント
「選手が一つ一つの試合に最大値を出してきました」
「責任があったので達成できてほっとしています」 片野坂監督 コメント
「この数週間はすごいプレッシャーだった」ごっちゃん コメント
そばに駆け寄ったのが真司でした。
ダニエルに抱えられるごっちゃん。
期待されながら結果がなかなか出なかった前半。
しかし見事に覚醒した結果J3得点2位の「14ゴール」はお見事でした。
(相棒のさんぺーちゃんと)
とりスタに駆け付けたサポーター「1500人」以上。
大銀ドームのパブリックに駆け付けたサポーター「5000人」以上。
優勝が決まったときから降り出した雨。
涙をかくす天からの贈り物なのか。
大粒の雨が降り出しました。
今季最後の「トリニータ オーレ」も「大分よりの使者」も歌えました。
今季最高の選手の笑顔にも出会えました。
「とりぎんバードスタジアム」生涯忘れられない場所になりました。
来季はJ2という厳しい世界で勝負します。
いつまでも、どこまでも大分トリニータの一員でありたいです。
J3に降格したとき、いち早く残ることを決めてくれた選手。
必ず自分がJ2に上げると他からのオファーをことわってくれた選手。
「僕は大分に骨を埋めるつもりで戻ってきました」と言ってくれた選手。
J1からJ3に来てくれた選手。
「トリニータに恩返しするときがきた」と引き受けてくれた監督。
スポンサーを続けてくれた企業のみなさま。
少ない人数で頑張ってくれたスタッフのみなさん。
それを支えたボランティアのみなさん
そしてJ2の時よりもたくさんドームに足を運んでくれたトリサポのみなさん。
J3優勝・J2昇格 おめでとうございます。
みんなで喜びましょう
「テッペン 獲ったぞ~!!」
僕らは
僕たちは
大分トリニータ!
ガッツポーズをする選手、泣き崩れる選手、抱き合う選手。
その前からずっと泣いていた周りの仲間たち。
この1年間、この日が来るのをずっと待ち望んできました。
思えば1年前の2015年12月6日。
町田との入れ替え戦で敗れたあの時から思い描いてきた光景でした。
その光景が今、目の前で現実となっています。
喜んでいる選手、監督、スタッフ、仲間たちの姿が涙で見えなくなりました。
J3に降格したあの時の不安はたまりませんでした。
監督を引き受けてくれる人はいるのだろうか?
選手は残ってくれるのだろうか?
残ったとしても少なくなる収入に生活はできるのだろうか?
いやそれよりもクラブ自体が存続するのだろうか?
そんな中、トリサポ仲間からいただいたのがニータン神社の「必勝祈願」のお札でした。
もう一つ「兵さん」サポさんから送られてきたのが木札でした。
表には「大分トリニータ」の文字が、裏には「昇格祈願」と書かれていました。
この方たちの優しさ、温かさに支えられた1年間でした。
本当に感謝しかありません。
ありがとうございました。
試合の前日。
いつもの神社にいつもの必勝祈願に行きました。
セレッソ戦のツアーで初めて一緒になったシニアサポさんに「縁起でん何でん、担げるもんは何でん担ぐで」と言われた言葉が忘れられません。
縁起を担ぐと言えば「私と握手をすれば必ず勝つから」とホームでもアウェーでも私がいなければ何回でも訪ねてくれたGさん。
鳥取戦で握手した時に「これで勝った」と言ってくれた言葉を嬉しく思いました。
運転手さんに持ってもらった「原点回帰」のステッカー。
ツアーバス出発です。
ここにも(笑)
バスの中には「勝利」の旗を。
バスは2台。
86人のトリサポと多くの行けないサポの想いと一緒に いざ、とりスタへ。
このニータンは四国88ヶ所を回ってきたそうです。
今年の1月から10月まで、10か月かけてご夫婦で回り、拝むたびに「トリニータが1年でJ2に昇格しますように」とお願いしてくれました。
願いが叶いましたね。
そんなサポさんたちとフェリーの中で「優勝の前祝い」をしました。
目指すのは「1位、優勝です」
11月20日 試合当日を迎えました。
フェリーから再びツアーバスに乗ります。
私の隣にいたカップルのサポさんが手伝ってくれました。
途中休憩を挟みながら。
写真を撮っていると「ブログを楽しみにしちょんよ」と声をかけられました。
「とりぎんバードスタジアム」に到着しました。
サッカー専用スタジアムとあってすぐ近くにゴールネットがあります。
気を付けないとボールがすごい勢いで飛んできます。
いつもの元気な2人にも会えました。
おばちゃんにも。
そしていつものドームの仲間たち。
ホーム感、満載です。
もう一つ今日は別府さんの誕生日です(本人は30回目とおっしゃっていました(笑))
必ず勝ちましょう!
