株の暴落と巨人の優勝

今週頭の中を多く占めたのは世界的な株の暴落が一番。

サブプライムローンの問題以前から米国が一国覇権主義から多極主義の方向に向かいつつある。その現象を見ているとやがてドルは下落し、世界の金融体制が変わる、との批評記事は何度も読んでいた。

だから、昨年からの不動産のミニバブルがはじけたのは当然と思っていた。むしろ遅いと感じた。２～３年前から個人的には、ファンドの買収による地価吊り上げはもうハジケナイトおかしい、と考えていたからだ。

だけど、今週の株の暴落は、異常、を通り越して、何かが本当にはじけてしまって、底なしの世界に入っているような気がする。

この土日の休日後、どう展開していくかで、今後の世界がどうなりそうなのかが分かりそうな気がするが、少なくとも当面は底を見出すかどうかがポイントで上昇局面は暫くは期待できないのかもしれない。

一方、昨日の巨人の優勝は信じられない。巨人ファンではあるが、とっくに野球から関心が無くなっていた今シーズン。まさかの出来事に世の中の不可解さを感じる出来事だと思う。何はともあれ、私には嬉しいことだった。