記憶に残る花火大会！

昨日は岡崎（愛知県）の花火大会。打ち上げ数は、２万発（？）の予定だったと思う。数年前に一度豊田市にその数を抜かれたが、また逆転した大会。昨日が５２回目とのこと。

川沿いの斜面に設けられた桟敷席の前から２列目、しかもほぼ中央の位置。

７時からスタート。右方向の夜空に次々に打ち上げられる花火の素晴らしさに改めて感動。

初めて見たのは、川の上に浮かべた船から打ち上げられる花火の、筒から打ち上げられる時の勢いの凄さ！もの凄い勢い！というしか表現方法が見つからない。しかもその近くに手筒花火を打ち上げる人々が何人かいるのだから、これも驚きである。

もう一つは、やはり船から川面に投げられた金魚（？）花火。長さが２５センチ程度の筒のようだった。川面を明るくしながら、表面を滑るように移動し、最後に、パン！という音を発して消えていく。
この花火の数も半端じゃない。一体、いくつ川面に放り投げたんだろうか・・・百ケを上回るだろうことは容易に想像できるんだが・・・

そして、８時２０分頃。アレッツ？花火の音に混じって空に別の音。雷？と思っていたら、数分後に最初はポツポツ。この程度なら問題無い、と思っていたら１～２分後には土砂降り！

花火をあきらめ、名鉄の東岡崎駅を目指し、帰宅し始めた。歩き始めて５分もしない内に、私・妻・孫３人もみんなズブ濡れ。

駅前の、最後の横断歩道を渡ったのまでは良かったが、そこで動きがストップ。これまたもの凄い人の集まり。当然雨は激しく降るが、駅ビルへは人が多すぎて全く入れない。そんな状態がどのぐらい続いたんだろうか？

私のヘルニアから来る足の付け根は痛いし、立っていられないという感じなのに、とても座るどころではない。孫達と手を繋ぎ、少し動くたびに見失わないようにするのが精一杯。

１５分後ぐらいかな、と思うが、ようやく何とか駅ビルの中に入った。と思ったら、今度は中が蒸し暑く息苦しい。そしてそこからも全く動く気配無し。

そこで判断。ようやく入れた駅ビルから外に何とか出て、家の方向に歩き始めることにした。

道路沿いのレストランをめざして歩いた。外は気持ちがよかったが、これがまた私にはしんどかった。足の付け根が痛い。寒いとクシャミを連発していた孫達には、これは身体が温かくなり、よかったようだ。

ようやくファミリーレストランにたどり着いたのが９時４５分頃。桟敷席を去ってから、１時間２０分。この間、雨に濡れ、歩くか立ち止まっただけ。

ダメで元々と思いつつ、その店から携帯でタクシー会社に連絡。すると、４５分～１時間後で良ければいいですが、の回答を得、即了承。結局、４５分後にはタクシーが店に着いた。

家までタクシーで１，９００円強。ズブ濡れの私たちを乗せるために、シートカバーを取りはずし、乗せて頂いたお礼に３，０００円を渡し、ようやく帰宅。

孫達は真っ先にお風呂に入っていった。

落ち着いて眠りについたのはみんな１２時を少し過ぎてから。

花火と土砂降りと駅前の異常な混雑！孫にとっても忘れられない花火大会となったと思う。