早朝ゴルフの打ちっぱなしに行った帰りのこと。
練習場を出て、すぐの小さな交差点。
信号が青だったので、右ウィンカーを出して、右に曲りかけたら、何と前から直進車が来た。
お互い、余りスピードを出していなかった。私はビックリしたし、先方もヘッドライトを2回点けて注意をしてきた。私の車は既に右に曲がっており、先方が止まらなければ私の車の左前方にぶつかっていた。
驚いたのは、私にはその車が全く見えていなかったことだ。
雨が降り、周りが何と無くドンヨリとした雰囲気の中、アスファルトは黒っぽい灰色、先方の車も灰色っぽい。
何と無く全体が保護色の中で、その車を全く認知出来なかった。
本当にこんなことが有るんだ。ぶつからなくて良かった、と思った。
私がよそ見をしていた訳でもなく、また眠い等でボンヤリしていた訳でもない。
今まで、事故を起こしたのは1度だけ。しかも40年前。それ以後一度も事故を起こした事が無い。当然、私の運転は防衛運転である。
車が出てくるかもしれない、人が飛び出すかもしれない、直進車が止まらないかもしれない・・・危険な可能性を予想し、それを回避するような運転に努めてきたと思う。
但し、今日みたいな事が有ると、今までの予防運転に加え、注意を自分自信に向け、自ら問い直しながら運転をしていく必要が有ると思っている。
兎に角、何も起きなくて良かった。