トリニータブルーの戦友たち。
(画像はウェブより)
ガイナーレG裏サポさん。
試合前練習が始まりました。
普段通りのプレーをしてくれとずっと願っていました。
開幕3連勝のときにも不安はありました。
その不安は的中しました。
第4節アウェー琉球戦から第8節栃木戦までの4試合で1分け3敗の成績。
成績は10位まで後退しました。
「決定力がない」と言われながらも第11節藤枝戦から14節の秋田戦まで5試合で8点を取り順位も3位まで上がりました。
そして迎えた第19節栃木との大一番。
圧倒的に攻めながら最後の最後にゴールを決めれら今季最大の勝ち点差「9」に。
「ホームで栃木に負けた後、根拠はなかったが周りがなんと言おうと僕はまだまだ絶対いけると確信していた」
「最後の最後まで信じ続けてほしい。
必ず優勝します。最後にJ3優勝してみんなで一緒に笑いましょう!」修行 コメント
試合開始。
選手は緊張のためか、いつもの動きはありませんでした。
それでも勝利のために・・・
球際で負けないように・・・
体を張って・・・
ゴールを目指して・・・
プレッシャーをはねのけ・・・
チームのために走り続けました。
中断明けからのディフエンス陣が圧巻でした。
第21節の相模原戦から第24節の鹿児島戦まで4試合無失点。
第25節の長野戦で1点取られ負けはしたものの、次の第26節盛岡戦から再び最終節鳥取まで5試合でわずか2失点でした。
守備の安定とともに増してきたのが得点力。
後半10試合で19ゴール。
1試合平均1.9ゴールと今季の最初に言われ続けた決定力不足はどこにいったのか(笑)
そんな中、前半29分。
レイが左サイドにため真司へ。
その真司のクロスにさんぺーが合わせ先制ゴール!
(画像は京都から来てくれたMさんからいただきました)
(同じくMさんより)
喜ぶさんぺーとごっちゃん。
(Mさん、ありがとうございました)
試合は0-1のまま後半戦に。
後半に入って早々、清本のパスに走りこんだ八反田がクロスをあげ、再びさんぺーがゴール!
この試合2点目。
これで得点は 0-2に。
さんぺー 今季二桁10ゴール目 おめでとうございます!
「ホーム最終戦は(高松)大樹さんのために(ゴールを狙った)」
「最終節はみんなのために(ゴールを狙った)」さんぺー コメント
55分。
試合前から怖かったフェルに1点返され1-2に。
35歳にしてはキレキレのフェル。
本当に怖かったですね。
チームを引き締めるさんぺー。
57分。
フェルのゴールから2分後。
ガイナーレに傾きかけた流れを再びトリニータに引き寄せたのが「岩田」
サイドから駆け上がった気迫のこもったJ初ゴールとなる貴重な追加点。
岩田の姿が見えない(笑)
この大一番で初ゴールを決めた「岩田」
メンタルがすごい!!
岩田 J初ゴール おめでとうございます!
さらに63分
岩田から受けた昌也からのクロスに合わせたのが今季初となる鈴木のダメ押しゴール。
「鈴木 今季初ゴール おめでとうございます!」
「優勝という貴重な経験ができた」真司 コメント
「この1年の思いが報われた」
「次は自分たちがチームを引っ張っていかなくてはいけない」昌也 コメント
「試合が進み、徐々に優勝が確信に変わってきた」 伊佐 コメント
「みんなおめでとうございます」
「これで心置きなく引退できます。」
「トリニータ愛を持ってJ1を目指して」 高松 コメント
「選手が一つ一つの試合に最大値を出してきました」
「責任があったので達成できてほっとしています」 片野坂監督 コメント
「この数週間はすごいプレッシャーだった」ごっちゃん コメント
そばに駆け寄ったのが真司でした。
ダニエルに抱えられるごっちゃん。
期待されながら結果がなかなか出なかった前半。
しかし見事に覚醒した結果J3得点2位の「14ゴール」はお見事でした。
(相棒のさんぺーちゃんと)
とりスタに駆け付けたサポーター「1500人」以上。
大銀ドームのパブリックに駆け付けたサポーター「5000人」以上。
優勝が決まったときから降り出した雨。
涙をかくす天からの贈り物なのか。
大粒の雨が降り出しました。
今季最後の「トリニータ オーレ」も「大分よりの使者」も歌えました。
今季最高の選手の笑顔にも出会えました。
「とりぎんバードスタジアム」生涯忘れられない場所になりました。
来季はJ2という厳しい世界で勝負します。
いつまでも、どこまでも大分トリニータの一員でありたいです。
J3に降格したとき、いち早く残ることを決めてくれた選手。
必ず自分がJ2に上げると他からのオファーをことわってくれた選手。
「僕は大分に骨を埋めるつもりで戻ってきました」と言ってくれた選手。
J1からJ3に来てくれた選手。
「トリニータに恩返しするときがきた」と引き受けてくれた監督。
スポンサーを続けてくれた企業のみなさま。
少ない人数で頑張ってくれたスタッフのみなさん。
それを支えたボランティアのみなさん
そしてJ2の時よりもたくさんドームに足を運んでくれたトリサポのみなさん。
J3優勝・J2昇格 おめでとうございます。
みんなで喜びましょう
「テッペン 獲ったぞ~!!」
僕らは
僕たちは
大分トリニータ!